これには実は「つづき話し」がある。
人間とは欲の塊である・・・、私の場合それを向上心と呼んでいる(笑)。
PM6100がG3となり「Mac OS 8.5」もサクサク動く様になると、
どうせなら・・・「Mac OS 9」を入れて試してみたくなるものだ。
2月末に「Mac OS 9」のパッケージを買って以来、まだまともに使っていないのである。
1 | Sherlock2 |
2 | マルチユーザ |
3 | ボイスプリント・パスワード |
4 | キーチェーン |
5 | 自動アップデート |
6 | 暗号化テクノロジー |
7 | インターネットでファイル共有 |
8 | TCP/IPに対応したAppleScript |
9 | ネットワーク・ブラウザ |
PM6100は仕事で使う訳ではないので、滅茶苦茶に使おうがお構い無しなのだ。
早速2GBのHDDを2つに分けて、1つにはそれまでの「8.5」をそのまま残し、
もう1つのパーティションの方に「Mac OS 9」をインストールした。
忘れてならないのは、G3カードのドライバソフト「MAXpowr G3 PDS V.1.0.2」である。
それをインストールしないと、オンボードの「601 / 60MHz」でしか起動出来ない。
インストールを終え、起動ディスクを選択し、いざ!Mac OS 9 起動!
・・・・・・・あれっ?
見事にアイコンパレードでフリーズしてしまった。
再起動を試みてみても、同じパレードの所でフリーズしてしまう。
それは、例のG3ドライバの機能拡張の所でなのだ。いや〜な予感・・・
もしかして、このG3カードって「8.5」までしか使えないの?
目の前がチョットだけ真っ暗になった・・・、悲しい。
さっきまで子供の様にはしゃいでいた自分が、馬鹿みたいである。
しかし、私の回復力は速い。PM6100でG3と8.5が使えれば十分じゃないか!
元々「PM6100/60」なら「8.1」を何とか使えると言うレベルだ。
それに比べたら、8.5をサクサク使える「PM6100 / G3 240MHz」は素晴らしい!
「Mac OS 9」はスッパリと諦める事にした・・・
結果はバッチリである。「PM6100 / G3 240MHz」で見事に「Mac OS 9」が起動した。
しかもその「V.2.0.4」は、バックサイド・キャッシュのスピードを変えたり、
CPUの温度が計れたりと、なかなかの優れ物なのだ。因に75°C(167°F)だった。
ただ、ファイルの中に「Registration」と言うのがあったので、只ではないらしい・・・
しばらく様子を見て、気が向いたらRegistrationしよう。バキッ!!☆/(x_x)
斯くして「PM6100」は 、我が家で唯一の「Mac OS 9 マシン」と成ったのである。
めでたしめでたし・・・(物事は最後まで諦めてはいけない)