お袋が来た(6月15日)

鶴岡の実家に1人で住んで居るお袋にワグママが電話。
「あっ、お母さん♪今、うちはバラが満開だから泊まりにいらっしゃいませんか?」
親父が亡くなって、どこにも出る気がなくなっていたお袋。
「パパが明日、鶴岡に行くから帰りにパパの車に乗って来たらいいですよ〜。」
山形で一緒に住まないかと声を掛けても、生まれ育った鶴岡の実家でのんびり過ごしたいといってたけど、たまには外に出さなきゃと無理矢理ワグママが誘ったのでした。
「分かった〜、じゃあ行く〜。」と、いう事になり・・・ワグナーがいる事を忘れてるのかな〜?ワグナーに限らずワンコは苦手のはずなのに??大丈夫かな〜??等と、水をさすようで口には出さなかったけど、老婆心(?)の息子の車に乗って、月山新道の山景色を楽しみながらワグナー家へとドライブする老婆・・・じゃなかった、お袋とその息子でありました。ホントに大丈夫かな〜・・・?

 ワグナー家に到着したのが夕方の6時半頃。ワグママが出迎えます。まだ外は明るかったので、早速ワグママ自慢のバラのエントランスを案内。その間、わたしは家の中に入ってワグナーを落着かせていました。お袋が家の中に入って、いきなりワグナーの歓迎を受けたんじゃ心臓発作で倒れちゃうといけない。等と考えながらワグナーをヨシヨシ。そうこうしていると、ワグママに案内されたお袋が家の中に入って来た。落着かせたはずのワグナーの大歓迎が始まっちゃった・・・(^_^;)
「ヒェ〜ッ!」って感じで驚きながらも、「大丈夫だよ、絶対噛み付いたりしないから。」という息子の言葉を信じたか、恐る恐るリビングに入ってワグナーの歓迎を受けるお袋でした。

 晩ご飯を食べ終え、ワグママとの話しに花が先きテンションの高くなったお袋を横目に見ながら、やっぱり1人は寂しいんだな〜と感じる息子ではありました。寝る頃になると、「ワグナーは可愛いね〜♪」等という事を言い出すお袋。ふと見ると、ワグナーの頭を撫でている。なんだ〜???「今度、鶴岡に連れて来たら、2階のリビングにならワグナーを置いていいよ。」と、お袋。すっかりワグナーに慣れちゃったみたい。七十数年もワンコ嫌いで触る事さえしなかったお袋がね〜・・・フ〜ン、大したモンだと感心する息子でありました。徹頭徹尾、頑固者の親父とは正反対の、しなやかなお袋らしいっていえばらしいかな。不祥の息子も見習わなきゃな〜。

 翌日の2時過ぎに、お袋は高速バスに乗って鶴岡に帰って行きました。今度は、鶴岡の実家にワグナーを連れて行っても車の中で夜を過ごす事はなさそうです。

オマケ
お袋を見送った後、ワグナーと川原の散歩で出会ったワンコ達。


wagner's room