ワグナー、どうした・・・。(1月14日)

 1月10日の事、会社から帰って来たのがこの日は夜の10時半頃でした。
「お帰り〜、どっちを先にする?」とママの声が台所の方でします。
「うん、先にサの字して来ちゃうよ」我が家でも、サンポという単語は禁句なのです。
お分かりですよね、その単語を使った途端、サークルの中にはビョコンビョコン跳び
跳ねる奴が居るんです。跳び跳ねてもいいんだけど、バニの弱点の後ろ足股関節が心配で・・・。

 「ワグナー行くぞ」とサークルの中のワグナーにリードをくわえさせ、
サークルの入り口を開けてやると、いつものようにリードをくわえたままダダダダッとトンネルを抜けて来ます。
散歩の出がけに玄関で「今日はシッコもまだしてないのよ」と、ママ。
我が家では、家の中でもトイレに排便出来るようにと教育して来ているのですが・・・。
最近はシッコは家の中でもするものの、ウンチは散歩の時だけになっています。散歩をしない日は
ウンチは翌日へと持ち越すのです。したくないものしょうがないと諦めていますが、今日はシッコも
してないという・・・。
 玄関を出ると、直ぐに今までした事のない家の真ん前で雪の中へ片足上げシー。
おいおい、ま〜だやってる。時間にして2分くらいズーっとやってます。こんなに貯まるまで・・・。
シッコまで家でしなくなったのかな〜・・・??
そんな事を考えながら、近くの小さな公園ではノーリードでワグナーと雪合戦したり、誰もいない
近くの病院の駐車場ではノーリードで散歩したり・・・いつもと違ってやけにくっついて歩きます。
おかしいな〜、いつもはノーリードにすると走り回ってるんだけどな〜・・・??

少し大人になって来たかな?等と思いながら
散歩から帰ると、サークルの中でバタンキューのワグナー。
眠いのかなくらいに思っていたのですが、
前足を痙攣させながら寝ている・・・おかしい。
ワグナーと呼んでもこっちを見ないし・・・。

その夜はママと2人でサークルの中に入り
ワグナーをナデナデしながら様子を見ていましたが、
いつものドタバタヤローの影もなし・・・。
明日、朝一に獣医さんに行こうという事で
早めに寝たのでした。

 翌朝、「ワグナーがおかしい!」というママの声で
起こされました。
ママが朝起きてもいつもはドタバタ大騒ぎするワグナーが、
今朝はなかなか起き上がれず、
お座りの姿勢のままシッコしちゃったというのです。

自分でも恥ずかしそうにバツ悪そうに首を垂れ、ママの顔を覗き込むように見ながら写真の毛布の上に
しちゃったという事でした。
朝のご飯もラム肉の焼いたのを少し食べると直ぐ嘔吐して、後は一切口にしないという事でした。
 直ぐにわたしもとび起きて、ワグナーのいるリビングに行ってみると、ドアを開けたわたしに気付きヨロヨロと
立ち上がり、シッポを振っています。「おいワグナー大丈夫か」と駆け寄り、サークルの中に入り伏せをさせます。
まだヨロヨロしちゃって・・・それでもシッポを振って。。

 兎に角、着替えて獣医さんに行く事にしました。車に乗れるかどうか心配しましたが、
その頃にはいつものワグナーになっているのです。リードを引く力もいつものワグナーです。
ちょっと元気がない程度。一体どうしちゃったんだろう。。
ワグナーを後部座席に乗せ、わたしも後部座席に付き添う事にして車はママが運転。
獣医さんに着く頃には、ほとんどいつものワグナーなのです。

 獣医さんでの事は、あまり書きたくありませんが、何を診察するでもなく
「この寒いところで、洋犬の大型犬は4〜5年が寿命ですから。」のお言葉。
ワグナーはまだ1才になったばかり、問診しただけでその言葉はちょっと戴けない。
世程、ネットバニ仲間のバニ達はもっと長生きして元気にしてますよ、って反論しようかと思ったけど、
止めておきました。「精密検査をしても結局分らないしね〜。」これが獣医の吐く言葉?
単に面倒臭いといった気持ちがありありとその顔に。獣医さんってこんなもん?
この時、獣医さんを変える決心をしました。
山形に、まともな獣医さんはいないものか・・・。

 だた、不思議な事に獣医さんから帰って来ると、まったくいつものワグナーなのです。
クスリを飲ませた訳でもなく、何もしていないのに・・・ただ外の空気を吸っただけなのに。
「とんだ誕生日になったね、ママ。誕生日おめでとう。」この時、始めてママの誕生日のおめでとうを
言ったパパでした。

ママの誕生日のケーキのお裾分けを頂戴

疲れたママをいたわるように
顔中ペロペロ攻撃のワグナー

疲れて寝ちゃったママ。(写真左上)
ママをペロペロ寝かしつけた後、パパの側で
やっぱし寝ちゃったワグナー。
ヨシヨシ、もう何ともないみたいだね〜ワグナー。

 この日から、今日で2日が過ぎましたが、何事もなかったようにワグナーは普通にしています。
変わった事といえば、室内のトイレでは決してシッコもしなくなった事です。
お座りしたままシッコをしちゃった事が、ワグナーにもショックだったのでしょうか?
兎も角、外に連れ出さない限り家の中では排便しないようになっちゃいました。
は〜っ、お陰で1日に数回は外に連れ出さないといけなくなっちゃった。。

 それともう1つ、ノーリードで歩いても前より落ち着いてパパに付いて来るようになったワグナーです。
勿論、路上でノーリードにはしませんが、誰もいないところでノーリードにしても、今までみたいに
どこに行っちゃうか分らないといった不安が少なくなった事は確かです。いつも一緒のパパの方を
チラチラ気にしながらそんなに遠くには行かないワグナーです。何だか急に大人になったような・・・。
やっと少しづつ信頼関係が築かれて来たのかな?

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