1才記念特別版

 ワグナーも産まれて1年が経過しました。
産まれたばかりの頃の写真はないけど、我が家に来てからの写真を特別版としてアップしておきます。
ワグナーが誕生したのは2000年の11月20日、今は亡きママのお母さんと同じ誕生日でした。
そして、2001年1月1日・元旦、ついに我が家の玄関をくぐりました。
我が家に来た頃、体重は5.5kgでした。生後45日くらいの事です。
まだ、ワンコなんだかニャンコなんだか分らないそんな時期です。
体重は2週間に1kgづつ重くなるといった感じでした。
獣医さんのところの体重計に乗るまでもなく、自宅の体重計で充分
計れる大きさでした。
獣医さんの体重計に乗っても、手で押さえていれば、
針が動いて測れない等という事はありませんでした。
今は、シッポを振る度に体重計の針が動くので正確には計れないのです。
「伏せ」をしてもシッポだけはブルンブルンの状態・・・(^_^;)
この頃は、扱い易かった!

子犬のうちは「元気がなくなったらコロッですよ。」と、
獣医さんに言われていたので、パパもママも気が気ではありませんでした。
家に来て暫くは血便をしてたせいもあるのですが。
でも、元気だけはあるワンコでした。(笑)

今思えば、産まれて45日しか経ってないのに母親と別れ別れ・・・。
夜はたった1匹でリビングに寝かされ、寂しかったんじゃないかな〜?

コロコロしてホワホワのパピーコートに包まれ可愛かったな〜って、
今なら思えるのですが、この頃のパパ&ママは初めてのワンコ飼い、
何をどうしていいのか・・・不安だらけの毎日でした。

今でもそうですが、ネットの友達に随分助けられました。
HP立ち上げて良かったな〜。

ワグナーは何でもカジカジ・・・今も変わりません。(ーー;)
パピーのシッコとシャンプーの混じった匂い・・・
思い出す度にた〜まりません!
クッチャイ・ニオイ・フェチになったパパでした・・・(^_^;)


ホワホワのワグナー・・・生後2ヶ月の頃
我が家に来て半月が経った頃かな。
ママと「2週間過ぎたね〜」と胸をなでおろした頃です。
血便も直り「2週間は要警戒、それを過ぎればお宅にも慣れるでしょう」と
獣医さんに言われていたんです。

生後114日目、18Kgの頃。
3月の始め頃から夢に見たワグナーと散歩の予行演習が始まりました。
大型犬に引きずられないで、悠然と散歩するのがパパの夢だったんです。

パパ「ワグナー、おすわり!」
ワグナー「ンガッ」

この調子で、家の中を引きずり回していました・・・(^_^;)
パパの左側を歩くように何度も訓練。
ん?成果?ま、まあね〜・・・。。
リーダーウォークは、躾けと共に散歩しながらでないと覚えないかな〜?
いつになったら、この子のホントのリーダーになれるかな〜?
・・・そんな毎日でした。


訓練したって、本犬遊びたいばっかし。
でもね、ドタバタしながらも人間をカジカジはしなくなって来た・・・かな?
但〜し!家具や靴やその他いろんな物を破壊し出したのもこの頃。
それだけ段々とサークルの外に出す時間が増えて来たって事かな?

ドタバタヤローも世話の焼けない事が子バニ時代から2つありました。
1つは、決して食糞しない事。
そして2つ目は、シャンプー&ドライヤーの時は大人しくしてるって事でした。
この2つは今も続いています。
その分、他のところで手が掛かるのかもね〜、ワグナー♪

4月に入り、最後の狂犬病の予防注射も終わり、いよいよ散歩を始めました。
パピーコートも抜け変わり、背中の毛などウェーブして来ました。
季節の変わり目に元気のない日があり、心配した日もありました。
気候が暖かくなって体の調節がうまくいかなかったのだと
皆さんに教えて戴いたのも、この頃です。

家で初めてのシャンプーをしたのも、この頃。
ママと2人掛りでヒーヒー言い乍らやってたのですが、
今から比べれば、何の事はない作業でした。

6月頃の事です。
散歩の時、歩き疲れて来たワグナーは右後ろ足を引きずる感じの歩き方。
恐れていた股関節形成不全かと思ったのですが、
獣医の女医さんに連れて行くと
「大型犬の成長期には良くある事で関節炎」と診断され、ホッ。
股関節の運動には穴蔵をくぐる運動がいいと助言があったので、
サークル入口に写真のトンネルを作りました。
この頃は、ちょっと遠くに散歩すれば疲れていたワグナーですが、
気持ちが先行していつでも散歩に行きたがっていました。
・・・それは今も一緒かな。

ワグナーの社会性のお勉強。(6月)
山形に来て初めてワンコと遊んだワグナーです。
ゴールデンのチャーリー君は、優しいワンコで
ガキンチョ・ワグナーの面倒を見て遊んでくれました。
最初はでっかいチャーリー君にビビっていましたが、
ボール遊びをするうちに、逆にデッカイ顔しちゃって・・・(^_^;)
チャーリー先輩に乗っかって腰を振ったり・・・ったく。。
それでも優しいチャーリー君でした。
う〜ん、なかなかのもんじゃ犬格を感じるね〜。

7月に入り随分と成犬らしくなって来たワグナーです。
暑い日が続き、ペットショップの人にも食が落ちると聞いていたのですが、
まったく関係なし、益々元気なワグナー。

ワグナーは3頭産まれた中で、他の兄妹2頭は女の子でした。
他の妹達と比べて倍くらい大きかったと聞いています。
当然、積極的でもあったでしょうし愛想も良かったでしょう。
裏腹に、我の強いところもそんな生まれから想像されます。
困ったもんです、長男ってのは・・・(^_^;)
・・・パパは長男、ママは1人っ子の長女です・・・ハ〜ッ


8月始め、皮膚炎に悩まされました。
散歩から帰ると直ぐに風呂場に直行し、足とお腹を洗っていました。
洗った後は、タオルで拭いて自然乾燥させていましたが、
それもいけない事だった様です。
湿り気は皮膚の大敵なんだそうです。
化膿してグジュグジュになったりはしていなかったし、
ネットバニお助け隊の皆さんのお出まし?(笑)で、
早期の手当てで直りました。
それにしても効いたね〜、あのオイル!ほぼ2週間で完治!v(^_^)
ひどくなると痒さのあまり足の先までカジカジして
足の骨まで噛み切ってしまう子もいるとか・・・。

9月。夏を越え何となく大人になって来たかなって感じのするワグナー。
9月1日から食事の大革命を断行しました。
そうです、ドライのドッグフードから自家製の食事に切り替えたのです。
獣医さんもペットショップもドライフード信者ですが、たまたま本屋で
手にした「犬そだて」ごしま れいこ著に感化されました。
食事に関しては、HPに遊びにきて下さっていたバニ飼いS.K.さんとメール相談。
S.K.さんも自家製との事で、思いきって切り替えました。

幸いな事にワグナーに好き嫌いナシ!
お茶とコーヒー意外は何でも食べてくれたので、すんなり移行出来ました。
とは言え、2日ばかりはワグナーも慣れないせいかゲーってやってましたが。

自家製食にする事により、特定のもの意外は
人間の食べるものをワンコに上げてもいいんだという
私達の意識革命に繋がった事は言うまでもありません。

今では、食後のデザートのリンゴを剥き始めると、
大騒ぎのワグナーです。
上げてはいけない物の縛りが少なくなった分、
私達もワグナーも気持ちが楽になったかな?そんな気がしています。

もっとも躾けや、肥満については別に気を使う問題ではありますが。
ただ、自家製にして体重も維持してるし健康面もいいようなので
我が家はこのまま行くつもりではあります。


9月の中旬頃、以前から気になっていたワグナーの右前足の付け根のしこりを
獣医の女医さんと相談。
インターフェロンの局部注射で小さくする事に・・・。
細胞片を採取して、しこりが悪性なのかどうか調べてからというのが
正解なのかも知れませんが、女医さんの意見に従いました。
ワグナー片足切断の危機か?と私達も出来る事は何でもしてやる覚悟でした。
が、インターフェロン注射でしこりは無くなり、事なきを得ました。
どうやら悪性ではなかったようです。

事の次第は疑問符の付く事もありましたが、結果良ければ統べて良しと・・・。
ネットバニ仲間の皆さんにも随分ご心配をお掛けしました。
皆さん、ありがとう!


 秋になりワグナーももう直ぐ1才を迎える頃、山形名物・芋煮会にも参加。若い衆と思い切り駆け回ったり、
お酒の味を覚えてしまったのもこの頃です。体重は40kgくらいかな?まだまだ大きくなりそうだけど
これ以上大きくならなくてもいいな〜って思い始めているパパです。大型犬は大きい方が魅力的という
ショー的見方もあるのでしょうが、別にショーに出す事を目指している訳でもないし、
家庭犬として人間と一緒に暮して行く必要最小限の躾けさえあれば、元気にドタバタやってくれてる方が楽しいよね、ワグナー。
人間にもデッカイ人もいれば小さい人もいるけど、だからって別にね〜。お前性格悪くないから、
このまま素直に育ってくれれば満足だよ〜ワグナー♪

そしてとうとう1才になりました。


相変わらずイタズラばっかり・・・(^_^;)

 1才にもなると、やる事はもう立派な成犬です。片足上げシッコも堂に入ったもので時々狙った電柱をはずしたりはする
けど、迷う事なく片足を上げるようになったし、ママを相手にピコピコ腰振りも立派にするし・・・(^_^;)
遊び相手がなかなかいないのはちょっと可哀想だな〜って思ってるとこです。散歩の途中にすれ違う日本犬にガウーって
威嚇されすぎちゃって、それが出会いの挨拶と勘違いしてる節がある最近のワグナーです。
散歩中にどっかのワンコを見掛けると、一目散に駆け寄りたがりガウガウ〜って吠えたり、でもシッポはブルンブルンなんです。
遊びたいだけなんですが、ガウガウ言っちゃ相手の飼い主さんもビビルよね〜。(^_^;)

1才を過ぎれば落ち着くって言われてたけど、ワグナーの場合は相変わらずドタバタです。
もっとキッチリ躾けをしなくちゃいけないかな〜って思う事もあるのですが、「ったく、しょうがない奴だ」って
思う程度のイタズラだし、大人に成り過ぎるのもまだ早いって思うパパなのです。

「5分で覚えたよ〜♪」ってオネエが「お手」を覚えさせちゃって・・・大型犬に、お手なんかさせるな〜!(ーー;)
「待て」「お座り」「伏せ」がキチッと出来て、室内にあるものをカジカジしなきゃそれでいいのに。。
今日も「お手!キャー、カ〜ワイイ〜!」のオネエとママの嬌声の響く我が家です。
「カ〜ワイイ〜〜!」の声に反応してシッポをブルンブルンのワグナーがそこにいます。ったくもう・・・(ーー;)

さて、そろそろワグナーの待つ自宅に帰ろ〜♪
駐車場の方を向き、キチッとお座りしてパパが帰るのをジッと待ってるワグナーなんだそうです。
「忠犬ワグ公だよ〜、ワグナーは」とはママの弁。
あ〜あ、帰ったら直ぐに雪中の散歩だな〜・・・ひょっとしたら私を待ってるんじゃなく、
散歩するのを待ってるんじゃないのかな〜。まっ、それでもいいか♪
ドタバタヤローの待つ自宅に帰ります、シッポ・ブルンブルンを想像しながら。。