マックの大掃除と模様替 奮闘記




去年の暮れにやろうと思っていた「マックの大掃除と模様替」がやっと出来た。
「大掃除」とは、ファイルの診断・修復・オプチマイズの事で、
今回はフォーマットとパーティション編集までやる「+ 模様替」である。
3.2GB HDDのうち、バックアップ・データは2.2GBちょっとだった。
外付HDDの空き容量が640MBある。それと「PD」と「MO」で何とかなるだろう。

「Mac OS 8」あたりから、確か複数同時コピーが出来るはずだと思い、
「HD」「PD」「MO」へ同時にコピーしてみたが、なるほど出来るものである。
頭がいいなと感心する反面、当然かも知れないがスピードは・・・
まあそれは仕方がないと我慢しながら、3時間半ほど掛けてバックアップを取った。

改めてHD同志のコピーは速いと感心した。それに比べPDとMOは「亀」である。
4GB程度の外付HDDがあればな・・・、とつくづく感じた。
結局、バックアップは外付HDDの他に、PD(650MB)x3枚とMO(230MB)x1枚を使った。
今日はバックアップを取るだけで十分だろう。後は明日やろう・・・





2日目、まずは「フォーマット」と「パーティション作成」である。
フォーマッターは「ドライブ設定」ではなく、先日届いた「B's Crew 3」でやってみた。
今回のフォーマットは、拡張フォーマット「HFS+」でやろう。
パーティションは幾つに分けようか? 「PB 2400」と同じ3つで分けてみた。
「B's Crew」は「ドライブ設定」と違い、後でパーティション編集が出来るのが良い。
サイズは「Mac OS(500MB)」「Application(1.2GB)」「Files(1.5GB)」である。

そして、データをそれぞれのパーティションに戻した。
データの戻しは当然かも知れないが、バックアップの時よりもかなり速い。
しかし途中で2度のフリーズに見舞われて、結局戻すのに2時間ほど掛かってしまった。
まあ仕方がない許してやろう・・・、誰を? もちろんマックと私をだ。

さて、いよいよ次は「ノートン先生」の出番である。
まずは「Disk Doctor」で、診断と修復をやってみる。
すると「重度の障害・・・」が、かな〜りの数で発生するではないか・・・
結局「Disk Doctor」に、3回の診断と修復をしてもらう事になった。
お陰様で綺麗に治った様ではあるが、最後にオプチマイズが残っている。
オプチマイズの前に「デスクトップの再構築」を掛けたのだが、
再構築中にまたもやフリーズしてしまった・・・、いや〜な予感がする。

「Speed Disk」で検査してみると、ファイルの断片化は0.1%しかない。
断片化はなくても最適化!はしてあげないと、やはり気持ちが悪い。
「Speed Disk」で最適化していると、またもやフリーズである。おいおい・・・
がんばれマック! キミも疲れたろうがオイラも疲れているのだ!
と心で叫びながら、私は2本目のビールの栓を抜いた・・・

フリーズしたパーティションに再度「Disk Doctor」を掛ける。
最適化中のフリーズは痛い・・・、多くのファイルがやられていた。
いつもの事だが「ノートン先生」は、実に頼りになるソフトである。
しかし「Crash Guard」と「File Saver」は、問題ありなので使わない様にしている。

そしていざ再起動! 『日本語解析ライブラリがありません』だと? 何だそれは?
「Sherlock」で検索してみると、機能拡張書類だった。
書類自体はあった。壊れているのだろうか? ノートンは何をしていたのだろう?
各アプリを起動してみる・・・、むむっ、起動しないアプリがあるではないか!
しかもよりに寄って「ネスケ」と「茄子R」かよ・・・
急にどっと疲れて来た・・・。明日、落ち着いてゆっくり設定をし直そう・・・





3日目、仕事から戻り、まずは「システムの再インストール」から始めた。
『なぜ再インストール?・・・』と思う方もいるだろう。フッフッフ・・・
馬鹿なシステム君に対する、私なりの作戦(奥の手)があるのだ。
その後「ネスケ」と「ComNifty 一族」の設定をやり直した。
システムの再インストールと設定のやり直しは、1時間と掛からずに済んだ。
起動もバッチリ! まさに『ヨッシャー!』って感じである。
これでやっと「楽しいマックな生活」に戻れると思うと、涙が・・・ウソ!

バックアップから始まり、3日間に及ぶマックとの格闘?であった。
終わってみれば、これぞ「心地よい疲労感」ってやつである。
さ〜てそれでは、風呂に入ってビールでもグイッと飲むとしよう。

おしまい

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