建築見学会 2014「加茂水族館」再び!



今年の建築士会村山支部の建築見学会は、去年に引き続き「加茂水族館」です。
去年は旧水族館と建設中の新水族館、今年は新水族館と解体中の旧水族館って感じです。
今年もクラゲマイスター(小内隆夫さん)には、事前の打合せその他で大変ご尽力を頂きました。
小内さんのお陰で、去年は旧館のバックヤードの見学が出来ました。今年は新館のバックヤードの見学です。
日頃、加茂水族館と親交のある小内さんが居ればこそ、そんなバックヤードの見学も出来ます。感謝!

更に、加茂水族館が東北電力の「効率的電気利用モデル施設」と言う事で、東北電力さんにもご同行頂いた。
なんと!送迎の大型バスも水族館入館料も、全て東北電力さんがスポンサーに成ってくれた。感謝!
村山支部の小内隆夫さんと東北電力さんには、心から感謝を申し上げたい。
今回の建築見学会参加者は、東北電力さん(4名)も含めて計 22名、いざ加茂水族館!


   
東北電力天童営業所の添川副所長さんのご挨拶
今回の建築見学会の大スポンサーさんです。
  東北電力でチャーターしてくれた大型バス
参加者 22名でこの大型バスは、実にゆったり過ぎる。
  加茂水族館(設計:日本設計)
加茂水族館前にて記念撮影
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先ずは東北電力さんの案内で、
「効率的電気利用モデル施設」としての加茂水族館を見る。

  オール電化のレストラン厨房
なるほど、ここで本格中華料理は作れない訳ね・・・
  日本設計で作った加茂水族館の模型があった。
  水族館は 1階と 2階、3階は機械室に成っている。
  自家発電設備
停電の時は、これが稼働して電力を供給する。
これが無いと、魚やクラゲが死んでしまう。
  水族館の先っぽ(内部)
海に面した丸い斜めの所(舳先)の内部です。
ここは資料物置に成っていた。
  屋上緑化庭園
今の時期は、芝が枯れてこんな感じ・・・
芝の所も歩いて OK!
  旧水族館(新水族館の屋上から見る)
現在、解体工事中で立入禁止の様です。
  屋上で記念撮影
  3階から 2階へ下りる階段で、
なかなか素敵なサインを見付けた。
  直径 5m の大水槽前で記念撮影
  トリコロールな照明がイイですねえ。



写真もイイけど、クラゲはやっぱり動画でしょう。

    
くらげ(その1)
    くらげ(その2)
    くらげ(その3)
    くらげ(その4)
    くらげ(その5)
    くらげ(その6)
    イワシの群れ
(おまけ)



さて、ここ迄は普通の見学会ですね。電力関連は特別かな?
ここからはクラゲマイスター監修による、スペシャルな見学会です。
(バックヤードの写真は Web 掲載不可なのだが、KYLYN HomePage なので特別だぞ!)

   
バックヤードへの階段・・・
  日本海から取り込んだ海水を、濾過したり色々する。
水族館の水はそうして作られる。
 

その水をポンプで各水槽やプールへ送ります。

  各水槽やプールへの配管
行き先が判る様に動物のシールが貼ってあった。
海水なので、鋼管でなく塩ビ管が基本の様です。
オープンして半年、既に錆が発生している所もあるらしい。
  海水魚水槽の上(その1)
  海水魚水槽の上(その2)
この水槽には人工波発生装置も付いていた。
  イワシの群れの上
イワシが飛び出ない様に、網を掛けてある。
  イソギンチャク水槽の上
  カレイかヒラメの水槽の上
  各種クラゲの水槽の温度管理盤
種類が多いので水温管理も大変でしょう。
  トリコロール水槽の上
  直径 5m の大水槽の上
 

大水槽を上から覗いて見る。
ここから落ちたら大変ですねえ・・・

  大水槽の上には、こんな天井クレーンもあった。
  クラネタリウムの裏(その1)
  クラネタリウムの裏(その2)
スロープに合わせて、水槽が段々に設置してある。
  クラネタリウムの裏(その3)
管理通路は、全てヒバのすのこ板を張っている。
  クラゲ水槽の上(その1)
  クラゲ水槽の上(その2)
  クラゲ水槽の上(その3)
  クラゲ水槽の上(その4)
目の前にクラゲが・・・
  クラゲ水槽の上(その5)
捕まえたい衝動を抑える・・・
  館内にある鶴岡市クラゲ研究所
  クラゲ繁殖室
  奥泉副館長の lecture(講義)を受ける。
何だか人が少なくね?と思ったら、
アシカショーを見に行った人がいるらしい。誰だ?
我々18名は真面目に講義を受ける。
  奥泉副館長
加茂水族館の運営に関するノウハウをお聞きした。
小さい水槽の水族館は、地球に優しいらしい。
  クラゲマイスター(小内隆夫さん)の締めの挨拶
小内さんあっての加茂水族館見学だったと言える。
  魚類学者でタレントの「さかなクン」
柱の落書き?は、さかなクンが来た時のサインらしい。  
  イラストレーターでもある「さかなクン」
20分くらい掛けてコレを描いたそうだ。
関係者しか見る事の出来ない、レアなサインかも・・・



クラゲマイスター監修の特別見学会はこれで終了です。小内さんに感謝!
この後は、集合時間まで館内自由行動と言う事で・・・

   
アザラシプールにアシカプール
実にサービス精神旺盛なアシカくん達であった。
  水族館の舳先を見上げる。
私はこう言う「先っぽ」が好きだったりする。
  ここはウミネコの餌やり場でもある。
1日に 2回、ウミネコの餌付けをするらしい。
  アシカショーのプール
アシカショーは午前 2回、午後 2回、一日 4回ある。
残念ながら、午前のアシカショーは終ってしまった。
  1階から 2階へ上る階段で、又々素敵なサインを見付けた。
  2階のショップでお土産を買う。
  私は、トビウオスープの「クラゲらーめん」にした。
4食入り 1,300円也!
  煙草が吸いたく成ったので、外に出た。
今更ですが、ここが水族館の正面玄関です。



以上で加茂水族館の建築見学会は終了です。庄内観光物産館に移動して昼食&お土産を買う。
私は海鮮丼を食べて、お土産はクラゲラーメンを買ったので、それで十分だ。
昼食を終えたら、午後からは鶴岡市内の自由散策をする。

   
荘内神社
  藤沢周平記念館(設計:高谷時彦事務所)
館内撮影禁止なので、内部の写真がありません。
  矢萩支部長(藤沢周平記念館前にて)
  旧庄内藩校 致道館
入母屋の屋根が美しかったので・・・
  致道館の門の扉の金物
金物を柱に貫通させて、更に抜け止め金物な訳ね。
no image  

致道博物館は前に見た事があるので、
私は、旧風間家の丙申堂・釈迦堂とやらを見に行く・・・
あれれ、そこは前に見に来た事があった。
急に歩くのに疲れ、バスへと戻る。とっとと帰りましょう。

帰りのバスは、恒例のビデオ鑑賞タイムである。
DVD は「隠し剣 鬼の爪」だった。
10月の建築士会福島大会の帰りも、それだった気がする。 



以上、建築士会村山支部の建築見学会 2014「加茂水族館」再び!でした。
来年の建築見学会は、何処に何を見に行くのやら・・・
今回の建築見学会は、東北電力さんと言う大スポンサーが付いて下さった。
貧乏な村山支部にとっては、実にラッキーな見学会だったと言える。東北電力さんに感謝!
まあ、一番の感謝は、クラゲマイスターの小内さんだけどね。

見学会を終えて、夕方から村山駅前の「魚民」にて懇親会(希望者のみ)があった。
私も勿論参加した訳だが、バスの中に私の iPhone を忘れたらしい。
懇親会欠席で帰った三浦龍一くんから連絡が入った。連絡が来る迄全く気付かなかった。
そして今日、三浦くんが iPhone をわざわざ届けに来てくれた。三浦くん、サンキュー!


建築見学会 2014「加茂水族館」再び!(2014.11.29) 


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