男の子(7月9日)

ものの本によると、女の子はノーリードにしても飼い主の側を離れないけど、男の子はどこまでも1人で行っ
ちゃう事があるって書いてあったけど、正にワグナーはそういった意味で男の子らしい男の子なのです。

先日も誰もいない河原でワグナーをノーリードにして遊ばせていた時、ゴルちゃんと飼い主さんが向こう岸で
休んでこちらを見ていました。こちらの岸から丁度そのあたりまではワンコが歩いて渡れる浅瀬ではあったの
ですが川の幅は約100m、まさかね〜・・・ところがノーリードのワグナーは直ぐさま川を渡り始めたのです。

慌てて大声で呼んでも後の祭り、嬉しそうにシッポ振り振り向こう岸へ。ありゃりゃっ、という間に・・・。
向こう岸の飼い主さんもゴルちゃんも最初はワグナー歓迎の感じでいたのですが、調子に乗ったワグナーが遠目
に見ててもゴルちゃんにマウントしそうなのが分ります。飼い主のおばちゃんも困ってる様子。
ゲゲッ!大慌てでわたしもビシャビシャに濡れながら向こう岸まで。
足下は滑るし、相手のゴルちゃんは気になるし、申し訳ないやら・・・渡り終えるまでの時間の長い事。

「こんなに大きい子だと思わなかった〜、恐かった〜。」と飼い主のおばちゃん。
「いやはや、済みません。」ペコペコ。
当のワグナー、またまたゴルちゃんにマウントしそうになるし、クォラ〜!
そんな事があったのです。失敗失敗・・・。

何にでも興味津々のワグナー。
差程暑くもなく、むしろ涼しい日なのに噴水が気になったのか
立ち止まって・・・ん?中に入るの?
こわごわ噴水の中に足を入れ・・・。

あ〜あ、ほんとに入っちゃった。
泳げもしないくせに単なる興味本意。
汚れちゃうけど、まあ、いいか。

元気がいいのも、物怖じしないのも、そりゃ良いには良いけど黄色にゃ黄色の良さもあり、また困った事もあるな〜と。。
TPOではあるけれど、ワグナーにはやっぱり基本のリードは付けなきゃ、って思ったのでありました。
どこ行くか分んないもんな〜・・・ったく、この鉄砲玉は。

最近、河原の散歩で良くお会いするゴルのチェリー君と飼い主さん。
チェリー君がいるって気が付くとルンルン気分で大騒ぎのワグナーです。
6才になるって言ったかな?
なかなかダンディなチェリー君です。

*ワグナーの手前のビニール袋はちょっと余計だった。
(使用後です、入ってます、どっちゃりと。)

不思議なのは、家の中ではわたしの後ろに付いて歩くし階段を昇り降りする時だって決してわたしの前には出ないのに、
散歩の時となると前に出たがる。「後へ」の声掛けしても・・・気分的には少し前。
どうも散歩の主導権は自分にあると思っているらしい。
家の中にいる時は甘えん坊のくせに、外に出ればこっちの事は関係ないって顔しちゃって、ったく〜。
天真爛漫と言おうか、邪気がないと言おうか・・・外面の良さには無縁のようで・・・ハ〜ッ
やっぱり根っからのドタバタヤローなんだな〜。。
もっとも、あまりピシッと躾けの入ったワンコよりドタバタヤローの甘えん坊が好きなわたしなのです。
そういうふうに、こっちがワグナーに躾けられたのかも・・・?

wagner's room