4年半前、パソコン購入の時に、ある程度のパソコンの知識を私なりに勉強した。
モニターはダイヤモンドトロンではなく、トリニトロンがいいと自分なりに決めた。
林檎マークの付いた、アップル純正トリニトロン・・・
若しくは、御本家ソニーのトリニトロン・・・
画質で選べばソニーだろうが、林檎マークも捨て難い。

そこにある人から『モニターはやっぱりナナオでしょう・・・』などと言われた。
ナナオ？　ナナオって何だ？
聞けば国内最高のモニターを作るメーカーだと言う。
しまった！私にはそこまでの知識が無かったのだ。悔しい・・・
悔しさと共に、私の頭からソニーも三菱も消え去り、ナナオだけが残った。

当時のナナオの17inchトリニトロン（EIZO FlexScan E57T）は高かった。
定価19万円である・・・
他のメーカーの17inchなら、2〜3台は買える値段だ。
だがしかし、私の頭には「ナナオ」の3文字しか浮かんで来ない。
私は他のモニターなど、欲しいとも思わない・・・

ナナオ2号・3号

と言う訳で、無理して買った「EIZO FlexScan E57T」だが、4年5ヶ月で壊れた・・・
余りにも修理に時間が掛かったので、つい中古のナナオをゲットしてしまった。
左が4月に購入した「ナナオ2号」中古で￥27,000である。
右が今回購入した「ナナオ3号」中古で￥18,000である。
やっぱりトリニトロンは、この紫色がイイ！
真っ黒ダイヤモンドトロンでは、真似の出来ない芸当であ〜る。

ナナオ1号

オークションでゲットした「ナナオ3号」が届いた次の日、
3週間も修理に出掛けていた「ナナオ1号」が帰って来た。
だが、それまで「ナナオ1号」が鎮座していた席には「ナナオ3号」がいたのだ。
仕方がない・・・、ナナオ1号には現役を退いて貰う事にしよう。
そして、ナナオ1号はプリントサーバ（セントリス）の上に配置転換となった・・・

だがしかし、さすがにナナオは美しい！
それまでセントリスのモニターだった「Apple MultipleScan 17 Display」とは格が違う！
この写真ではわかり難いが、スリープ時の「紫の画面」が何とも上品なのだ。
オーディオでもそうだが、音が鳴っていない時の音が大切なのである・・・

￥9,800で買った中古のセントリスの上に、
15万で買って、修理代に3万掛けた「ナナオ1号」が乗っている。
何と贅沢なプリントサーバなんだろう・・・

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