姉弟弟(11月9日)

 10月の末に何を思ったのかオネエが帰って来ました。
「どうしたの?いつまでいれるの?」と聞くと
「夏休み取れなかったから無理矢理取って来た。1週間くらい居るつもり。」
オネエも余計な事は言わない。
わたしも「ふ〜ん。」って言っただけ。


 夕方のワグナーとママの散歩の時にお隣のお姉ちゃんと会う事があるそうです。お隣のお姉ちゃんが「ワグナ〜♪」と呼ぶと「ヴ〜ッ」そしてまた「ワグナ〜♪」「ヴ〜ッ」「ワグナ〜♪」「ヴ〜ッ」てな感じらしい。年の頃は20代の半ばなのかな?ママに言わせると、外見は凄く可愛らしい女性なんだけど、いつもサッパリした男性的な話し方で立ち話をしていても気持ちがいいそうな。

先日の事です。
ピンポーン♪「ハーイ、どうぞ〜。」とママが玄関を開けると、「こんばんは。」と可愛らしい顔に似合わずいつものように低い声で「ワグナー君にこれ、お見舞い。」と、そのお隣のお姉ちゃんがワグナーに花束を持って来てくれました。
お隣のお姉ちゃんもワグナーの事を気にしていてくれたらしい。嬉しいね〜♪


オネエが来て4日目、何を思ったか今度はガキンチョが帰って来ました。
「どうしたの?いつまでいれるの?」と聞くと
「ん?何となく。1週間くらいいるよ。」
ガキンチョも余計な事は言わない。
わたしも「あっそ。」って言っただけ。


「ワグナーはわたしが産んだ子」が口癖のママ。
「ワグナーは我が家で一番出来のいい子」が口癖のわたし。

なにも言わず、末っ子のワグナーの面倒を見に来た姉と弟。

オネエ、ガキンチョ、そしてワグナー、久し振りに揃った我が家です。

wagner's room