犬も食った(4月1日)

 今日は一ヶ月ぶりのトリミングに行ってきました。トリミングをして帰って来てワグナーを良く見ると、
パピーコートの抜け変わった部分が、艶のあるナチュラルウェ〜ブの毛に生え変わっている事が分かります。
と、ここまではいつものWagner's Roomなのですが・・・。

 トリミングをしに行った、いつものペットショップでの事。
ワグナーの順番が来るまでショップのバリケンに入るはずのワグナーが、今日はまったく入ろうとしません。
ショップの店長が「ワグナー君は、最近バリケンに入る時間が短いんですか?」と、少々当惑顔で聞いてきました。
「いや、そんな事はありません。」とは言ったものの、@パパはピンと来ました。
最近のワグナーには、あまりビシビシやって気の粗い子になって欲しくないという@ママの意向があり、
少し甘やかしの躾け姿勢があったのです。
 バリケンに入れる時など、優しい声で「ワグナー・ハウス〜」とやっていたのですが、
ハウスに入れるまでの時間は本犬の気分次第で長〜くなっていました。優しく声を掛ければ、
反発も優しいのですが、その気になるまで時間が掛かっていたという訳です。
@パパの場合だとそうでもないのですが、@ママの場合はどうしてもそうなります。
ワグナーにしてみれば、ちょっとくらいならイヤイヤをしても許してくれるという気になっていたのでしょう。
その気持ちが如実に現れたショップでの場面だったのです。トリミングが終わって、
@パパの迎えを待つ間もやっぱりバリケンにはなかなか入らなかったそうです。
 @パパが仕事を終え遅い夕食を食べた後、ワグナーに伏せの教育をしていてお尻をポンポンと軽くたたくと、
側から@ママが「あっ、そんな〜、お尻はとっても痛いんだよ〜。」と、とたんに@パパが怒り出します。
「お前な〜、俺は軽く合図程度にやってるだけだろ〜!そこが痛い事は良く知ってるよ!」
ショップでの出来事が伏線となっていました。
「可愛がる時は一生懸命可愛がる。だけどね〜、いつもデレデレじゃダメなんだよ!
          ピシっとする時はさせないとワグナーの為にならないだろ〜!」
そうなんです、どこのご家庭でもそうなんでしょうが、我が家も例にもれず夫婦喧嘩の原因は
いつも子供の教育の事が発端となるんです。

 数日前にも同じような場面がありました。
@パパが久方ぶりに、オネエに手を上げた時の事です。@ママはオネエをかばいながら、@パパに
「ど〜して暴力を振るうの!」と、くってかかって来ました。
「俺は今、自分の娘に教育をしているんだ!このまま社会に出す訳にいかないだろ!親に向かって何ていう口をきいたんだ!」
「それはそうだけど・・・。」と憤慨の@ママ
「娘に教育をしている父親に向かって、お前まで反抗してど〜するんだ!パパにあやまりなさいと教え諭すのが母親の努めだろ!」
その夜、オネエは家出をしました。駅の回りを捜しまわったりしたのですが、見つかりません。

 翌日、昼頃@パパが自宅に帰ってみるとオネエは帰っていました。ホッ
直ぐに、会社に出ている@ママには電話で連絡。「俺だけど、オネエ、帰ってるよ。」
受話器の向こうで、「ア〜、良かった〜・・・。」

「お前、どこに行ってた?」
「友達のアパート」とオネエ。
何でもクラスの友達の中に自宅が遠いのでアパートで一人暮らしをしている子がいるんだそうで。
「あのな〜、俺に反発したんだろ〜お前は。」「ウン・・・」
「だったら、俺にどこに行くとは教えなくていいけど、ママにはちゃんと教えて家出しろ!」「・・・・。。」
「ママはな、昨夜一睡もしてないんだぞ、何度も言うけど、俺に反発したなら俺に向かって来るのが娘の仁義ってもんだろ〜!
 ママにまで心配させるんじゃない!」「・・・・わかった。。」
「で?今日も家出するのか?するんだったらママに電話しておけよ。」「今日はしない。」
「うん、で?泊まらして貰った友達にはコンビニかどこかで何か買って行ったんだろ?」
「ううん、お金がなかったもん。。友達とコンビニに行って、友達が奢ってくれた。」
「バカタレ、今度おこずかい貰ったら、ちゃんと何か買って行け!」「そうする。。」
な〜んて事がありまして・・・。

どちらの場合も、@パパと@ママが夫婦喧嘩している時はワグナーはピシ〜ッとおすわりしているのでありました。
上の一番右の写真のように。。夫婦喧嘩は犬も食うようです。

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