Apple Remote Desktop 2 導入




Apple Remote Desktop 2.
10クライアント版
¥31,290




現在、我が家で稼働中のマックは 5台だ。 

・PowerMac G4 (私のメインマシン)
・PowerMac 9600 G3 (我が家のファイルサーバ)
・PowerMac 7600 G3 (我が家のプリンタサーバ)
・iBook (妹のマック)
・PowerBook 2400 (私の見積りマシン)

それらのマックを遠隔操作出来るソフトが、この「Apple Remote Desktop」である。
前から欲しいとは思っていたのだが、なかなか購入に踏み切れずにいた。
この度、モニターレスのファイルサーバ(PM9600)の遠隔操作の為に、遂に購入する事にした。
無制限クライアント版(¥52,290)もあるが、我が家では 10クライアント版で充分だ。

ソフトを上手く使えないといけないので、購入後のアフターも考えて、
アップルストアからではなく、MACBASE の森さんから購入する事にした。
所がだ、森さんは「Apple Remote Desktop」を使った事も、売った事も無いらしい。
なら、何処で買っても良かったと言う話しである。まあイイだろう・・・

パッケージの中に、説明書らしき物が殆ど入って無いのには参った。
インストールの手順すら無い。アップルらしい、実に微笑ましいパッケージ内容だ。
PDF の「管理者ガイド」なんてのがあったが、114ページもあったので殆ど見ていない。
運用に際し、後でゆっくり・じっくり見るとしよう。多分見ないだろうな・・・




監視画面(PM G4 から他のマックを見る)


様々なトラブルを乗り越え、使える様に成るまで 2日掛かった。
遠隔操作が出来た時は、余りの感動で涙が出そうに成った。缶ビールで乾杯!って感じだ。
Windows にもこう言うソフトはあるだろう。これは実に素晴らしいソフトだ。
自分の部屋に居ながらにして、他のマシンをスリープさせたり再起動させたりが出来る。
フォルダを開くのは勿論、アプリも立ち上げられるし、設定も変えられる。
使ってみると判るが、コレは実に便利で、実に面白いソフトである。
ただし、終了しているマシンを起動させる事は出来ない様ではあるが・・・

Apple Remote Desktop 2 は、基本的に Mac OS X 10.2.8 以降のマシンが対象だが、
VNC(Virtual Network Computing)と言う機能を使って、
それ以前の OS X や OS 9 マシンでも、全く同じとは行かないが遠隔操作をする事が出来る。
因に、監視画面の右上(PB2400)は OS 9.1 なので、VNC を入れて使える様にしてある。
驚いた事に、使えるのはマックばかりではない!
Windows も Linux も、UNIXの各クライアントユーザもサポートしているらしいのだ。
まあ、マックしかない我が家には、関係の無い話しだが・・・




制御画面(他のコンピュータを普通に操作出来る)





一番の目的だった PM9600 のモニターレス遠隔操作だが、一つ問題があった。
インストールを終え、設定を済ませ、遠隔操作が出来るのを確認して、元の場所へ・・・
なんと、モニターが付いてないと画面共有が出来なかったのだ!
モニターが無くても画面共有は出来る筈なのだが・・・、私の勘違いだろうか?

色々調べて判ったが、P_RAM クリア(command + option + P + R)で出来る様だった。
だが、PM9600 には一つ大きな問題がある。
PM9600 は裏技を使って無理矢理 OS X を入れているマシンなので、
P_RAM をクリアしてしまうと、設定が飛んで OS 9 からしか起動しないのだ・・・
折角 OS X 10.2.8 まで上げた PM9600 を、今更 OS 9 に戻して使いたくはない。
もうしばらく調べてみて、何かいい方法を考えるとしよう。

物事、なかなか思い通りには行かないものである。
だが、こう言ったトラブルが、スキルアップのチャンスでもあるのだ。
マックな諸君、お互い頑張りましょう。



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Apple Remote Desktop 2 導入 (2005.03.31) 


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