10Gbps Ethernet 増設計画 2023



   
露出の LAN配線(階段室2)
我が家には、こんな露出の LAN配線が 1カ所ある。


こっち側が古い家で、向こう側が新しい家です。2階和室まで廊下を露出で LAN配線をしております。
尚、向こう側の新しい方は PF管を配管して、その中に LANケーブルを通線しています。
PF管(耐燃性)CD管(非耐燃性:コンクリート埋設用)なので、屋内は PF管を使いましょう。
以前から、ここに LANコンセント(CAT6A)を付けようと思っていた。

   
上左(黄):CAT6A(パンドウイット 6m)   
上右(紫):CAT6A(パンドウイット 6m)
下左(赤):CAT6A(パンドウイット 4m)
下右(緑):CAT5E(東日京三電線 5m)


2019年の「我が家の 10Gbps Ethernet 計画」の時に余った、パンドウイットのケーブル(CAT6A)達です。
CAT5E(東日京三電線)は、その時に CAT6A と交換したケーブルで、一本だけ残して置いた。
この一本以外、元々の通線ケーブル(CAT5E)は全て廃品回収に出した。
少々勿体ないと思ったが、時代は 10Gbps Ethernet(CAT6A)なのだよ。

2階の情報配電盤からここの階段室までは 5m の配線で行ける。以前、通線ワイヤーで長さを計った。
パンドウイットの余ったケーブル(6m)を使いましょう。CAT6A のジャックキットは新規購入する。
ケーブル(黄)を使う事にしたので、ジャックのプレートも黄色を注文した。
前回やったのが 2019年(4年前)なので、繋ぎ方の予習・復習をする。
4年前の出来事だと全く覚えていませんね。我ながらビックリしました。

 

    情報配電盤から階段室までケーブル(黄)を通す。
言うまでもなく、通線ワイヤーが大活躍する。
こんな時しか活躍しないが、大活躍なのである。
既存のケーブル(水色)は、PF管にそのまま残して置く。
2口(CAT6A、CAT5E)にする予定だ。
  左:CAT5E ジャック(ナショナル製)
右:CAT6A ジャック(パンドウイット製)

CAT5E のモジュラージャックは何個かある。
2019年の 10Gbps Ethernet 計画で交換したジャックで、
Panasonic でなく National 製です。
  CAT5E(ナショナル)を接続して、
LANケーブルテスターで配線チェックをする。
T568B(ストレート配線)OK
考えてみると、ナショナルのジャック接続は初めてだった。
  CAT6A(パンドウイット)を接続して、
LANケーブルテスターで配線チェックをする。
T568B(ストレート配線)OK
パンドウイットの方は、やりながら段々と思い出した。
no image  

モジュラージャックの繋ぎ方は省略します。
以前「我が家の 10Gbps Ethernet 計画」で説明済みです。
尚、繋ぎ方はネットで探せばゴロゴロ出て来ます。
LANケーブルテスターは、2019年の時に購入しました。
テスターが無い頃は、順番が間違っていないか不安でしたが、
テスターがあると、間違いない事を確認出来るので安心です。

  埋込用金属枠にモジュラージャック(2つ)を取付ける。
切り離した CAT5Eケーブルには LANコネクタを付けた。
前に買った「LANコネクタ自作キット」の残りがあった。
10個セットで 2個しか使っていなかった。
正直言って、LANコネクタの自作は老眼には辛い。
自作した LANコネクタのストレート配線も OK でした。
 

2口用カバープレートを付けて、perfect(完璧)ですね。
これは近所のホームセンターで買って来ました。
2口 LANコンセント(CAT6A、CAT5E)の増設完了!


我が家の LANコンセントは、当初 7カ所(CAT5E)でしたが、CAT6A(5口)CAT5E(6口)に増えました。
7カ所(7口)から、8カ所(11口)に増えましたが、まだ配線は CAT5E の方が多い。
主要な配線は CAT6A(10Gbps対応)に交換済みなので、十分と言えば十分です。
配線は CAT6A(10Gbps対応)でも、各所スイッチングハブが 1Gbps な訳ですけど・・・

 → 
before
単なる LAN 配線の通り道
  after
2口 LANコンセント
(CAT6A、CAT5E)

 

CAT5E の LANコンセントは何に使うの?
先日、裏の池の Wi-Fi 問題を何とかしようと、Wi-Fi の「ブースターアンテナ」を付ける案と、
「屋外用 LANケーブル」で池まで有線で LANケーブルを伸ばす案で、私なりに真剣に悩んでいた。
どちらにせよ、LANケーブルを屋内から屋外に出さないといけない。それが一番面倒かもと思っていた。
実はその時、ここに LANコンセントを付けて、ここから外に持って行こうと考えていたのだ。
今なら「ブースターアンテナ案」も「屋外用 LANケーブル案」も、直ぐに行動に移せます。
だが今は必要ないし、不必要な事にお金を掛ける気はありません。キリッ


今回の出費は?

パンドウイットの CAT6Aケーブルは「我が家の 10Gbps Ethernet 計画」で余ったケーブルだし、
CAT5E のモジュラージャックは、その時に CAT6A に交換して余ったジャックだし、
LANコネクタは、前に買った LANコネクタ自作キット(10セット)の残りです。
LANケーブル工具セットや通線ワイヤーは「3階の 10Gbps Ethernet 計画」の時に買いました。
新たに買った物と言えば、パンドウイットの CAT6Aジャックキット(2,073円)と、
ホームセンターで買った、2口用カバープレート(194円)の 2つだけなので、合計 2,267円です。
私の日曜電気屋の手間は「半日」です。私の手間は高い。プロ並みの仕事ですからね。バキッ!/(>_<;

以上「10Gbps Ethernet 増設計画 2023」なんて大層なタイトルを付けましたが、
露出配線の LANケーブルを途中で切って、LANコンセントを増設したって話です。



10Gbps Ethernet 増設計画 2023(2023.10.02) 


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