2/16、金沢のスペシャルな建築家・長村寛行さんの建築展に行って来た。
2/12〜17に、茨城県つくば市で催された「ふたりの仕事展」だ。
今回は電車ではなく、愛車サーブでの初の遠出なのであ〜る。
お友達を誘って一緒に行こうと思っていたのだが、
木村光一くん、長沢裕二くん、畑中光くんにも断られ、結局は私一人で行く事となった。
山形道→東北道→磐越道→常磐道、高速は信号が無くていい。
朝、家を出る時は−2度だった路面温度が、昼つくばへ着いた時は＋10度だった。
雪は無いし妙にポカポカしてるし、山形と茨城は違うな〜と感じた。
案内状の地図を頼りに、常磐道桜土浦 IC からつくば市内へ・・・
案内図にある「洞峰公園」がなかなか現れない・・・、段々と不安になって来る。
コンビニに寄って案内図を見せて聞いてみると、既に通り過ぎてしまったらしい。
『来た道を戻って、2軒目のファミリーマートの信号を左に曲がって・・・』
2軒目のファミリーマート？ だいぶ通り過ぎてしまった様だ。
親切に教えてくれたローソンのお姉さんには、深〜く感謝である。
お姉さんのお陰で、会場（スタジオ'S）の駐車場へと無事に着く事が出来た。
石川ナンバーの赤いユーノス・ロードスター（長村さんの車）があった。
だが、肝心の会場である「スタジオ'S」が、何処にも見当たらないのだ！
みやげに持って行った「東北泉・瑠璃色の海」一升瓶を片手に、10分程ウロウロした。
おっかしいな〜、案内図ではこの辺に「スタジオ'S」がある筈なのに・・・
仕方がないので、ベンツのショールームに行って聞いてみる事にしよう。
おやっ？そのベンツ・ショールームの地下が「スタジオ'S」だったのだ（爆）。
親愛なる長村さんへ・・・
あの案内図には、ファミリーマートとベンツ・ショールームの標記が不足してます。
でも、私が無事に辿り着けたので、今回は善しとしましょう。
私が長村さん並びに奥さんの和泉さんにお会いするのは、今回が初めてだ。
もちろん画家でいらっしゃる大竹山氏にお会いするのも初めてだ。
田舎者と馬鹿にされない様に気を付けよう・・・
長村さんの説明を受けながら、作品の写真や図面、模型などを見て回った。
「谷口建設社屋」「珠洲の住宅」「広島の住宅」「珠洲市営斎場」どれもなかなか素晴らしい。
だが一番見たかったのは長村さんの設計図面である。青焼きの設計図を見れて実に嬉しかった。
設計図を見る人など殆どいないと長村さんは言っていたが、設計図が一番興味深かった。
大竹山氏の絵画では、やはり案内状に載っていた「貝の化石」が私は好きだ。
お幾らするんだろう？ 私の所持金で買える値段でない事は間違いないだろう。
長村さんの図面といい、大竹山氏の絵といい、なかなか緻密でいい物を見せて頂いたって感じだ。
「絵画と建築への誘い」なかなか素敵な「ふたりの仕事展」であ〜る。
2時からパーティがあると言うので、私も図々しく参加させて頂く事にした。
2時までチョット時間があったので煙草でも一服したい所だが、その会場は「禁煙」だったのだ。
そこで会場の裏方の換気扇の前で、長村さんと二人でいっぷく 。(-｡-)y-ﾟﾟﾟ(-｡-)y-ﾟﾟﾟ
裏方にはパーティのご馳走があった。私は朝から何も食べていない。つまみ食い・・・
そんな気持ちをグッと押え、長村さんが最近購入されたデルのパソコンを眺めていた。
画面に「金沢の改修工事」らしき図面が、その隣には長村さんのラフスケッチが・・・
ノートパソコンがあれば、金沢でもつくばでも何処でも仕事が出来るって感じだ。
パーティの乾杯で、和泉さんが私にビールを注いでくれた。ありがとうございます。
でもコップの半分が泡だった。ﾊﾞｷｯ!!☆／(x_x)
これから車の運転があるので、気を使ってくれたのだろう。和泉さんは心優しい方なのだ。
バクバク食べていたのはきっと私だけだろう。ハッと我にかえり食べるのを控えた。
食べるのを止めた訳ではない。何しろ朝から何も食べていないのだから・・・
Mac & DUCATI ITO！は「遠慮」と言う物を知らない、実に図々しい奴だったのだ。
心残りはビールを一杯しか飲んでないと言う事だけだ。
次回は和泉さんと「酒豪対決」の予定なので、浴びる程飲むとしよう。
つくばを後にし、千葉の友達（横山和広くん）の待つ柏市へと向かった。
常磐道桜土浦 IC から柏 IC までは、インターが3つ（27.9km）しかない。
柏 IC を降り、横山和広くんに柏 IC 到着の電話を入れた。
16号線を柏方面へ向かい、柏市十余二の交差点を曲がると直ぐに「健康センター」がある。
その前にハザードを点滅させた、白いコルベット・ロードスターが待っていた。
しかもまだ2月だと言うのに、幌を畳んでオープンカーである。困った奴だ・・・
私の車をいつもの臨時駐車場に停めて、彼のコルベットに私も同乗した。
『オイオイ恥ずかしいから幌を出せよ』と言ったのだが、彼は私の言う事など聞かない。
オープンのまま、強引に柏市内をドライブさせられた。
15万掛けてマフラーを交換したらしいのだが、
確かに太くてイイ音だった、しかも以前よりも上品なエキゾーストに感じた。
横山：『どうだい？アメ車はやっぱりイイだろう？』
伊藤：『どうでもイイから、早くキミの家に行かない？』
その日（2/16）は、たまたま彼の誕生日だった・・・
今日は八千代市に住んでいる友達（菅原稔くん）も来る事になっている。
私と横山和広くんは中学の同級生だが、私と菅原稔くんとは高校の同級生である。
そして横山和広くんは菅原稔くんのギターの弟子であり、3人は複雑？な間柄なのだ・・・
菅原稔くんがショートケーキを3つ持参して来た。誕生日だから・・・
早速ケーキをご馳走になった。私はお腹が空いているのだ！
まずい、そう言えば私は誕生日と知りながら何も持って来ていない。
まあ山形からわざわざ誕生日に来て差し上げたのだ。それで十分だろう・・・
1軒目、横山和広くん行き付けの居酒屋へ
彼の誕生日と言う事で、店の人が鍋を用意していてくれた。流石は行き付けの店だけの事はある。
次々に彼の飲み仲間が店にやって来て、店中が彼のお誕生会って感じだった。
飲み仲間の千尋さんと言う方が、バースデーケーキを持って来てくれて、皆でご馳走になった。
最後にマスターが鍋（石狩鍋）の雑炊を作ってくれた。それがチョー旨かった。
2軒目、横山和広くん行き付けのスナックへ
そこに横山和広くんの彼女？と称する女性がいた。タガログ語を喋る彼女の名はアビー。
アビーは唄が上手い。チョー上手いので、一緒にカーペンターズを10曲程唄った。
そこでも店のマスターからバースデーケーキが出て来た。流石は行き付けの店だけの事はある。
その辺りから Mac & DUCATI ITO！の記憶は飛び飛びって感じだ。
3軒目、横山和広くん行き付けの中華料理店へ
そこは行き付けの店でも何でもない、たま〜に利用する程度だ・・・
青椒肉絲（ちんじゃおろーすー）と酢豚とレバニラ炒め、それとビールで乾杯！
最後にラーメンも食いたい所だが、もうこれ以上は食えね〜よって感じだ。
さて、そろそろ帰って寝ようぜ！俺はもう疲れたよ・・・
気がつけば次の日（2/17）の朝だった。隣の部屋で横山和広くんがギターを弾いていた。
うるせ〜な〜、俺の安眠を邪魔しやがって野郎・・・、そして私はまた寝た。
結局、私が起きたのは11時近くだった。シャワーを浴び、よしラーメンを食いに行くぞ！
ところが、いつもの柏のラーメン屋に行ってみると、店のシャッターが閉まっている。
もう開けてる時間なのに・・・、今日は休みか？ 仕方がないのでそのまま山形に帰る事にした。
横山和広くん、昨日は色々とお世話になったね〜。ゴールデンウイークは山形で一緒に飲もうぜ！
12時に柏を出て山形に着いたのが4時半だった。因に高速代は片道￥7,900也！
途中のサービスエリアで食べた「天ぷらそば」が非常に不味かった。
サーブにはレーダーが付いていないので、途中のオービスに撮られてないかが心配である。
考えてみると行く時にガソリンを満タンにして、給油せずに千葉の往復が出来た。
山形北 IC を降り、13号線を北上し家路へと向かっていると、友人（K.Y.）から電話が入った。
K.Y.も13号線を北上していると言うので、途中のファミリーレストランで待ち合わせをした。
ドリンクバーを2つ注文してお喋り・・・、茨城と千葉のお土産は？
ゲッ！お土産なんて・・・、だって餞別だって貰ってないジャン！
さて、そろそろ帰ろうか・・・、すっかり辺りは暗くなってしまっていた。
家に帰る前に、近所のスタンドでガソリンを満タンにし、洗車もやって貰った。
高速道路の凍結防止剤のお陰で、車体に塩が吹いていたのだ。早めに洗浄せねば・・・
因にガソリンは67.1liter 入った。854.1km ÷ 67.1liter ＝12.7km / liter
これまでで、サーブの最高燃料消費率である。それ以上に給油せずに往復出来たのが素晴らしい。
以上、854km の一人旅だった訳だが、
今回はデジカメを持って行かなかったので、画像が一つも無い。
ページとして淋しかったので、854km 頑張ってくれたサーブの画像を頭に入れてみた。
