ロビンは家の中では後ろ足はそのまま、前足だけのいざり歩きをしていましたが、外でしか排便をしなくなってたから排便の為の散歩に連れ出すと、後ろ足も使って小走りに歩くのは良いのですが、気が動転してるのか兎に角速い。何かにせき立てられられているかのようにタタタタッ。4〜5歩走ると、いきなり右に左に身体を丸めて傷口を舐めようとするし、そのせいで左右の後ろ足の同じ部分が裂傷になったりしていました。 術後2日目に、ハンサム先生に電話。「傷口を舐めようとして思いっきり左右に身体をよじってるし、尋常ではないよじり方で、排尿はするんですが排便がないのが心配なんです。胃や腸のねん転なんて事はないですよね?」その後、ロビンの現状を質疑応答で聞いた先生は、「ねん転の場合は食事もしなくなるし、それこそ尋常ではない状態になるから、それは大丈夫でしょう。」との事でした。ただ、手術の為に脱毛したあたりが炎症を起こして来たので「連れて来て下さい。」という事になり翌日またハンサム先生の所へ行く事になりました。 術後3日目の朝、排便の為の散歩(家の回り1ブロック程度)で、術後始めての排便。ゲル状ではないものの、つかめない程度の緩いものでした。そのままハンサム先生のところに行って状況を話すと、「抗生物質の飲み薬は止めましょう。ビフィズス菌も殺しちゃうから便が緩くなるんです。ロビン君の腸には効き過ぎたようですね。」と、首に抗生物質の注射。 術後の一週間は、傷口と炎症の2重の処理をしなければいけなくて、ロビンを相手にワグママとタッグを組んでの格闘の毎日でした。訳も分からんガキンチョ・ロビンは、傷の処理をしてやってるのに暴れる暴れる。まだ私達をリーダーと認識してないのが明白って事ですね。 散歩の時は排便・排尿の為に、おむつパッドを取り去りエリザベスカラーに変え、散歩から帰って来るとカラーからパッドに。この作業がまた一苦労でした。まったく、このガキンチョ・ロビンは!(ーー;) 術後一週間して、ハンサム先生の所に連れて行くと、状況を聞いた先生は笑いながら「去勢手術そのものは大した手術でもないし、他の子は術後のダメージもほとんどない子が多いんですけどね。」悪戯好きの悪ガキのくせに、精神的にも、皮膚も、内蔵も、結構デリケートなロビンなのであります。 そして、2日程前、首に何やらシコリがあるのを発見。今日またまたハンサム先生の所に行って来たんですが、抗生物質の注射が原因で、その皮膚内部に炎症を起こしたらしい事が分かりました。注射して2週間くらいしてから炎症のシコリが出て来るらしいんです。組織を取って検査してもらいましたが「悪性の腫瘍もないから大丈夫ですよ。」ホッ。一安心。このシコリってのがやっかいなシロモノって事はワグナーの時に経験済みだから多少心配してたんですけどね。原因が分かって先ずは良かった。 |