近頃、寝ても覚めても「マルチスキャンディスプレイ」の事が頭から離れない。
どうしても「ダブル画面」のアレがやりたい・・・
ジャンク屋に、以前から目を付けていた17インチの「AppleVision」があるのだ。
値段は中古で1万円・・・、但し『多少にじみあり』なのであ〜る。
金沢の長村寛行さんから『にじみのあるモニターは、プロの道具ではない・・・』
とメールでアドバイスを頂いた・・・、だが1万円で17インチは魅力的である。
他のパソコン屋にも、SONYの17インチモニター(中古)が2万チョットであるのだが、
やはり、林檎マークが付いていてしかも安い方に心が奪われてしまう。
実は奪われてしまったのである・・・、長村さんごめんなさい。m(__)m
Apple Multiple Scan 17 Display & IO DATA HDV-2G
多少のにじみとは、どんなものなんだろう?
お客:『この「にじみあり」って言うの、チェックは出来ないんですか?』
店員:『それやると全てのお客さんの買われる商品をしなくてなならなくなりますので、
それはご勘弁頂いているんですよ、申し訳ありません・・・』
仕方がない、1万円のギャンブルに出るとしよう・・・
中古品棚を見ていると、外付けHDDの「IO DATA HDV-2G」が5千円で売っていた。
中身だけ取って、それをセントリスに入れれば・・・、ムフフフ。
5千円で2GBの内臓HDDか・・・、これは願っても無い話しである。
どっちも買った!
これはスリープ画面で、ダイヤモンドトロンとトリニトロンの特長をうまく捕らえている。
真っ黒(ダイヤモンドトロン)と、紫がかった灰色(トリニトロン)である。
画質は? 言うまでもあるまい、元々倍以上値段が違うモニターなのだから・・・
気になる「にじみ」だが、それは設定の問題で何とか克服出来た。
ただし、ナナオとBNCケーブルの組合わせに比べると・・・、まあこんなもんだろう。
内心、まともに映らないのではないかとドキドキだったのだから、良しとするべきで、
1万円でこのモニターは「掘り出し物」と考えていいだろう。
これでいよいよ、夢にまで見た「マルチスキャンディスプレイ」の出来上がりであ〜る。
ただし、そのままでは「Finder」の動きが、ぎこちなくなってしまう。
「ResEdit」で「Finder」の割当てメモリを、それまでの2倍くらいに上げてやる必要がある。
賢明なマックユーザーであれば、その理由がおわかり頂けるだろう・・・
セントリスの230MBは「Quantum製」である。IO DATAの2GBは「NEC製」だった。
ジャンパーピンを適当に差したら、2番のSCSIになってしまった。まあいいだろう・・・
しかし、NECのHDDは音がうるさい、音色も悪い。そう言えばFUJITSUもうるさかった・・・
QuantumやIBMのHDDに比べると、やはり日本のメーカーはまだまだである。
IO DATAには、代わりに230MBのQuantumを入れておいた(笑)。
どなたか「230MBの外付けHDD」が欲しい方がいれば差し上げましょう。
但し取りに来られる人限定! メールで連絡をくれたまえ・・・
Macintosh Centris 660AV / MC68040 25MHz / NEC 2.0GB HDD / 68MB RAM
&
IO DATA HDV-230MB(笑)
2GBのHDDを二つに分けて、それに「Mac OS 7.6.1」と「Mac OS 8.1」を入れてみた。
普段使うには「7.6.1」でいいのだが、どうしても「8.1」を使いたい時が出て来る。
それは、マック拡張フォーマット(HFS+)が、8.1以上でないと読めないからである。
「LAN」経由であれば何でも読めるのだが「SCSI」経由だと読めないのだ。
その時の為の「Mac OS 8.1」なのであ〜る。
遅くて使い物にならなくても、読めると読めないとでは雲泥の差があるのだ!
Macintosh Centris 660AV & Canon LBP-730
我が家のセントリスは、こうしてめでたく『印刷屋さん』プリントサーバになりました。
それからキーボードですが、プリントサーバにそれは必要ありません。
マウスだけで十分です。どうしても必要な時は「PM 7600」から外して使えば十分です。
斯くして「セントリス改造計画」は、3万5千円で終止符を打ったのであった。
めでたしめでたし・・・