iBook(16VRAM)
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知り合いに貸し出していた「iBook G3 700MHz」が戻って来た。
戻って来たはイイが、HDD が 20GB しかないので、今のご時世では余り使い物に成らない。
そこで、内臓 HDD を大容量の物に入れ換えようと思った。
所がこの iBook は、マック史上、分解の難しさでは一番と言われているマックなのだ。
だが、そんな事に怯む私ではない。スキルアップの為にも是非やってみたい。
HITACHI HGST 5400rpm 120GB 5K160 [HTS541612J9AT00] ¥7,999(KITCUT) |
先日、『マックのパーツは秋葉館からしか買わない!』と宣言したばかりの私だが、
iBook 用の 2.5inch 120GB HDD は、秋葉館でなく「キットカット」に注文してしまった。
何故なら、秋葉館に 120GB の在庫が無かったからだ。無ければ他で買うしかあるまい。
尚、iBook G3 は 160GB を入れても 137GB 迄しか認識しません。
さて、ここ迄は分解作業であり、この後に HDD を交換したら組立て作業がある。
組立ては分解の逆の手順で、ネジやパーツを取付けて行けば良い。
組立て作業の写真は撮っていないので、省略させて頂く。
ここ迄の完璧に近い分解作業をご覧頂ければ、組立て作業の方も想像が付くでしょう。
組立て作業の方は、参考書を見る迄もなくアッと言う間に済んだ。ネジ 1本も余らない。
『オレ様って意外に出来る男なんじゃない?』バキッ!/(>_<;)
分解・交換・組立ての作業時間は、本を見ながら、写真を撮りながらで約 3時間だった。
2回目なら、半分の 1時間半で HDD 交換が出来そうな気がする。
参考文献 はぐれ Mac Fan 改造派 2(MYCOM MOOK) 定価:¥1,800(税別) |
iBook の HDD 交換で参考にした本だ。お陰様で無事に HDD 交換が出来ました。
「はぐれ Mac Fan 改造派」は 1と 2を持っているが、今は 3も出ている様だ。
参考書も見ずに分解をするのは、単なる無謀としか言えません。
HDD の交換作業は、HDD を交換しただけでは終わらない。
入れ換えした HDD の動作確認がある。動かなければ初期不良で返品だからね。
OS のインストールやら、ソフトのインストールやら、やる事は未だある。
iBook に Mac OS X 10.5(Leopard)を入れようとしたが、動作環境的に無理だった。
仕方がないので、Mac OS X 10.4(Tiger)で我慢するとしよう。
10.4 の動作環境が「G3 600MHz 以上」と成っていたので、やはり 10.4 が限界の様だ。
モニターに分解した iBook の画像・・・ そして隣に組立てた iBook・・・ それが 10.4(Tiger)で起動しております。 写真右下の本が、お世話に成った参考書だ。 |
iBook G3 700MHz / 12.1"/ 120GB HDD / 640MB RAM / ComboDrive
Mac OS X 10.4.11(Tiger)
iBook ユーザーで、HDD の容量不足で 10.4 にアップ出来ない人も多いんじゃないかな?
「at my own risk」で HDD を交換すれば、快適な iBook に生まれ変わりますよ。
世の iBook ユーザーは、気合いを入れて内臓 HDD の交換にチャレンジするべし!
甘く考えてやると、痛い目に遭いますけどね・・・
近所の悪友(畑中光くん)は「iBook G3 600MHz 14inch」を持ってましたなあ。
彼は iBook を持ち歩く時に、いつも外付け HDD も一緒に持ち歩いている。
内臓 HDD の容量が目一杯だからだ。私に出来て、彼に出来ない訳がないと思うのだが・・・
次は、彼が『iBook の HDD を交換した!』って報告を期待しております。
iBook 改造計画 2008(2008.04.19)