参考までに、マシンスペックは以下の様になっている。 簡単にマシンの評価が判るのが「Norton Utilities」の「System Info」のベンチマークである。 これを見れば「Power Mac G4 / 867MHz」がどの位速いのかがお判り頂けるだろう。 だが「AltiVec」を使わない一般の処理では、G3並みの処理しか出来ない。 それより可哀想なのはセントリスの評価だ。そろそろ引退させてもイイのかもしれない。 そしてこの取っ手も又素晴らしい。タワー型にはやはりこの位の取っ手が必要だと感じた。 プリインストールの「Mac OS X」に関しては、正直まだ良く判らない。 5年間、PM7600を中心に楽しいマックライフを過ごして来た訳だが、 私は専門家ではないので、そんな事をやる勇気もスキルもありません(爆)。
遂に!と言うか、今頃?と言うか・・・、新しいマックが我が家にやって来た。
新型(Quick Silver)の「Power Mac G4 / 867MHz」であ〜る。
先日、在庫処分の旧型G4を買いそびれ、心のモヤモヤがどうにも消えず、
新型G4を注文してしまった訳だが、諸々の事情でマック到着が今頃になってしまった。
やって来たのは 8/19 、注文してから3週間・・・、アップルは随分と待たせてくれるものだ。
プロセッサ
867MHz PowerPC G4(MPC7450)
オンチップキャッシュ
2次キャッシュ256KB / 867MHz(1/1)
バックサイドキャッシュ
3次キャッシュ2MB / 217MHz(1/4)
システムバス
133MHz
メモリ
128MB(最大1.5GB)
ハードディスクドライブ
60GB Ultra ATA / 66(7,200rpm)
ドライブ拡張ベイ
3.5インチ×3基(1基標準搭載)
AGP 4X グラフィック専用スロット
nVIDIA GeForce2 MX(32MB SDRAM 搭載)
光学式ドライブ
SuperDrive(DVD-R / CD-RW)
FireWire ポート
2基(合計400Mbps)
USB ポート
2基(各12Mbps、合計24Mbps)
PCI スロット
4基(64ビット/ 33MHz)
Ethernet ポート
10 / 100 / 1000Base-T(RJ-45)
ワイヤレスネットワーク
AirMac 対応
モデム
56K V.90(RJ-11)
本体サイズ / 重量
W226×H432×D467 / 14.1kg
とまあカタログデータを並べてみても、興味のある人しか見ないだろう。
参考までに、私のG4はメモリを512MBまで上げている。
HDDはそのうち「RAID」でもしたくなったら、追々増設するとしよう。
因に下の青いのが、それまでのメインマシン(PM7600 G3 / 400)の総合評価である。
5年前の「PM7600/120」に比べ確かに性能は上がっている分、それなりにお金も掛かっている。
まあお金を掛けたからこそ、5年もメインで使って来れたのではあるが・・・
他にサブマシン(PM6100 G3 / 266)やプリンタサーバ(Centris 660AV)もある。
ついでに、先日買いそびれた旧型「G4」667MHz のベンチマークも入れたのでご覧あれ。
念の為だが、棒の長い方が性能がイイと付け加えておこう。
ミニキャドのレンダリングをやってみたが、7600が可哀想なくらいに速かった。
システム総合評価では2.63倍の性能アップだが、実際には5〜6倍速いと言った感じだ。
G4のベクトル演算ユニット「AltiVec(Velocity Engine)」の働きだろう。
何しろ7600で2分半(150秒)掛かるレンダリングが、G4だと25秒で終わってしまうのだ。
流石は「G4」Supercomputer on a chip なだけの事はある。
「G4 / 867MHz」であれば「Pentium 3 / 1.3GHz」程度のパフォーマンスは出るだろう。
やはり「Pentium」と張り合うには「G4 / 1.2GHz」程度は欲しい所だ。トホホ・・・
科学技術計算なんかをする場合は「Alpha」ってチップが速いと聞く。
いや?まだ「数字」がある!と言う事で、もう少し引退を引き延ばそう。
以上、我が家のマック「韋駄天ランキング」であ〜る。
初めて手にした「ポリタンク筐体」だが、なかなか素敵な筐体である。
「のっぺらぼう」なドライブベイも見慣れると爽やかでイイ。銀色のスピーカーも又イイ。
まるで、高級なオーディオ機器でもあるかの様な感じさえしてしまう。
そんなに褒めちぎってイイのだろうか? いい、どうせ私のホームページだ・・・
デザインと実用性を兼ね備えた、素敵で実に愉快な取っ手である。
更に、このポリタンクは割腹方法も割腹姿も粋だ!
ポリタンク筐体を開け閉めするのは初めてだったが、何とも簡単で実に良く出来ている。
7600や6100の筐体も素敵ではあったが、このポリタンクのソレには遥かに及ばない。
マックにはマシンスペックだけでは語れない「何か」がある。
OS にしろマシン本体にしろ、使っていてハッピーに成れなければマックではない!
その点このマックは、十分私の心を掴んだと言えよう・・・
点数を付ければ86.7点?・・・、1GHzだったら100点!をあげたい所だ。
このマシンには4年間メインマシンとして頑張って貰うつもりなので、大いに期待している。
2年後くらいにはGHzのCPUを積んであげよう。その頃は PowerPC も「G5」かな?
使っているアプリの殆どが「OS 9 用」なので、少しづつそちらへ移行して行こうと考えている。
今は「OS X」の「Classic 環境(OS 9.2)」で動かしているのだが、
7600の時よりもサクサクと動いている。まあ当然と言えば当然の話しなのだが・・・
その5年の間には様々な「マックな想い出」がある。PM7600は私にとって「宝物」だ!
たぶん壊れても一生手放す事はないだろう・・・、それがマックユーザーなのであ〜る。
The Computer for the rest of us
(専門家以外のためのコンピュータ)
尚、専門家?の人であれば、867MHzを1GHzにクロックアップも出来ます。
参照:http://www.bekkoame.ne.jp/~t-imai/g4dj1.html
Power Mac G4 Quick Silver(2001.08.25)