Mail(1月19日)

昨日の土曜日にね、会社の仕事でどうしても米沢まで行かなきゃならなくなっちゃって、
いつもは数件まとめて行くんだけど、たった1件だけ交通費も出ない納品があったから、
私服に着替えてワグナーと観光旅行する事にしたんだよ。(米沢までは片道1時間ちょい)

天気も良かったし、いいドライブ日和。得意先への納品後に米沢城趾を散歩して来たよ。
雪の城趾の散歩はワグナーも大喜びでね〜。(笑)

入り口にある
上杉鷹山公の像

城趾内にある
上杉謙信公の像

城趾内にある
上杉鷹山公の像

昔から米沢という街は好きなところだよ。わたしの生まれ育った鶴岡と同じ城下町って事もあるけど、
上杉謙信ゆかりの地ってとこがいいよね。強かったんだぜ〜謙信は。
あの信長率いる柴田勝家、明智光秀、羽柴秀吉が完膚無きまでに叩きのめされたんだから。
しかも謙信の戦いは聖戦、そこには義が存在したんだよ。
他人の領地を略奪する盗人かっぱらいじゃないんだよ。
目に浮かぶようだよ、武田信玄の大軍の中をたった1人で白装束に身を包んだ鬼神・謙信が白馬にまたがり
宿敵・信玄の本陣へと向かう様が。

「利家とまつ」の加賀百万石は有名だけど、上杉が120万石あった事はあまり知られていない。
その気であれば家康と天下盗りも争えた上杉だけど、謙信の誇り高き家風がそれを選択させなかった。
組織化された鉄砲隊も持ち、家康を倒せるだけの力もあり、上杉に天下が盗れる可能性は十分にあった。
120万石から1/4の30万石に減禄されても、そのほとんどの家臣はこの米沢に残ったというから、
きっとその子孫が多く残るこの米沢の地に「謙信の精神」は脈々と受け継がれている様な気がするんだ。
何者にも媚びず、義のために戦い続けた謙信に美学を感じるのはわたしだけではないんじゃないかな。

そんな故事を知ってか知らずかのその子孫?の若いカップル達に「うわっ、デッカイ!」と、
嬌声を上げさせながら城趾をワグナーと散歩するのは爽快そのものだったよ。(笑)

夕方、自宅に帰り散歩後の牛乳をママにおねだりのワグナー。


ママ〜、牛乳ちょうだい〜。


ありつけた♪

この夜は、週に1度の中国語講座の日だったんだ。常勝の謙信公のおかげで勝ったよ。
何てったって、上杉神社でパンパンして来たもん。(笑)
1時過ぎには終わったんだけど、毎回会社のダンボール置き場兼社長室で開催されるから、
終わった後の後片付けとかメールチェックしてたら自宅に到着したのが3時半だった。

駐車場に車を入れた途端、2階の寝室からワグナーのキューキュー啼く声。
夜中だから響くんだよね。(^_^;)
寝室のドアを開けるとワグナーが飛びついて来てさ。
ベッドの中からママが「もう眠れやしないよ〜。」
何でも、ワグナーのやつソワソワしちゃってズーッと起きてわたしを待ってたらしくてね、
寝室の中をあっちウロウロこっちウロウロしてたんだってさ。
「そんな中で寝れる訳ないよ、ったく〜。」って、怒られちゃった。(笑)
ワグナーをなだめて、わたしもベッドに上がったんだけど、暫くするとワグナーのやつ
わたしのところに来てクンクン・・・「ん?なんだ?もうネンネしろ」の声に安心したのか
おとなしく自分の寝場所に行ったけどね・・・つくづく「俺のワンコ」って気がしたよ。。

そんなワンコ・ライフを送っているよ。
じゃあ、またね。

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