だだちゃ豆

だだちゃ豆は、他の枝豆に比べて小ぶりで、豆の間が深くくぼんでいます。
さやにしわが寄っていて、細かい茶色の毛が生えているのが特徴です。
ゆでると豆の甘い香が家中に広がるほど香り高い豆です。
また、噛めば噛むほど味わいが増し、旨みと甘みが広がる、まさに枝豆の王様です。
夏の短い期間限定の特別な逸品なのです。
山形のさくらんぼ(佐藤錦)は有名ですが、稀少価値からいったら、
実はこの「だだちゃ豆」の方が格上だとわたしは思っています。

だだちゃ豆の名前の由来は諸説ありますが、中でも信憑性が高いな〜と思われるものをご紹介します。
その昔、庄内藩主酒井家(徳川御三家の1人)のお殿様に、ある農家の主人が「枝豆」を献上したところ、
そのあまりのおいしさに「この豆はどこのだだちゃの豆だ?」と聞いたことからだだちゃ豆になった。
という説が有名です。庄内弁で、一家の主人、旦那様、お父さんのことを、だだちゃと言います。
ちなみにお母さんの事は、ががちゃと言います。(注:すでに古代・庄内語となっています。かな?)

近年、TVに取り上げられたり「だだちゃ豆」も随分有名になりましたが、
やはり美味しいものとそうでないものの差は、生産者によって大きく違って来ます。
最近は私達現地人(?)でもなかなか手に入りにくくなって来ている「だだちゃ豆」ですが、
そこは人脈を駆使して、これなら!と思えるものをお送り出来そうです。
ワグナーのページにいらした方で、1度は味わってみたいとお思いの方はメール下さい。
手配致します。もちろん、商売ではありませんので、わたしの手に入る値段そのままです。
鮮度の落ちにくい特殊なビニール袋に入って1袋350円でいいそうです。
4人家族なら5袋あれば充分との事。それに宅急便代が加算されます。
@350円×5袋=1,750円+TAX+送料

山形でも、庄内人はこんなに美味しい枝豆を小さい頃から食べてるんですよ。
1度食べたらビックリしますよ。ホント。

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