清里2004(8月8日)

 川遊び会場を2時頃に出て、高速道に出るまでエライ山道を通ったり、地元の人に聞いたりしながら行ったから結構時間が掛かりました。ひょっとしたらとんでもない遠回りをしたのかも知れませんが、何とか名古屋から中央高速道に乗る事が出来ました。乗ってからも覆面パトに捕まっている車を良く見掛けたし、覆面パトやオービスを警戒しながら飛ばせるところは飛ばして走ったから結構神経使いました。スピードメーターを気にしないで走れたら、随分楽だったろうな〜。
途中、携帯にサラパパから電話が入りました。
「今、ルリちゃんから連絡が入ったんやけど、ワグナー君の食材忘れて来たんと違う?」
ワグママの顔を横目に見ながら、「ったく、おっちょこちょいだからな〜。」と、わたし。

 ワグナーの食事は「手作り食」。いきなりドライフードにするとピーになっちゃうんです。旅行の時はちょっと面倒なんですが、食材を持ち歩いてどこかで調理して上げなくてはいけないんです。
清里のペンションに調理場を貸してくれるか確認していたのですが、暖めるくらいならいいけど作るのは勘弁して欲しいとの事だったので、予定ではルリちゃんの家で作って行く事にしていたのですが、時間に負われて今夜の分と明日の朝の分のワグナーの食事を作るのをすっかり忘れていたのです。
ワンコは1食・2食抜いたところでどうという事はないし、逆に健康の為そうした方がいい場合もあるようですが、中央道に入り途中寄ったサービスエリアにワンコ用のレトルト・フードが置いてあったので「ドライフードよりはピーしないかな?」と、置いてあった小型犬用を8袋買い込みました。(今夜分4袋、明朝分4袋)普通の高速道のサービスエリアにペットフードなんて置いてないよな〜、流石に中央道を使う人達はペットと旅行する場合が多いのかも知れないな〜。

 予定より1時間遅れの夜の9時過ぎにペンション・バーニーズに到着。やっと着いた。7時間も掛かっちゃった。ここが清里のペンション・バーニーズか〜。車から荷物を運ぶのをペンションの人が手伝ってくれました。駐車場には車がいっぱいで、車の間をすり抜けながら荷物とワグナーのリードを持ってペンションの玄関に辿り着きました。
「おつかれさま〜」と女性がお出迎え。ン、ンンッ!ン〜〜ッ!!
『ア゛ーーーーッ!!なんでここにいるんだよぉーーーっ!!』
その声は静寂に包まれた八ヶ岳にこだましたのであります。ななななっ、何と、昨夜一緒に「隠れタバコ」をした桃ちゃんではありませんか!「岐阜に行くって言ってたじゃない〜!」後から旦那さんも出て来て、「今日は清里で、明日は岐阜に向かうんです。」だってさ・・・。
ニコニコしながら話すヴェーママ&ラビパパ。嬉しいやらびっくりしたやら。。
荷物を一旦部屋に入れて、夕食の準備が出来るまで玄関の外のテラスで煙草を吸いながら、桃ちゃんや初めてお会いする旦那さんとしばしの歓談。ペンションの中は禁煙なのです。優しい目をした旦那さん、ネットで話した事もないけど、直ぐに打ち解けてしまいました。ワグナーは部屋でレトルトの食事をして暫く休憩です。

 ペンションの食事が出ると、桃ちゃんも旦那さんも今夜は遅いからと部屋に戻りました。夕食はコース料理。わたしの分の食事は牛関係はダメと予約の時に言ってあったので牛肉の変わりに豚肉。その前に出たスープは桃の果実を牛乳で割って冷たくしたスープだったのですが、残念ながらわたしはパス。厨房の中から食事を作っているシェフの「お客さん、どう?」と食事係りさんにこっそり聞く声が聞こえました。気配りして下さって申し訳なかったけど・・・スンマセン。ワグママが2杯のスープを頂きました。あとは美味しく頂きましたよ、オーナーシェフさん。ペットミュージックネットのCDも置いてあったけど、yukiタンもここに来たのかな〜?


オーナーと歓談。


ヴェール家と記念撮影



ペンション・バーニーズの入り口にて
 翌朝になって朝食の後、ヴェール家と清里の冒険計画を練ったり、オーナーさんお勧めのお店を聞いたりと、チェックアウトまでゆっくり歓談。
ヴェールちんもラビ君もワグナーに慣れてくれて一緒にいても大丈夫。

「萌木の村」にヴェール家と行って来ました。
ワンコ同伴オッケーのレストランでコーヒーを飲み、桃ちゃん夫妻とワンコ談義に花が咲きました。
ここはワンコの小物も扱っていて、
「バニのTシャツも売ってたよ〜。」とワグママ。
早速店内を物色、オホホ〜ッ!あったあった!
「すいませ〜ん、コレ下さ〜い。」で、
バニのTシャツを即行トイレで着替えゴキゲンなわたし。
単純♪


 ヴェール家は昼食を一緒にすると岐阜のペンション?の夕食時間に間に合わないというので、お昼頃お別れしました。ビックリさせられたけど楽しい時間をありがとう。とっても嬉しいビックリでした。

で、昼食をする所を探して清里を散策し、たまたま入ったワンコと一緒に食事の出来る店。ドッグランが併設していて、そちらの方に今日はTV局が来ているらしいのは知っていました。
食事をしていると、茶色のクマちゃんカットをしたプードル連れの若いおねえさんが寄って来て、ワグナーにプードルを近付けます。もちろんワグナーはシッポ・ブンブンでお出迎え。
側から他のおねえさんが来て、「実はTV局のものですけど撮影させて頂いていいですか?」だって。


プードルと挨拶したり、リポーターのおねえさんにワグナーが突進したところ等、数カット撮ってました。「お父さんお母さんは食事をしててくれればいいです〜。」そういう絵が欲しいんだそうで。こちらはただモクモクと食事をしておりました。(笑) 旅の記念には最高の思い出になります。カットされないで一瞬でも出てればの話しですけどね。 で、このHPで『TVの放送を見れる地域の方』って問い掛けをしたところ、夢ママが名乗り出てくれました。昨日、夢ママからのビデオが届き、見てみたところ、一瞬ではあったけどちゃんと2カット出てました。
東海テレビの「ぴーかんテレビ・元気がいいね!」って番組さん、そして夢ママありがと〜〜!いい思い出になります〜。v(^_^)

 その後、清里を散策して、清里を出たのが午後の4時頃。東京回りで帰れば距離的には近いかもしれないけど、都内の渋滞に巻き込まれたくなかったから北陸道経由の帰路につきました。山形の家に着いたのが夜の11時頃。また7時間も掛かってしまった。でも新車のハンドリングは快調そのもの。北陸道を下りて一般道の山道を軽快に走ってるつもりが、隣の助手席でワグママが「気持ちワル〜〜〜。。」ナハハッ、調子に乗ってハンドリングが過ぎました・・・(^_^;)

 本来なら、大阪に行くなんてあり得ないんだけど、ワグナーがいたお陰でこうして楽しい思い出がまた1つ出来ました。自宅に帰ってからも奈良の伯父さんから電話で、「ワグナーは大丈夫か?お前達の事は心配じゃなかったけど、ワグナーが心配だったよ。」と言われてしまいました。そして電話の最後に「俺も犬が飼いたくなったよ。」と。
誰にでもフレンドリーだから、誰にも愛されるワグナーがいてくれて、ワグナーを幸せなワンコにしてやろうと思ってるけど、実は多くの幸せをワグナーに貰っているようです。


ガキンチョが冠るよりずっと絵になる帽子


ワグナーの手とママの手は大きさが同じ

wagner's room