PowerMacintosh 9600 武装化計画




124KB

先日、ネットオークションでゲットした「PowerMacintosh 9600/300」である。
素のままでは、我が家の「PowerMacintosh 7600 G3」にも性能が劣るマシンだ。
割腹方法は PM7600よりも簡単だが、PowerMac G4 の 1アクションとまでは行かない。
久々のマックいじり・・・、う〜ん腕が鳴るぜ!



32KB

CPUカード「BUFFALO HG3-PM500」

先ずは CPUのアップグレードだろう。PowerPC 604ev/300MHzのままではね。
PM7600が「G3-400MHz」で、PM6100でさえ「G3-266MHz」なのだから・・・
CPU を「G4」にとも考えたが、サブマシンと割り切って「G3-500MHz」で我慢しましよう。
ブランド的には「SONNET Crescendo」の G3カードが欲しかった。
SONNET は大型ヒートシンクで冷却する。だが、こちらはクーラー付きである。



32KB

Videoカード「ATI Xclaim VR 128 (16MB)」

PM9600のグラフィックカードは「IXM Twin Turbo 128」が標準で入っている。
PM7600ではテレビが見れたのに、PM9600でソレが見れないと言うのは何だか面白くない。
「ATI Xclaim VR 128」には「Xclaim TV」という TVチューナーも付いており、
アンテナを繋げば PM9600でテレビも見れる。やっぱりサブマシンならテレビが見れないとね。
標準の「IXM Twin Turbo 128」とコレで、ツインモニターにも出来る。



28KB

Ultra2 Wide SCSIカード「ATTO Express PCI UL2D(Ultra 80

ATAカードを入れようとも考えたが、PM9600はやっぱり「Ultra Wide SCSI」だろう。
ATA の HDD は安くて容量がデカイ! 実にお買得な HDD ではある。
だが、私は「マックな人」だ。マックユーザーは昔から「SCSI」を使って来たのだ。
このカードは「PowerMac G3」に入っている、アップル純正の Ultra Wide SCSIカードらしい。
PM G4 が ATA66 なので、データ転送速度は G4より PM9600の方が速くなってしまった(笑)。
更に HDD の回転速度も、G4は 7,200rpmだが、こちらは 10,000rpmである。
ハードの信頼性・寿命・スピード、共に ATA よりも SCSI の方が上だ。値段もイイが・・・
高いパーツは、オークション等で安く手に入れればイイ事である。

内臓 HDD:
IBM Ultrastar 18LZX 9.1GB LVD-10,000rpm
〃  :
IBM Ultrastar 4.5GB LVD-7,200rpm



36KB

それと PM9600の標準 LANポートは 10base-Tなので「100BASE-TX LANカード」を入れた。
FireWireポートは無くても、せめて USB は必要だろうと思い「USBカード」も入れた。
PCIカードスロットはこんな感じで、拡張スロット 6つのうち 5つが埋まった。
Ultra Wide SCSIカードの右側が、CPUカード(HG3-PM500)である。

1
Ultra2 Wide SCSI Card:
ATTO Express PCI UL2D(Ultra80)
2
100BASE-TX LAN Card:
GREENHOUSE GH-ELM100R
3
USB Card:
Century PU2
4
Video Card:
ATI Xclaim VR 128 (16MB) 
5
空きスロット:
 
6
Graphic Card:
IXM Twin Turbo 128


これら PM9600の改造に掛かったパーツ代は、締めて¥53,040也!
掛かった改造費の割には、マシンのパフォーマンスが上がっていると自負している。
正面の「拡張ベイ」に MO を内臓する予定だったが、まだソレは入っていない。
実はオークション終了間際に、横から霞め取られたのだ(怒)。それ以降なかなか出て来ない。
別に焦る必要もないので、ゆっくりじっくりゲットしようと考えている。

次は、PowerMac G4 の『Ultra3 Wide SCSI 武装化計画』転送速度 160MB/sであ〜る。


The Computer for the rest of us
(専門家以外のためのコンピュータ)



PowerMacintosh 9600 武装化計画(2002.12.21) 


 My Macintosh!に戻る。