Mac OS 9 & EX-建築申請





これは「Mac OS 9」と「Mac OS 8.5」のパッケージである。
我が家のマックは、現在「8.5.1」のシステムで稼動している。
「8.6 Updater CD-ROM」を¥2,500で購入したのだが、
設計で使っている「MiniCAD VectorWorks」が「8.6」で動かなかったもので、
¥2,500は無駄になってしまったと言う感じだ・・・

先日「VectorWorks」の使い方の事で、サポートに問い合わせてみた。
すると 『Mac OS 8.6に対応していますよ、OS 9で使っている方もおられます・・・』
えっ、何だと? てっきり「8.5.1」までしか対応していないとばかり思っていた。
それじゃあ、今度「Mac OS 9」を入れて試してみよう・・・

実は先日の「AQUAZONE」と一緒に買って来たのだが、まだ試していなかった。
「Microsoft Word」の調子は相変わらず悪いし「Excel」の方も最近イマイチだ。
追い討ちを掛ける様に『日本語解析ライブラリが見あたりません・・・』
なんてアラートまで出てくる今日この頃である。
これは「Mac OS 9」にしろと言うお告げと解釈し「8.5.1」から「9」に上げる事にした。

私もまんざら初心者でもない。いきなりシステムを入れ替えたりはしない。
まずは、外付けHDDに「9」を入れて「VectorWorks」が動く事を確かめないとね・・・
入れてビックリ!動かしてビックリ! なるほどサポートのお姉さんの言う通りだ。
「Mac OS 9」でバッチリ動くじゃないか!
動かなかった「8.6」はいったい何だったんだろう?
「8.6」はもうどうでもいい、今日から私は「Mac OS 9」なのであ〜る。ワッハッハ

早速「PM 7600」の内臓HDDにも「9」をインストールしてみた。
勿論、それまで使い込んだ「8.5.1」は、大切にバックアップを取っての事である。
私がこれまで使ってきた「7.5.3」「7.5.5」「7.6」「7.6.1」「8」「8.1」「8.5」「8.5.1」
その中で、一番仲良く付き合えたシステムだったかも知れない。
いままでありがとう・・・、そしてごくろうさま・・・

「9」のインストールを終え、必要なコントロールパネル、機能拡張、初期設定のファイルを
「9」のシステムにコピーして、大体の設定を終え、いざ再起動!
ジャ〜ン、起動音が実に心地よい・・・、アイコンパレードもスムースである。
VectorWorks 起動!CLARIS 起動!Netscape 起動! Photoshop LE 起動!
Excel?Word? しまった、まずい、大事なエクセルが起動しない・・・

実は私の「Microsoft Office」は「4.2」で「Office 98 for Mac」ではないのだ。
「Office 98 Upgrade Package」は¥36,800もするので、まだ「4.2」のままだったのだ。
どうしよう・・・、¥36,800は痛いな〜。
なぜか、殆ど使わない「PowerPoint」だけ起動する事が出来た・・・

そして結局、予備パーテイションに移した「8.5.1」を元に戻す事になった。
我が家の「9」は「Office 98 Upgrade Package」を買ってから入れるしかあるまい。
ちょっぴり、いや、かな〜り虚しい・・・、今日はいったい何をやっていたんだろう?






左が、私の使っているCADソフト「MiniCAD VectorWorks」のパッケージである。
右が、そのプラグインの「EX-建築申請(建築確認申請支援プログラム)」である。
だから何だと言うのだろう? 実は「EX-建築申請」の話しである。

これは「MiniCAD7」にまでしか対応していないソフトである。
つまり「MiniCAD VectorWorks」では使えない、どうしようもないソフトなのだ。
建築基準法が改正され去年の7月から申請書様式が変わった。 当然の事だが未対応である。
それがやっと「VectorWorks 対応」「改正建築基準法 対応」となった。

それまで、仕方なく手書きで申請書類を書いており、早期対応を強く望んでいた。
去年の暮れに、何とも我慢が出来ずに「確認君 for Mac」なるソフトを買ってみた。
ウインだと色んな建築確認申請ソフトがある様だが、マック版は少ないのだ(涙)。
シェアウエアで¥12,000だったと思うが、これが何とも使えないソフトだった。

ソフト的にまだ未完成と言った感じで、シェアウエアの非力さを感じた。
変なところが何ケ所かあったので、メールで「問い合せ&指摘」したところ、
返事のメールに修正版が添付されて届いた。それもでも完全版とは言えない物だ。
メールで問い合せを4〜5回するうちに、返事が返って来なくなってしまった・・・

『確認君の絶大なる威力をおためし下さい・・・』
と言うのに釣られ、デモ版を試してみて、これは使えると思って買ったのだが、
これが手書きよりも始末が悪い。おバカな私には使えないソフトだったのだ。
それを使い続ける気持ちも無く、間もなくそれはハードディスクから抹消されたのだった。
¥12,000、ローヤル15年をキープして「び〜どろ」で飲めたなあ・・・

今やっている設計で、書類を作るのに「確認君」を復活させようと思っていた。
そこに「VectorWorks 対応 EX-建築申請」のCD-ROMが届いた。
早速、インストールして書類を作ってみた・・・、ん〜これはいい。
建築計画概要書(第三面)の配置図・附近見取図の張付けもバッチリである。
しかも「VectorWorks」になって使えなくなった為の対応版なので「只」なのだ。
無駄なお金を使って後悔していたが、これで帳消しと言う事にしよう。


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