昨日行った獣医さんでの血液検査の結果、赤血球がまた減少しています。「貧血状態で、歩けるのが不思議なくらいです。」とハンサム先生。ついに抗癌剤の投与も出来ないという結論に達しました。 そして、水を飲んだ後が大変。水を飲むまではフラフラでも何とか歩いて辿り着くワグナーですが、水を飲んだ後はこの画像のように暫くは立ち上がれないのです。 |
わたしが連れて行く深夜の散歩の時は、帰りはワグナーを抱いて帰ればいいのですが、ママとの散歩は、たった50メートル程の距離の公園から自宅までを30分から40分掛けて、休み休み、だましだまし歩いて帰って来ていました。 一昨日の夕方の散歩の時は、たまたまお隣のお姉さんの帰宅時だったらしく、駐車場に車を入れたお姉さんが道路に寝そべるワグナーとママに駆け寄って、「ガンバレ!ワグナー!」とやってくれたそうです。例によってワグナーは「ヴ〜」の返事。 |
今はまだ何とか行きだけでも歩いているワグナーですが、そのうち歩けなくなるかもしれないし、どうしたもんかと思っていました。昨日は「もう仕事すんのイヤ!アイスコーヒーでも飲みに行こうよ。」とママを誘って親しくしている喫茶店までママの運転する車に乗って行ってみました。「ど〜したの?こんな時間に。」とマスター。厨房の中にいたママさんまで顔を出して「ド〜シタノ?」同じ事聞いて来るし。。 ワンコが好きで、以前、イングリッシュシープドッグの女の子と暮らしていたご夫婦なので、ワグナーの事も可愛がってくれています。最近のワグナーの様子などもアイスコーヒーを飲みながら話していたのですが、「そう言えば、顔の広いところで、運搬車みたいなの貸してくれるとこない?」と話しを持ちかけると、「あるよ。」の即答。ん?このシチュエーション、キムタク検事のマスターみたいじゃない。 喫茶店も営業中なので、ママさんのお手伝いにワグママを喫茶店に残し、マスターの車に乗り込むわたし。どこに行くのかと思ったら、運送会社に乗り付けたマスターは、車に乗ったまま配送所にいた人に「どのトラック?あ、あれ?」と、4tトラックの前まで移動して、トラックの側にいた若い運転手さんに「じゃあ、この車の後に付いて来て。」 マスターはそのままわたしの会社まで送ってくれました。早速、会社で発砲スチロールを調達して下の画像のように成りました。 |
昨日の夕方の散歩から試運転。ワグナーを乗せてゴロゴロと動かしてみると、初めて乗るカートにびっくりしたのか飛び下りて逃げてしまうワグナー。 公園の水飲み場まではママがワグナーのリードを持ってトコトコ歩いていきました。わたしは後ろから、このでっかいカートを押して、ついて行きます。 チッコして、水を飲んだ後、座り込むワグナーを抱きかかえてカートの前に下ろし、ママがカートに乗ってワグナーを誘導すると、案外素直にカートに乗ったワグナーでした。 |
寝る前の散歩では、しんと静まりかえった住宅街にカートの車輪がゴロゴロと結構大きい音です。「パパの声は響くのよ。」とママが言うけど、私の声とカートのゴロゴロが相まって、ご近所さんは何事かと思っているのではないかな?と思いつつ、時折ガハハハッと大笑いしながらママと冗談言いながらの真夜中のワグナー家族の散歩。 ガラガラいうでっかいカートにワンコを乗せ、それを押しながら歩く真夜中の中年夫婦。他人が見たら何だと思うでしょうね〜。世の中には変わった夫婦もいるんですよ、きっと。←(他人事のように) |
そして今日の夕方の散歩、試しに行きも玄関前にカートを用意してみると、ワグナーは自分から乗ろうとします。前足が上がらなくてカートに乗れない様子なので、抱きかかえてカートに乗せてやると素直に乗りました。 そのままいつもシッコする草むらまでカートに乗せ、「はい、シッコするぞ。」で素直にカートを降りて、シーッ。またカートに乗せ公園の水飲み場へ。ママの引くリードに素直に従い、ワグナーはカートを降りて水飲み場まで歩いて行き、ガブガブ。いつもは水を飲み終わった後、倒れ込むように土の上にへたり込むのですが、今回はママに引かれてカートまで歩いて行きます。 |
自宅に到着。カートにも慣れ、ワグナーの順応性の高さは嬉しかったけど、ワグナーの白目の部分は、また青みをおびて来た様子。赤血球がまた少なくなって貧血がひどくなって来たせいなのかと心配もまた。。 |