GAMERAくん






TopPageの猫はウチで飼っている「GAMERA」です。年齢はたぶん10歳くらい?
かなり頭のイイやつで、近所でも有名です。家出してよく放浪の旅に出ます。

私の椅子はGAMERAのベッドでもあります。私の部屋で寝る時は必ずこの椅子です。
躾が良いのでトイレの時は、ドアを開けろと「ニャーニャー」うるさいです。
妹の所では引戸なので、自分で開けて出て行きます。実に躾がなっています。

でも我が家に居着きません。朝昼晩に食事をしに帰って来て、近所の家に居候しています。
私がいじめるからかもしれません。私の右手にはヤツに付けられた凄いキズ跡があります。
実に生意気な野郎ですが、実にカワイイ野郎でもあります。


最近、ガメラが帰って来ません。毎日食事だけはしに帰って来ていたのに・・・
どうしたんだろう?居候先にも行ってないみたいです。居候先でも心配してました。
交通事故? 誘拐? それとも新しい居候先でも見つけたのかな?
「ガメラくん、何も言わないでいなくなると、みんなが心配するんだよ・・・」



弔辞

ガメラくん、君を天童の知り合いからもらい受けて随分になりますね〜。
車に乗せて来た時は「ミャーミャー」と泣いていたね。それ以来、君は車が嫌いだ。
君に付けられた右手の20cmの傷跡がとても懐かしく感じます。
君は私を見る度に右手に噛み付いて来ましたね〜。
私も君を見る度に右手でちょっかい出していましたね。だからかな?

そう言えば、君は血統書付きの母親と野良猫の父親の間に産まれたんだったね。
田舎臭いこの辺の三毛猫とは、ちょっと違っていたもんね・・・
君の子供は、よく目が「金と銀」のが産まれましたね。
多い時で4匹(子猫を除いて)飼っていましたが、君はこの辺のボスでしたね。

でも、その頃から君は近所の家に居候しに行く様になりました。
親のまねをして、息子の「ぶち」も別の家に居候する様になりました。
君はなかなかの教育者だったんですね。

残った「ちび」と「しろ」、しろはちびの子供でガメラの孫です。
しろは家の前で交通事故で亡くなりました。
ぶちも家の前で交通事故にあいましたが、彼の生命力は強かった・・・

我が家に残った「ちび」もガメラ譲りの頭のイイ猫でしたが、
私の所には寄り付かず、いつも妹の所で寝ます。「ぶち」もそうです。
なぜなら、私の所には「ガメラ」が来るから? 年功序列ですかね。

そのちびは病気で亡くなり、ぶちは事故の後遺症?で亡くなりました。
最後に残ったガメラですが、亡くなる前に一週間ほど居候から戻りました。
最後の挨拶にでも来たかの様でしたね。
そして、ガメラに始まった「ガメラ・ファミリー」はガメラで終わりました。

きっと、子供や孫が天国で迎えてくれた事でしょう・・・





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