暫く振りです(7月4日)

 暫く振りに日記を書きます。ほんとに暫く書いてなかったな〜。私自身も忙しかったし、それに・・・ワンコ仲間にいろいろあって、なかなか日記を書く気になれなかったのです。
 ワグナーも4歳と7ヶ月を過ぎました。本当に早いものです。山形にもバニが随分多くなり、若いバニ達と出会ったり仲良くなったりも出来るようになりました。
そんな若いバニ達を見るにつけ、ワグナーも大人になったんだなーと思う事があります。以前のドタバタヤローにも、考えて行動するという学習能力があったようです。道行く女性から「カワイイ〜♪」と声を掛けられてもシッポを振って挨拶するくらいで、その女性に突進したりもしなくなったし。(笑)
若いワンコと接した時も、あれ、ワンコ同士で分かるみたいですね、自分の方が年上だとか年下だとか。年下のワンコが偉そうにワグナーに突っかかって来ると、ワグナーもたしなめる様な仕種で受けて立ちますが、年上のワンコからガウッってやられてもワグナーは一歩引いたスタンスを取るようです。
先人(犬)を敬う事を知ってるかのようです。


 面白いのは、ワグナーは他人に返事をするワンコになっちゃった事なんです。うちの家族以外から「ワグナー♪」と名前を呼ばれると、「ヴ〜ッ」また呼ばれると「ヴ〜ッ」。何度でも「ヴ〜ッ」。はじめは権勢症候群の現れで唸っているのかと、ちょっと心配していたのですが、ど〜もそうでもないらしい。「ヴ〜ッ」と唸ってはいるものの、シッポは緩やかに振っているのです。唸っていながら攻撃の気配もない。
どうやらワグナーの返事らしいと気が付いたのは最近の事です。でも、何を思って「ヴ〜ッ」って返事をするのかは分からない。ワグナーは、いったい何を考えて「ヴ〜ッ」って返事をするのでしょう?癖なのかな〜?きっと単純な事なんだろうけど。。
まあ、現象として、他人に名前を呼ばれると返事をするワンコだ、という事なのです。変なの♪

 日本犬はシッポを振ってるからって近付くとガゥッって事があるけど、洋犬はシッポを振ってたら、まず攻撃はしないピュアな穏やかさを持っているようですが、そんな洋犬の中でもワグナーは特に穏やかな性格のようです。(日本犬にはもちろん日本犬の良さがあるけど。)
結構穏やかな性格のワンコでもシッポを掴まれたりすれば嫌がりますが、ワグナーに関しては別にどうって事もありません。掴まれたまま、されるがままのワグナーなのです。そりゃしつこくシッポを掴んで引っ張れば嫌って顔はするけど、のほほんとしたもので反抗はして来ない。


 ワグナーは、ある意味御主人絶対ではありません。男の子のせいかも知れないけど、外に行って回りに人陰がないからノーリードにしようものなら、いくら呼んでも帰って来ようともしません。女の子のワンコでも見つけようものなら、明後日まで付いて行く事でしょう。そのくせ、こちらの姿が見えなくなれば、必死で探しはじめる。ドッグラン等に行き、こちらがちょっとトイレに行こうとドッグランの入り口を出ようものならピーピー鳴いて入口の前でビョッコンビョッコン連れてけジャンプ。こっちが呼んだ時は来ようともしないくせにね。

「パパに似たんだよ、パパは束縛されるの嫌がるでしょ。」とママ。「躾け教室に通ってる最中だって、パパは散歩の時なんかワグナーを自由に先に歩かせたりしてたじゃない。」ハイ、そうです。(^_^;) 「そのくせ、甘えん坊だしね。」ハイ、そうです。(^_^;)


 いつものように夜の散歩から帰って来ると、「ワグナー寝るぞ」と声を掛け2階の寝室に連れて行こうとするのですが、気が乗らなければいつまでもリビングに居座ろうとします。「早く来い〜。」とワグナーを即して、やっと重い腰を上げさせ2階への階段を上らせますが、階段の中間地点にある踊り場に立ち止まり、階段の下で見ているわたしをジッと振り帰っています。「分かった分かった・・・。」2階の寝室までわたしが連れて行かない限り、踊り場にいつまでも居るつもりなのです。ったく、わたしは案内係りかよ。疲れてる時なんか、スタコラ自分で寝室まで行って寝るくせに。

 先日もサッカーの国際試合があって、わたしもワグママもテレビの試合に夢中です。「イケイケイケー!」こちらの興奮そのままに、ドタバタ・ドタバタ、リビング中を駆け回るワグナーです。


テレビに夢中になっていると、デンとテレビの前に座り込み動こうとしない奴。「ワグナー伏せ!テレビが見えない〜〜!」1度は大人しく伏せするものの、5分としないうちに今度はソファーのクッションをくわえて、テレビの前でクッションをブンブン振り回すのです。挙げ句の果てに、注目して欲しくてわざとわたしの側に来て新聞紙をバリバリ食べはじめたり。ったく、お前はヤギか。

 
 ワンコよりニャンコが好きな友人曰く「ワンコは人間ベッタリで嫌だ。そこいくとニャンコは人間との間に適度な距離感を持ってる。人に媚びないとこがいい。」むふふっ、ワグナーはちゃんとそういう所を持ち合わせてるんだぞ。「幕府のイヌ」とか、「アメリカのイヌ(ポチ)の日本」とか、世に言うところのイヌではないのです。ワグナーは決していつも人間に媚びてるワンコじゃないのです。へへへっ、良く言えばですけどね。
でも、いつも見つめる先には御主人がいて、100%ノーリードでも大丈夫なワンコも、羨ましくもありますけどね。
この日記を書いてる最中、ネットのバニ友達から携帯メールがありました。特にワグナーの話題のメールをしてた訳ではなかったのですが、突然「バニは犬らしくない犬、とバニ飼いは自然と認識してる」だってサ。まるでテレパシー。(笑)やっぱりバニ飼いはみんなそう思ってるんですかね〜。それにしてもジャストタイミング!


 久し振りの日記なので、まだまだ書きたい親バカぶりなんですが、「早くアップしろ〜!」って言われたからこのあたりで止めてアップしときます。(^_^;)

wagner's room