家(6月22日)

「自分のワンコの事くらい自分で」と言う言葉に囚われていたな〜と最近自分のあり方に気が付いて、
ワグナーのカットをしてもらうトリマーさんを探す事にしました。
自分のワンコを知る上でもワンコとの信頼関係の構築においてもシャンプーしてやる事は確かに大切な事です。
が、何が何でも絶対というのはやっぱり片寄ってる。人間だって床屋さんに行く訳だし、綺麗なカットは
プロに任せた方が美しい。ボサボサのワグナーを、涼し気なサマーカットにしてやりたいな〜って
思った訳であります。

今までのペットショップには、我が家でシャンプーするようになってから行かなくなって敷居が高くなっちゃってたし、
それに1度「ヴ〜ッ」って唸ったらしく「今後は口輪をします」って言われちゃったし、あの時は権勢症候群かと
本気で心配しちゃったもんな〜。(ワグナーは決して権勢症候群ではありません)
ワグナーは、バリケンはあまり好きじゃないけど、あのショップではシャンプーを待つ間と終えた後は
バリケンに入れられっぱなしで水も飲めない。いつも自宅に帰った途端、水のガブ飲み。
まあ、ショップではそれが当たり前なんでしょうけど。

で、たまたま仕事の途中で見付けたショップがあって、中に入ってオーナーさんにいろいろ話しを聞いてみると、
ワンコの泊まりも引き受けていて、バリケンの嫌いな子は室内で、屋外の子は屋外で預かるんだそうで、
食事もその子に合ったものを飼い主さんに用意してもらっていいとの事。ワグナーは手作り食だしね。
実は21日に横浜でワグママのお母さんの13回忌があり、2人で家を留守にしなくちゃいけないから
ワグナーをどうしようと考えていたのです。ひょっとしたらペットホテルの事も考えなくちゃと思っていたのです。

日曜はドッグショーに出場するから仕事はしないらしい。シーズーらしいけど、チャンピオン犬だとか。
自分でカットを仕上げて、ハンドラーも自分でやってるそうで「でもお金が掛かりますよ」って笑いながら話す
40代の女性のオーナーさん。この日もショーに出場する群馬のシーズーをカットしていました。
ショーの仲間なんでしょうね〜。

ワンコの扱いには慣れていそうだし、ワグナーも嫌がるバリケンに入れられないで済むのなら、
「ここいいかも!」って事で、18日に予約を入れ連れて行ったのです。(ちょっと遠くて時間が掛かったけど)
どうカットするかいろいろ聞かれましたが分らないから普通にして下さいって答えて、「ただヴ〜ッって言うかも
しれないけど、それ以上はありませんから」って伝えておきました。
どうもワグナーは女性にハグハグされるのを嫌がるのです。最近気が付いたのですが、特に香水の匂いがダメみたい。
もったいない奴だ!女性にハグされて、しかもいい匂いに包まれるのに!不遜者め!恥じを知れ!クォノ〜!
な〜んて熱くなったりしちゃったりして・・・(^_^;)ガハハッ

何はともあれ、お昼過ぎに電話を入れると、「もう終わりましたよ〜♪」という事で、
やっぱり1度はヴ〜ッって唸ったけど仕事上は問題なかったようで、ほっとしました。
他人にシャンプーして貰うのは暫く振りだったし、初めて行った場所、ワグナーも最初は大分緊張してたみたいです。
ママも誘い2人で迎えに行くと、ちっこいワンコ達がカットしてる中にリラックスして寝そべるワグナーがいました。
バリケンじゃなくて良かったな〜、随分リラックスしてるな〜、等とママと話しながら「ワグナ〜♪」と声を掛けると、
やっと気が付いて、脱兎のごとく駆け寄りシッポブンブン歓迎の儀式と相成りました。
「オオ〜〜!ピカピカじゃん!」「ワグナー、綺麗になったね〜!」←親バカ夫婦

使用前

使用後

一旦家に戻り、先日から気になっていたしこりを診てもらいに獣医さんに行く事にしました。
首の付け根に12mm、後ろ足に9mm程度のしこりが出来ていたのです。
(どっかの写真家さんは多分、mmとCmを勘違いしてるみたいだけど。人の事、老人ボケって言うくせに。)
ハンサム獣医さん、当たり前だけど注射器で組織を取り出してちゃんと検査してくれて、
ちなみに奥さんも獣医さんで、この日は組織の検査をしてくれました。
「皮膚膿症って言われるもので、良性だし大きくないからこのままで大丈夫でしょう。」という事で、ホッ。
ここでは必ず図解してある本を見せてくれて、納得いくまで説明してくれます。
ついでにフィラリアの血液検査をしてもらい、問題なかったので錠剤を2粒頂いて帰りました。

ワグナーはフィラリアの錠剤薬をお菓子と勘違いしてる節があり、錠剤をガサガサ取り出すと喜んで寄って来ます。
後はガリポリ・ングッってなもんです。クレバーな日本犬は飲んだ振りしてこっそり吐き出したりする事もあるみたいですが、
ワグナーはあの薬の味が気に入ってるんでしょうか?手作り食のお陰?・・・って事は手作り食も変な味?(^_^;)
フィラリアの錠剤を味わった事がないので、真偽の程は分りませんが。もっともビールやお酒が大好きなワンコだし・・・。

良くも悪くもクレバーさはワグナーには無縁。
悪戯をする時も公明正大に必ずわたしの前でやってくれます。
風呂を洗う時用のビニールで出来たクツをカジカジする時も、
新聞紙をクチャクチャする時も、
ママの下着をボロボロにする時も、必ず絶対!
わたしの前まで持って来てわたしの目の前やソファーに乗ってやってくれる。(ーー;)
小さい頃にはテーブルの上の食べ物を泥棒もしたけど、いまは誰かの手からしか食べない。
泥棒した時に怒った覚えもないんですけどね〜・・・?

誰かがお菓子を食べ出すと必ず涎を垂らして側には寄って来ますけどね。

甘栗

結局、ママのお母さんの13回忌は日帰りしました。やっぱりね〜・・・ワグナーと早く会いたかったんです。
オネエも法事に呼んでたので、法事の終わった後は親子水入らずで1時間位は今の様子を聞く事も出来たし。
ガキンチョも朝夕の散歩と前日にママが作っておいた手作り食をちゃんと温めてワグナーに出しててくれたみたいだし。
お爺ちゃんは老人介護で1週間のお泊まり中です。
夜中だったけど家に帰ればワグナーも大喜びで出迎えてくれたし。
ワグナーのやつ、ママには挨拶もそこそこに、ずっとわたしにべったりで、少しはママにも気を遣えよ。へへへっ
・・・ワグナーのいる家はいい。

wagner's room