Seagate 2GB HDD & Nakamichi CD-ROM Changer



自称「音キチ」こと「Mac & DUCATI ITO!」は、音にうるさい。
先日、セントリスからPM6100に入れ替えたNEC製のHDDの音に、我慢の限界を感じて来た。
セントリスに入れていた頃は、それ自体が隣の部屋にあったので余り気にはならなかったのだが、
それがPM7600の上、PM6100の中で下品な音を出されると、精神衛生上極めて宜しくない。
折角「G3マック」になってサクサク動く様になったPM6100も、これでは台無しである。
そこでPM6100のHDDを、音のいい品の良いHDDに交換する事にした。
性能にアクセス音の善し悪しは関係ないのだが、自称「音キチ」は許せないのであ〜る。

候補としては、マック標準搭載の「Quantum」又は「IBM」あたりが一般的だ。
それと先日セントリスに入れた「Seagate」もなかなかの代物である。
HDD容量はサブマシンと言う事で、2GB程度あれば必要かつ十分だろう。
さて、その線でネット・オークションで探して見る事にした・・・

Quantum、IBM、Seagate、それぞれ2GBの内臓HDDがあった。
Quantumのが一番安い様ではあったが、入札終了まで金額がどう動くかわからない。
そこで私は、ためらう事なく「Seagate」の入札に参加する事にした・・・
理由は簡単「ピザボックス・ブラザース」のHDDを、Seagateで揃えようと思っただけだ。
更に、PM7600がQuantum、外付けがIBMと来たら、PM6100は「Seagate」しかあるまい。
「Seagate 1GB HDD」が前回¥5,000で落札したので、今回の2GBは¥8,000くらいと考えていた。
結果は¥9,000であった・・・。相手あってのオークション、まあ仕方があるまい・・・



Seagate & NEC(表)          Seagate & NEC(裏)

Seagate Hawk ST32340N 2GB ¥9,000(落札金額)

左側のHDDが上品な音のSeagate、右側は下品な音のNECなのだが、
こうして基盤を上から眺めると、何やら街を航空写真でも撮った様にも見える。
外付けHDD(IO DATA / HDV-2G)から取り出した「NEC 2GB HDD」は、
セントリスの内臓HDD → PM6100の内臓HDD とマックを渡り歩き、
結局、元の「IO DATA / HDV-2G」の中に戻った。3ヶ月に及ぶ長旅であった・・・






Nakamichi 7Disc Changer / MBR-7.4 ¥12,500(落札金額)

それと7連装CD-ROMドライブ「Nakamichi 7Disc Changer / MBR-7.4」もゲット出来た。
これは辞書や画像CD-ROMや音楽CDなどを、入れっ放しにして置くのに便利だ。
実はマックを使う時のBGMで、いちいちCDを入れ替えるのが面倒だった・・・
と言うのが実は購入動機なのだが、ナカミチというのもポイントの一つである。
予定では、何も問題なくナカミチが動く筈だったのだが・・・

PowerMac 7600 Mac OS 8.5.1
PowerMac 6100 Mac OS 8.5 & 9
Centris 660AV Mac OS 7.6.1

1995年の製品だけあって、附属のドライバソフトは「System 7」までしか対応していないのだ。
辛うじてCentris 660AV(Mac OS 7.6.1)は動いたが、他はフリーズして何ともならない。
ナカミチのサイトを覗いて見たが、MBR-7.4の「Mac OS 9対応ドライバ」など存在しない・・・
困った品物を購入してしまったな〜と、自分の浅はかさに少々落ち込んでしまった。

動作確認は一応セントリスで出来たので、確かに「完動品」である事は間違いない。
その辺の所を、出品者側でコメントしていてくれればと思うのだが・・・
『購入する品物に関しては、購入者側でお調べの上ご購入下さい。』と言われそうだ。
悪く言えば『商品の知識も無いのに、オークションで購入などするな!』である。
5年前の製品か・・・、もう少し調べてから購入すれば良かったと少々反省している。

それまでのオークションで、安くて良い品物をゲットしていただけに、今回はちょっぴり悔しい。
だがしかし、そこは回復力の速いMac & DUCATI ITO!であ〜る。
別に「セントリス専用」のCD-ROM Changerでもイイじゃないか!
本当は上の写真の様にPM6100の上にのせて、PM6100で使う予定だったのだが・・・
その為にPM6100を「Mac OS 9」から「Mac OS 7.6」に下げる訳にはいかない(涙)。



人間、諦めが肝心である・・・、いや人間は考えるアシであ〜る。
どうせダメなら・・・、と捨て身になると以外と何でも有りになってしまう。
「7.6」に出来て、何で「8.5」や「9」では出来ないんだ? 何が悪いんだ?
よ〜く考えてみると何となく理由がわかった。わかった様な気がして来た・・・
私の辞書に「絶望」という文字は無い。ムフフフ・・・

いきなり結果を言うが、バッチリ「Mac OS 8.5」でナカミチが動いたのだ。
どういう必殺技を使ったのかは、説明が面倒なのでここでは省略しよう。
「必殺技」と言える程の技でもないのだが、言い得て妙な技を駆使してみた。
余りにもあっさり「8.5」でナカミチが稼動してしまい、私も少々驚いている。
だが、さすがに「Mac OS 9」では動かなかった・・・(苦笑)。

「MBR-7.4」をお使いで「Mac OS 8.5」に上げたい方は、メールでもくれたまえ。
必殺技をこっそり教えて差し上げよう。ワッハッハ・・・

いま音楽CDをたっぷり7枚入れて聞いている。念願の上の写真の状態であ〜る。
これって定価はいくらしたんだろう? CD-ROM Changer とはなかなか便利な物だ。
SCSI番号を一つしか使わないのに、入れたCDが全てデスクトップに現れて好きなのを使える。
説明書ではLANで共有も出来るらしいが、私の場合「必殺技」を使っている為か出来ない様だ。
今時「4倍速」は遅いとも思えるが、PM7600も4倍速だし、PM6100に至っては1倍速である。
普段の使用には何も問題はない。 思った以上に便利な品物で感心している。

やっぱり物事は最後まで諦めてはいけないものだとつくづく感じた。




これがそのPM6100(Mac OS 8.5)の方のデスクトップ画面であ〜る。
「Newer」のデスクトップピクチャが少々派手ではあるが、たまにこう言うのもイイだろう。
音楽CDが右側にずらっと7枚並んでいる。ウインドウはナカミチの「MBR-7 CD Remote」だ。
6枚目の1曲目、1分53秒・・・、機能も充実していて便利なCDプレーヤである。
CD1枚のランダム再生はもちろん、CD7枚全体のランダム再生も出来る。
もちろん好きな曲だけピックアップして「ジュークボックス」として聞く事も出来る。

更に出来ないと思っていたLANでの共有だが、CD-ROMなら共有して使う事も出来た。
購入して失敗したと思ったナカミチだったが、ここまで出来ればもう何も言う事はない。
使える様になるまで色々あったが、苦労した甲斐のあるナカミチだったと言えよう。


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