Internet Auctions / PowerMac 6100/60



先日(4/18)ネットオークションで「PowerMac 6100/60」を落札した。
我が家の「Macintosh Centris 660AV」にそのロジックボードを入れて、
セントリスをいわゆる「パワーマック」にしてしまおうと言う企みなのだ。
ウインで言えば「486」を「Pentium」にする様なものだろう・・・


PowerMac 6100/60+Apple Keyboard+Apple Mouse ¥10,000(落札金額)

「PM6100」はセントリスと同じピザボックスの筐体なのだが、
CPUは「PowerPC」であり、ロジックボードはまったくの別物なのだ。
その初代パワーマックのロジックボードを、セントリスに移植してしまおうと言う考えだ。

更にその「PM6100」には、純正キーボードと純正マウスのおまけが付いている。
それまでマウスしかなかったセントリスに、待望のキーボード環境が手に入るのだ。
ついでに「キャディ式」の CD-ROM を、PM6100 の「トレー式」と交換してしまおう。
これで CD の出し入れも、キャディケース不要となり使い易くなるだろう・・・

不便さを知るという事は大切な事だが、使い続けるとなると便利なのにこした事はない。



「Centris 660AV」と「PM 6100/60」のスペックデータを比べて見よう・・・

Macintosh Centris 660AV PowerMacintosh 6100/60
CPU MC68040 / 25MHz PowerPC 601 / 60MHz
FPU CPUに内臓  同左
メモリ 8〜68MB(MAX) 8〜72MB(MAX)
ハードディスク SCSI 230MB SCSI 250MB
CD-ROM 倍速(キャディ式) 倍速(トレー式)
Ethernet 標準装備(AAUI-15)  同左
拡張スロット 040PDS×1 601PDS×1
出荷時期 1993年10月 1994年04月
発売時の価格 ¥398,000 ¥378,000

これが「Macintosh」と「PowerMacintosh」の違いだが、大して変わりない・・・
違いは「CISC型CPU」と「RISC型CPU」で、簡単に言えば「PowerPC」なだけなのだ。
RISCチップはそれまで、ワークステーションにしか使われていなかったのを、
パソコン用にApple、IBM、Motorolaの3社で共同開発した、RISC型のCPUなのであ〜る。
これもアップルの『The Computer for the rest of us』と言えよう。



Macintosh Centris 660AV / MC68040 25MHz / NEC 2GB HDD / 68MB RAM
 ↓(進化)
Power Centris 660AV / PowerPC 601 60MHz / NEC 2GB HDD / 68MB RAM

昨日までの予定ではこうだった。しかし気が変わってしまった・・・
届いた「PowerMac 6100/60」の動作チェックをしていて、ふっと思ったのである。
『この完動品のPM6100を、セントリスの為にバラバラにするのは勿体ないな〜』
『この素敵なPM6100をバラしてまで、セントリスを改造する必要があるのか?』
『それが「マック信者」として正しい行いと言えるのか?』 心がチクチクと痛んだ・・・

セントリスは「MC68040 25MHz」と言えども、プリントサーバとして立派に活躍している。
セントリスには「68Kマック」のまま、このままでいてもらおう!
そして「セントリス改造計画」改め「幻のPower Centris G3」とし、
新たに「PM6100改造計画」を始める事にしたのであった。ワッハッハ・・・
と言う訳で「PowerMac 6100/60」はバラバラにされる事なく、
我が家の4台目のマックとして、末長く生き続ける事になった・・・、めでたしめでたし。



Macintosh Centris 660AV & PowerMac 6100/60 & Apple MultipleScan 17 Display

親亀 Macintosh Centris 660AV / MC68040 25MHz / NEC 2GB HDD / 68MB RAM 
子亀 PowerMac 6100 / PowerPC 601 60MHz / Quantum 250MB HDD / 16MB RAM

現時点で、果たしてどちらが「使えるマック」と言えるだろうか?
明らかにセントリスの方が「使えるマック」と言える(笑)。
そのうちPM6100の方も、HDDとRAMを強化してあげる事にしよう・・・
そして、いずれ「MAXpowr G3 PDS 240-266MHz」を入れてあげるつもりだ。
それを入れれば一気に「G3マック」となり、ひ弱なPM6100などではなくなる。
「PM7600」の強力な『助っ人マシン』に成り得るだろう・・・

PowerMac 6100 / PowerPC 601 60MHz / Quantum 250MB HDD / 16MB RAM
 ↓(将来)
PowerMac 6100 / MAXpowr G3 PDS 240-266MHz / 2GB HDD / 72MB RAM




デスクトップの配置替え・・・


PowerMac 7600 & PowerMac 6100 & EIZO FlexScan E57T ×2

昨日までセントリスに親亀小亀していたPM6100を、PM7600の上に持って来てみた。
いずれ「G3マック」と成るであろうPM6100に、特等席を用意してあげたのだ。
ナナオのダブル画面といい、PM7600&PM6100といい、我ながらなかなか素敵だと感じる。
ここに「青白G3マック」と「グラファイトG4マック」があれば・・・、いや考えるのはよそう。

ダブル画面の「左」が、先日ゲットした「ナナオ2号」PM7600のメインモニターで、 
ダブル画面の「右」が、我が家の重鎮?「ナナオ1号」PM7600のサブモニターである。
しかも、ナナオ1号は前面パネルのスイッチで、PM6100のメインモニターに切り替るのだ。
ナナオのモニターは綺麗なだけでなく、こんな便利な使い方も出来るのであ〜る。

という事でスタートした「PM6100改造計画」は、夏までには終すつもりだ。請うご期待!


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