躾開始(3月13日)

 私達の食事時、テーブルの上のおかずが気に成ってしようがないロビン。皿をこっそり舐めようとしたり『イケナイ!』の声にも好奇心が勝ってドタバタ騒ぎ出し、『座れ』や『伏せ』のコマンドもさっぱり。しまいには反抗するようにワンワン吠え出したりウ〜ッと唸ったり。

 フムフム、そうか。まだ自分のスタンスを理解してないな〜。ロビンが我が家に来て3ヶ月が経ち、来た頃のひ弱さもだいぶ影を潜めて来たし、「そろそろ本格的に躾を始めるか。」って事になり、『ハウス』の声で今までほとんど使っていなかったバリケンに。バリケンの中で『ワンワン・ヒーヒー』騒いでるけど、ここはじっと我慢の私達ではあります。

 今まで、夜も寝る時はわたしのベッドの枕元で寝させていたロビンですが、この夜は初めてバリケンの中で一夜を過ごす事になりました。2階の寝室にも聞こえるロビンの鳴声は夜中の2時くらいまで覚えています。ご近所さんもうるさかったかな?

 ワグナーの子犬時代を思い出しながら、同じようなヤンチャもするけど、ワグナーとは違うところもあるな〜と、記憶を辿りながら子犬のロビンを見ています。生後127日のロビン。この頃のワグナーはトイレットペーパーをどっかから食わえて来て、テーブルの下に潜ってカジカジしてたり。ここまではロビンも同じ。下記は『コラーッ!』って怒られた後の両者の違い。

ワグナーの場合】わざわざ私の座るソファーの上に移動して、悪びれもせず私の側でトイレットペーパーをカジカジ。

【ロビンの場合】ドドドドッっと逃げるし隠れるし、イケナイ遊びをしている意識充分。

 今朝もロビンの鳴く声で6時過ぎに起こされました。寝室からバリケンのあるリビングに下りて、バリケンの入り口を開けてやるとシッポ・ブンブンで飛び出すロビン。そのまま外に連れ出して、玄関の側の電柱の前に丁度あった残り雪に行ったので「チッコしろ、ロビン、チッコだよ。」と声を掛けると、直ぐにしゃがみ込んでチーッ。理解力はワグナーより早い。

 我が家のリビングには玄関からのドアと、台所側のドアと2つのドアがあります。玄関からのドアはリビングに内開き、台所側のドアは外開きとなっています。
リビングから出る時に、ドアノブを下げて押せば開く台所側から出る事を、先ず覚えたロビン。
玄関側のドアから入室するのも同じ条件なのですが、しばらく出来なかったのです。 が、最近それもクリアしました。

 台所のドアから出て、2階の階段を上り、2階でさんざん遊んで玄関側のドアから入室ってパターン。

 ワグナーは邪気のない子だったし、必要最低限の躾があれば、あとはワグナーの良さをなくさないようにと思っていました。ロビンは理解が早いだけに、上下関係を勘違いしないように躾していけば、私達でも完全ノーリードも可能な子になるような予感を感じさせます。躾の技術もそう有る訳でもないし、それだけの情熱を持ってやっていけるかは、仕事に振り回されるわたしにとって難しい事かもしれないけど、ロビンの幸せのためにワグナーが教えてくれたワンコとの付き合い方を、少しだけ進歩させてみようかな。

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