大阪へ・その１(７月３１日）
以前からお誘いのあった関西バニ軍団恒例「川遊び」の４日前の昼時、
「月末の資金繰も出来たしママどう、思い切って大阪に行ってみないか？」と切り出すと、
「あたしはオネエの夏期講習の事もあるしお爺ちゃんもいるから行けないけど、
パパ行っておいでよ。」とママ。それが始まりでした。
だいパパに突然電話、「みんなにナイショで行こうと思うんだけど。」
「え〜っ、エライ急でんな〜！みんなビックリしはりまっせ〜。」とだいパパ。
（河内弁は分らないので、だいたいそんな感じ。(^_^;)）
ところが、川遊び前日の２７日に伊丹空港に降り立ったとして・・・さて
どうしたもんやら土地感のないわたしがどこをどうやって川遊びの現場まで辿り着くかが
問題なのです。生来の呑気もの、何とかなるさってな調子で行く事を決めたはいいけど。。
暫くすると桃ちゃんからメール
「ワグパパー！ホテルシングルやったら空いてるって！どぉする？予約入れる？桃」
ありゃりゃっ、一番驚かそうと思ってたのにダイパパ最初に電話しちゃったみたい。(^_^;)
直ぐに携帯に電話を入れ
「ワグパパだよ〜♪後でキャンセルしてもいいだろうから取りあえず予約して〜。
会えるの楽しみだ〜。」となったはいいけど、伊丹空港からホテルまでどうしよう・・・。
桃ちゃんは何とか車で出迎えてくれるとは言うものの伊丹空港までは運転した事がなさそうだし。
そこで以前チャットで伊丹空港に近いと聞いていたレナパパにお願いしてみようと携帯に電話。
コールはするものの１０コールくらいで留守電になっちゃうし、何度掛けても同じ・・・。
自宅に電話するとレナパパもますみママも居ない。。
そうこうするうちに桃ちゃんからメール
「ルーママのとこに泊まるっていうのは？桃」
早速、桃ちゃんに電話
「そりゃ最高だけど、ルーママ ラージポンポンで大丈夫？」と聞くが、心は既にルーク家。
暫くして、ルーク家に電話「もしもし〜」 と、電話の向こうから「はい〜、どちら様〜♪」
これがルーママの声か〜、掲示板でお馴染みの癒し系な声。直ぐにわたしと分かったらしく
電話の向こうで笑ってる。
前回、ワグナーを連れてPバニに旅行した時は慣れないドライフードの為ワグナーはお腹ピー
だったけど、ルーク家なら台所を借りて自家製食も作れるし安心。
ルーママはとても感じ良く了解してくれてたけど、でも・・・いいのかな〜？
まっ、いいや、後は行ってからだ！と脳天気なわたしではありました。
夜も９時、そろそろレナパパかますみママが帰っているだろうとジャム家に電話を入れると
いたいた！ますみママが出て来ました。
「・・・という事で、ルーママのところまで送ってくれない？」
地理感のない強み、まさか１時間半も掛かる距離とは（後で知りました）・・・(^_^;)ゴメン
「ええよ〜♪じゃあエルママのとこにも寄って行く〜？」とますみママ。
「そりゃ勿論！でもエルママにはナイショだよ、驚かしてやろう。チコチコ工房も見たいし。」
「実は今日、エルママのとこに行って来たのよ、あっ、さっき電話した？」
やっぱりね〜、そんな予感がしてたんですよ。（知らないとこからの電話には出ないらしい）
良くエルママのとこに遊びに行くみたいだし、エルママが川遊びには行かない事を確かめに
携帯メールしたけど返事がないし、ひょっとしたら２人でダベってるかな？と何となく予感してた。翌日、奈良県の生駒市に住む伯父さんの会社（大阪の九条）に電話
「もしもし、２７日から２泊３日で大阪に行くんですけどお会い出来ますか？」
だいたいの経緯を話すと
「そりゃ楽しみにしてるよ、じゃあ２８日は家に泊まれよ」と言ってくれたはいいものの、
「でも伯父さん、でっかいワンコが一緒なんですよ」
BMWの新車にワグナーの毛が付いちゃうし・・・
伯父さん叔母さん、ワグナーのでかさを知らないし・・・家の中で飼ってるし・・・
「かまわんよ、吠えたりしないんだろ？」と伯父さん。
伯父さんはいいとしても叔母さんはワンコ苦手かも知れないし・・・でもまあ・・・いいか。
「じゃあ、宜しくお願いします」てな事になり、後はその時まかせじゃ〜。直ぐに旅行社に連絡を取り２７日の航空券の予約。３０分程するとチケットが取れたと連絡が
入りましたが、ワグナーがどういう状況で空輸されるかが心配でJASのHPを覗いてみました。
フムフム、空調は客室と同じに設定してくれるか・・・等と調べていると、航空券が５０％OFF
になるアンケートがある・・・一応アンケートに答えて「送信」をクリックすると画面が変わって
「おめでとうございます」の文字が飛込んで来ました。あれっ？当ったの？
「この画面をダウンロードして予約センターにご提出下さい」とあります。当った！
早速ダウンロード・・・あれっ、でもなに、山形→伊丹間は対象外じゃない！なんだよ〜・・・
やっぱり流行らないローカル線はダメなのか〜と一瞬諦めました。が、ちょっと待てよ・・・
仙台→伊丹間はあるじゃない！ 自宅から山形空港までは車で４〜５０分、仙台空港までは
高速を使えば１時間で行ける・・・旅行社に電話して事の次第を説明し、仙台空港からの空席状況
を調べてもらうと・・・あった！
旅行社さんゴメンナサイ、５０％OFF券は直接JASに申し込みとか。
そんなこんなの騒ぎの末、始まり始まり〜、ワグナーと男同士の旅行の始まりです。
家を出る時、外の駐車場まで見送るママの目にはうっすら涙。。
「ワグナー２日もいないんだね〜・・・ウルウル」あのさ〜、俺はど〜なのよ。（ーー；）
仙台空港の駐車場に車を置き、さっそうとワグナーを連れて搭乗手続きカウンターに歩く
パパではありました。ムフフッ、気持ちいいね〜、みんなの注目の的！
夏休みとあって、子供連れの家族も多く、キャーキャー言ってる。
ワグナーも気分良さそうに足取り軽やかにチラチラとパパを見ながら歩いています。
これぞワンコライフの醍醐味！ (^m^)グフフッ
搭乗手続きも済み・・・
人間＝半額の往復航空券２万６千円也
ワンコ＝片道２万4千数百円也・・・（￣□￣；）！ 高い！ワンコも一緒に
半額にしてくれてもいいのにと思いながらも人間様よりゃ安いからいいか。
（これが伊丹→仙台では逆転するのです。何と伊丹空港ではワグナー代金２万７千数百円も
取られちゃうとは。結構いいかげんですよね、このへんもっとちゃんとしないと信用亡くしちゃい
ますよJASさん。）
後はワグナーをJASで用意したバリケンに入れるだけ。心配した通り、ワグナーのバリケンより
一回り小さいバリケンを用意されたせいか他のワンコの臭いが気になるのか絶対拒否のワグナー。
JASのおネエさんが、真新しい一回り大きいバリケンを用意してくれました。
このへんはJASも親切ですよね。（悪口ばかり言ってる訳ではありませんよJASさん）
新品のバリケンを組み立ててくれてる間、「ワグナー、いい子だから入れな」と
声を掛けていたのが良かったのか、はたまた新しいバリケンが気に入ったのか今度は何とか
中に入ってくれました。これも修行だぞ、ワグナー。ピーピー啼くんじゃない！
お前は大型犬の男の子なんだから。 ワグナー、１才８ヶ月の夏。