大人の科学マガジン Vol.30(テオ・ヤンセンのミニビースト)




 
大人の科学マガジン
Vol.30(テオ・ヤンセンのミニビースト)
¥3,500(amazon.co.jp)


予約注文していた「大人の科学マガジン Vol.30」が届いた。私にとって 5つ目の「大人の科学マガジン」だ。

Vol.08
 
棒テンプ式機械時計
Vol.09 究極のピンホール式プラネタリウム
Vol.26 ミニエレキ
Vol.28 二挺天符式和時計
Vol.30 テオ・ヤンセンのミニビースト

テオ・ヤンセンの「風を受けて歩く生命体」に興味のある方は、作ってみては如何かな?
アマゾンでは、発売と同時に売り切れの様でしたけど、お近くの本屋さんでなら買えるかも・・・



   
先ずは、開封前のお約束のショット!
「ふろく」の中身はこんな感じ・・・
プラモデルの様なパーツが無造作に入っている。
「本」を表紙から外すと、こんな表紙だった。
早く「ふろく」を作りたい所ではあるが、
その前に「本」をパラパラと読んで、お勉強をしましょう。
1. リンク機構による足先の動き
2. クランクシャフトによる連動
これ迄で一番「安っぽい」パーツの様な気がする。
だが、パーツの数は多いね。
左(下三角)と右(上三角)とか言うパーツ
左から、コンロッド(大・小)とワンタッチロッド(小・大)
フレームとクランクシャフト
その他のパーツ類・・・
パーツの数は多いが、種類は割と少ない。
パーツを一つ、切り離して並べてみた。
上三角と下三角をコンロッド(大・小)で繋ぐ。
下三角にゴム足を付けると、脚が一本出来あがる。
その脚を 12本、ひたすら作り続ける。黙々と・・・
3つ目から組み立てるのが物凄〜く速く成る。
フレームにクランクシャフトをパチンと嵌めて、
脚の一本をワンタッチロッド(小)でシャフトに繋ぐ。
反対側(左脚)をワンタッチロッド(大)で繋ぐ。
左脚にワンタッチロッド(小)も繋ぐ。
右脚にワンタッチロッド(大)を繋ぐ。
no image
1.右脚をワンタッチロッド(小)で繋ぐ。
2.左脚をワンタッチロッド(大)で繋ぐ。
3.左脚をワンタッチロッド(小)で繋ぐ。
4.右脚をワンタッチロッド(大)で繋ぐ。
5.クランクシャフトにフレームをパチンと嵌める。
3回やると、6本脚の beast(獣)が出来る。
なかなかイイ感じだ。
6本脚のビーストを 2つ作る。
2つ目の組み立ては物凄〜く速い。もう一つ作りたい程だ。
2つを合体させて、フレームにシャフト(2本)を通す。
フレームの両端に止め具(6個)を差し込む。
これで、ミニビースト本体の完成である。
動力と成る「風車」を作る。
風車のブレード取り付け部分に、両面テープを貼る。
唯一、ピンセットを使った作業だった。
ブレードには取り付け穴があるので、貼り付けは実に簡単だ。
風車と歯車(2個)をミニビーストに取り付けて完成!


ミニビーストが動く所を見たく成りますねえ。YouTube に動画をアップしておきましたよ。



因に、動画の後ろで流れていた曲は、kylyn FM で流れていた「I Wish I Knew / John Coltrane」です。
日本科学未来館の
テオ・ヤンセン展」で、本物のストランド・ビーストが見たく成りましたねえ。


おまけ:Vol.30 ふろくの組み立て方と使い方[PDF:4.9MB]



大人の科学マガジン Vol.30(2011.01.15) 


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