ガキンチョ帰省(8月2日)

 7月30日にガキンチョが帰って来ました。「どうした、首になったのか?」と聞くと、「違うよ、ちょっと時間が取れたから。」という返事。ふ〜ん、まあ好きにして行け。

ワグナーにも会いたかった様です。思えばガキンチョの中学時代、ちょっとしたイジメにあった事があって、登校する前には必ずワグナーに抱き着いてから家を出て行ったのを思い出します。ワグナーに癒されていた中学時代のガキンチョです。

帰って来たばかりというのに、友達に会うとか言って、その夜帰宅したのは午前様だったようです。二十歳前までは我が家では結構厳しく言ってたけど、二十歳も過ぎれば相手は社会。世の中に教えて貰え、ってとこかな。

 翌日31日はワグママとガキンチョの2人で鶴岡のおばあちゃんのところに行ったようです。小さい頃からおばあちゃんっ子だったから、おばあちゃんも随分喜んだみたい。ママとお墓参りをして、おばあちゃんと食事をして帰ってきました。
「またおばあちゃんからおこずかい貰って来ただろ。」と尋ねると「うん、いらないって言ったんだけど、返すのも悪いから。」お昼もおばあちゃんと回る寿司に行ったらしいのに、晩御飯の希望はまたまた回る寿司。仕方ないか、わたしが牛とニンニク嫌いだから、焼肉行く訳にもいかないし。

 翌日、お昼をママと食べた後、ガキンチョは上京して行きました。5時過ぎにわたしの携帯にガキンチョから電話が入りました。「今、着いた。こずかいありがとね。」朝のわたしの出社時にはまだ寝てたので、ママに「これ渡しておいて。」とポケットから1万円渡しておいたのです。「おう、着いたか。仕事、頑張れよ。」「うん、分かった。じゃあね。」ガチャ。さらっとしたもんです。(笑)


 いつものように帰宅すると、いつものように玄関先までワグナーがシッポブンブンでお出迎えしてくれます。

 今日も出迎えてくれたか。いつものようにわたしの股の間に頭から身体を入れて来るワグナーの腰のあたりをいっぱいヨシヨシして、「よし、着替えるからあっち行っていいよ。」とワグナーをまたいでいた足をはずすと、いつものテーブルの下に行き、ドテッ。

 わたしが帰宅する前まで、
←こんな感じで動けないでいるのに。

歩くのも辛い状態なのに、本当にけなげな奴です。

wagner's room