2005桜(4月25日)

「うちのチューリップも綺麗に咲いたね〜。」とワグママ。「う、うん・・そ、そうだね〜。」と私。
「うちのチューリップ、どこに咲いてるか知ってる?」そ知らぬ顔して聞いて来た。敵の攻撃が激しくならないように、「そりゃお前、玄関にでしょ。」・・・狐と狸。
「ふ〜ん、玄関のどのあたり?」ゲゲッ、シラッとした顔して第2段の攻撃が始まった。「そりゃぁ・・・右側だよ。」左側にあったとしたら玄関を背にしての事だとか何とかごまかせる。「ふ〜ん、右側のどのあたり?」った〜く、私の目に入ってない事を先刻承知してるよ、この狐。

 今年、山形の桜は随分遅くの開花となりました。例年だと15日前後には満開となっていたのです。こんな事が分かるのも、この日記を書いているからでしょう。日々の仕事に流され、桜の開花時期がどうとか、ワグママが育てた花達がどうなってるとか、本来気にするようなわたしではないのです。
毎年恒例の同じ場所で、今年もワグナーを撮ろうと思って桜の開花を気にしていました。ワグナーが居なけりゃ、きっと気にも掛けない事だったろうと思うのです。玄関先のチューリップのように。

朝の散歩でほぼ満開なのを確認していましたが、デジカメを会社に置いてたから、出社して朝礼を行った後に「俺ちょっと出て来るからな。」

車を飛ばして自宅に戻り、ワグナーを連れ出し恒例の場所へ。

そして撮った今年のワグナー。
去年までのワグナー

今年で5回目の「桜・ワグナー」の撮影も無事終了!4歳と5ヶ月のワグナーです。体重44Kg。いたって健康。


そして今年も夜桜見物に行って来ました。馬見ケ崎の河原添いはライトアップされた桜並木です。(日本一のイモ煮会の会場近辺)



 ワグナーの生まれ月の11月前後から、他のワンコに過剰な反応を見せたり、いつにも増してマーキングの際の匂い嗅ぎに執着したりしていましたが、やっとこの頃は落ち着きを取り戻して来たようです。ヒートなのか雪が嬉しくてなのか、あるいはその両方なのか。そのうち答えは分かるだろうと、余り気にもしなくなっている我が家です。ワンコと生活をするという事が我が家の中で「特別な事」でもなく「自然な事」になって来ているのでしょう。ワグナーの健康が安定してるから言える事なのでしょうが、多少の事なら大丈夫って感じ。幸せな事です。このまま年を取らず、健康でいてくれる事を願って止まない我が家です。

 wagner's room