医学部との連携活動        

【スポーツ選手の自己管理とメディカルチェックについて】
・・・矢吹清隆医師


※ 矢吹清隆医師の紹介・・・・【学会活動】(評議員)(所属学会)【サッカー関係の活動】下記に


◎矢吹先生よりの山形西高・日大山形サッカー部のメディカルチェック効用から、山形県サッカー協会医事委員会の田中医師が副責任者として技術委員会と協力して「山形版サッカーヘルスメイト作成計画書」を作成計画中・・・・18年12月
 ・・・選手を取り巻く様々な環境下で、適切な選手育成を目指し、トレーニングの評価を数字で表現しながら、グランド上での高いパフォーマンスを発揮させらることを目的に取り組む計画をしています。当面は県選抜のトレーニングセンター選手を対象に考えているようです。・・・・

「矢吹先生」より日大山形サッカー部のメディカルチェックも終わり、昨年度との比較から、高校生活のあり方まで結果評価と今後のあり方について指導していただく・・・・・18年11月23日(日大多目的室)
・・・サッカー部の生徒と保護者の方々多数集まり、矢吹先生より話をいただきました。昨年度からの継続ということもあり、かなり具体的に身体・生活全体アンケートと血液検査や身体成分分析結果との関係から改善されてきていること等、説明をいただいた。
 選手もよろこびながら、また、保護者からも積極的な質問もあり、今後の取り組みが分かり、監督・保護者の方々から多くの感謝の言葉がありました。

                 

                 

                 
       矢吹先生の親友である岡田監督の話もいただく           最後に佐藤主将よりお礼の挨拶

「矢吹先生」より日大山形バレー・サッカー部のメディカルチェックも終わり、結果評価と今後のあり方について指導していただく・・・・・17年9月25日(日大会議室)
・・・バレー、サッカー部の生徒と保護者の方々多数集まり、矢吹先生の話をいただきました。身体・生活全体アンケートと血液検査や新体成分分析等結果との関係があることの説明から今後の取り組みが分かり、監督・保護者の方々からの感謝の話がありました。
・・・サッカー部は7月からチェックをはじめ、血液検査でのヘモグロビン・血清鉄・フェリチンの異常者への矢吹先生の治療がすぐに始まり、9月26日の記録走ではほとんどの選手の回復が見られており、喜んでおります。
  
   参加した選手と保護者                       矢吹先生
  

                                 バレー部伊藤主将より矢吹先生へお礼

○17年7月24日「矢吹先生」より日大山形サッカー部のメディカルチェックにおける問題点についての講習を実施
【実施項目】
1、問診
2、血液採決(血算・生化学・他)
3、In bodyによる身体成分分析・骨密度
4、食事調査票の記載方法についての説明と記入
5、最近3ヶ月の身体・生活全体アンケート

まだ、部員半数のメディカルチェック途中ですが、すでに貧血に関係する7名の注意者(ヘモグロビン・血清鉄・フェリチン)が出ており、中には重傷度の貧血もおり、急遽、24日に矢吹医師に来校いただき、パンフレットを配り、直接、生徒への指導していただくことにしました。
なお、全員が終了しましたところで、保護者・生徒に対しての矢吹先生からのご指導をいただく予定をしております。

山形県女子サッカーの強化・・・矢吹先生の知り合いでの、LリーグのASエルフェン狭山チーム(埼玉)への練習参加やアメリカ研修(長期・短期)の紹介も考えています。

現在、山形西高校サッカー部のメディカルチェック(血算・生化学・血清鉄・フェリチン・In body・身体計測等)と健康・食事調査を行い結果についての検討から選手・指導者への生活・栄養指導をおこない、チームの強化遠征指導等も行われています。
また、山形県国体女子選抜チームの主力チームである山形大学女子サッカー部(浅井先生)への勉強会を計画しています。

○17年6月〜7月・・・山形大学女子サッカー部への勉強会と日大山形高校サッカー部員のメディカルチェックを実施

○17年5月16日(土)・・・日大山形高校多目的教室

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矢吹先生より、日大山形高校(水泳・バレー男女・サッカー)部活動指導者がメディカルチェックと健康管理についての勉強会をおこなう。

  1、この勉強会の意義・・・背景(アスリートを取り巻く環境の変化@A)・臓器に対するストレスの経路 ・選手、指導者への期待と医師の立場・実際の行動
  2、高校生運動部の現状・・・高校生運動クラブ活動の背景と問題点(選手の立場・クラブの事情)
  3、メディカルチェックの必要性・・・トレーニングや試合での事故防止・効率良いトレーニングの実行・スポーツを中心とした生活管理の重要性・将来へ向けた健康管理・健康管理の重要性
  4、実際の方法・・・メディカルチェックの項目(生活調査・健康調査・体格分析・関節可動域と柔軟性テスト他・一般採血・食事検査と摂取栄養素の解析・・・メディカルチェックの応用
  5、体調管理との関係・・・必要な栄養素(糖質・蛋白質・脂質・ビタミン・ミネラル)・食事摂取とサプリメント
  6、健康管理に活かせる最近の話題・・・女子アスリートの問題点(female athlete triad 女性生理機能の異常・骨密度の低下・摂食障害)、イソフラボン・レプチン・肥満関連因子
  7、提言・・・学内スポーツ管理委員会の設立(構成メンバー・業務内容)
  8、本日のまとめ・・・高校生アスリートの危険性・メディカルチェックの実際・体調管理としての栄養と代謝・female athlete triad とは・骨障害 NTX 破骨細胞 イソフラボン・脂肪組織の意味 レプチン・学内スポーツ健康管理委員会

・・・・・・メディカルチェックから選手の心身の状態を把握しトレーニング法の検討、体調管理を行い、スポーツ傷害の防止、充実した高校生活、将来の夢の実現 に役立てたい・・・・・・

・・インターハイ県予選終了後に具体的なメディカルチェックを行い指導に生かしていく予定。

17年4月16日

矢吹先生より浅井先生(山形大学)・塩野のメンバーが「女子アスリートの管理」についての問題点を勉強する。
・・ 1、高校女子サッカー選手の健康調査より問題点を見い出す。
   2、女子選手の一般的な問題点。
   3、最近の話題から。
【今後の活動について】
・・ 1、選手の健康管理についての知識を深めチームに還元する。
   2、知識を提供しチーム管理者より意見を頂く。
   3、チームの問題点を拾い上げ、医学的、スポーツ科学的に検討していく。
   4、次回のテーマを決め、チームと医師の両者から発表する。
   5、 開催頻度、時間、会場、参加者については検討。

○順天堂大学スポーツ健康科学部同窓会へ医学的支援活動・・・・
・女子長距離選手の大学と連携を持った部活動支援のあり方
・医学部同窓会との連携のあり方での今年度特別講演についての準備
・大学医学部スキー実習への協力のあり方
・・・医学部学生への山形に関した講演等?
本県で開催される大学学生活動の把握(医学部同窓会には連絡あり)と支援活動について

○山形県女子サッカー強化活動への支援・・・・・
・山形西高校サッカー部員の定期検査と貧血部員の再検査
・ASエルフェン狭山への遠征と選手の練習会参加等協力関係の構築
・山形大学女子サッカー部へのメディカルチェック活動他


※ 矢吹清隆医師の紹介・・・・
昭和30年8月18日  仙台市で誕生
昭和49年3月    山形県立山形東高等学校卒業
昭和55年3月    順天堂大学医学部卒業
昭和55年6月    順天堂大学外科研修医
昭和57年6月    順天堂大学第一外科入局
平成3年11月     順天堂大学第一外科講師 (順天堂大学伊豆長岡病院外科赴任)
平成8年4月     順天堂大学伊豆長岡病院総医局長

平成11年12月    順天堂大学第一外科助教授(順天堂大学伊豆長岡病院外科)
平成16年2月    医療法人清永会 矢吹病院外科・理事長
【学会活動】
(指導医・専門医・認定医)
日本外科学会指導医・専門医
日本消化器外科学会指導医・専門医
日本消化器内視鏡学会指導医・専門医
日本消化器病学会専門医
ICD協議会認定医
日本体育協会公認スポーツドクター
(評議員)
日本腹部救急医学会評議員
日本臨床外科学会評議員
(所属学会)
日本静脈経腸栄養学会(山形県TNT講師)
日本癌治療学会
日本胃癌学会
【サッカー関係の活動】
昭和49年〜昭和55年 順天堂大学医学部サッカー部所属
昭和57年〜平成2年  順天堂大学蹴球部チームドクター・(全日本大学選手権3回優勝
          ・総理大臣杯3回優勝・関東大学リーグ1部 1回優勝) 

昭和60年〜平成5年  古河電工サッカー部チームドクター(日本リーグ優勝1回
          ・アジアクラブ選手権1回優勝JSLカップ選手権1回優勝)
平成5年〜平成10年  JEF市原チームドクター(ヤマザキナビスコカップ杯準優勝
平成15年〜     L2 ASエルフェン狭山チームドクター
平成16年〜      山形県サッカー協会医事委員山形西高等学校サッカー部チームドクター