サーブの車庫建築日記/12月編



Garage construction diary of SAAB/December

12月編


(12/01)
いよいよ今年も「12月」に入った。今日、やっと外部足場を解体した。やっぱり「箱」だな・・・
この角度からでは、屋上の「融雪ボイラー室」が見えない。
正面のサッシはアルミと樹脂の複合サッシだ。硝子は Low-eガラスで緑っぽい色をしている。
サッシは立山アルミのカームグレー、硝子はセントラル硝子だ。なぜプラスチックサッシにしないのだ?
それには色んな理由があるのだよ。例えば、全てプラスチックにする予算が無かったとか・・・
3階もゼ〜ンブ窓にすれば良かったのに・・・、セヌトコロガオモシロキ by 世阿弥
明日、ゴミコンテナを撤去する予定だ。

外部足場解体
階段 4号

大変長らくお待たせしました。階段 4号の出来上がりです。段数は 4段しかありましぇん!
増築 1階から既存 1階への階段で、蹴上げを15cmにして勾配の緩〜い階段にしている。
ただ今、階段 5号の造作中なので、そちらも近々アップの予定、乞うご期待!
外周りはすっかり出来上がったのに対し、中は未だ「柱」が見える状態だったりする・・・

4段は不吉? 気にしない、私は「4」が好きだから・・・。因に「9」も好きだし「13」も好きだ。
私は基本的に「3」と「1」が好きだ。3+1=4、3×3=9、13 は言うまでもない。
と言いつつ、お客さんの階段は 4段なら 5段に、9段なら 10段に、13段なら 14段にしてしまう。
後で色々言われるのは嫌だからね・・・
今回の階段は、増築 1階から既存 1階までが 4段、既存 1階から増築 2階までが 9段、合わせて13段!
最強?の階段なのである。密かに、レッド・ツェッペリンの「天国への階段」と呼んでいる。
キリスト教と違い、仏教には「輪廻転生」という言葉があるのだよ。南無阿弥陀仏・・・

(12/03)

エアコン屋外機の雪囲い

先日(11/28)に取り付いたエアコン屋外機に「雪囲い」を作った。
Mac & DUCATI ITO!の設計施工である。我ながら、なかなかの出来だと自負している。
実は、コレを作るのにまる二日掛かった・・・
壁は 9mmの完全耐水合板で、骨組みの材料は大工さんから貰った。ビスは屋外なのでステンレスビスだ。
壁面は木材保護着色塗料の「キシラデコール」を塗っている。
屋根面には板金屋さんから「ガルバリウム鋼鈑」を張って貰うつもりだ。
屋根と壁は、取り外しが出来る様にしている。夏場は外さないといけないからね・・・

外部足場が無くなったので、屋上にコレを持って行くのが結構大変だった。
1階の車庫で加工した物を屋上まで運んで、屋上で最終的な組立てをやった。
穴でも開けて、何かデザインしようかとも思ったが、それでは雪囲いに成らないので止めた。
今日、板金屋さんが屋根部分を持って行った。作業場で加工して持って来るらしい。
屋根の勾配を一寸勾配(1/10)にしたのだが、もう少し勾配を上げても良かったと反省している。
この雪囲いが何年もつか判らないが、次に作る時は、多少 art(芸術)してみようかとも思っている。

12月に入って、いつ雪が降って来るか判らないと言うのに、未だに融雪ボイラーが取り付いていない。
例年ならとっくに初雪が降っている・・・、お陰で我が家の工事は助かっている訳だが。
明日の天気予報は「くもり時々雨か雪」らしい。もし雪が降ったら・・・
設備屋さんが『雪が降ったら雪下ろしに来る』と言っていたので、彼等にやって貰うとしよう。
そんな事より、今年の冬は面白い! 楽しみな「融雪実験」が待ってるからね・・・

(12/06)
一昨日、初雪が降った・・・。昨日、融雪ボイラーの取付けが終わった・・・。
早速、試運転! と思ったが、油タンクとオイルサーバーが付いておらず、試運転は出来なかった。
雪が降ったと言っても、降り始めの雪は直ぐに融けるので「根雪」には成らない。
なんて、余裕こいてる場合でもないのだが・・・

 融雪ボイラー
サンポット CUG-322CSR F(融雪面積 100m2まで)
暖房出力/ 37.2kW(32,000kcal/h)

当初、ボイラーとヘッダーが一体型の「フルユニット」を使うつもりだったが、
ボイラー室もある事だし、スペースも十分にあるので、ボイラーとヘッダーを分けている。
ヘッダー内臓のフルユニットは 64万円(定価)だったが、ボイラー単体だけなら 32万円(定価)である。
将来、ボイラーの修理・交換を考えると、パーツは分けた方がイイだろう。

ボイラーの左上部にあるのが、降雪・気温センサーと地中センサーの「制御盤」だ。
外気温設定(0〜4度)、地温設定(0〜20度)、遅延タイマー(3分〜6時間)をコレで設定する。
取り合えず、外気温(2度)、地温(10度)、遅延タイマー(1時間)で始めようと思っている。
回す温水の温度は、ボイラーの方のリモコンで設定する。
ボイラーの設定温度は 30度に設定する予定だが、日中は暖かいので温度を 20度に下げても大丈夫だろう。
日中(午前 9時〜午後 3時)は、設定温度を下げた「セーブ運転」にしようと思っている。
その為、ボイラーのリモコンは「プログラム運転」が出来るリモコンにした。

センサーもボイラーも一度設定すれば、後は「自動運転」なのだが、その設定が以外と楽しいかも。
大雪が降った場合は、ボイラーのリモコンで設定温度を上げてやると言った感じだ。
融雪ボイラーの油配管には「灯油メーター」を付ける予定なので、灯油の使用量もチェック出来る。

なぜ、煙突と配管(銅管)の保温を巻いていないのだ? 気付いた方は「機械設備」に詳しい方だ。
融雪ボイラー室の屋根は、ボイラー室の「熱」で屋根雪を融かそうと考えている。
ボイラー室の天井は、屋根(折版の裏)が表しだ。その為にわざと保温をしないで貰った。
果たしてソレで雪が溶けるかどうかは判らない。融雪ボイラー室の屋根雪がソレで融ける事を祈る。

 ヘッダー
標準仕様より、太くて大きなヘッダーに変更して貰った。
融雪回路は 5回路だが、ヘッダーは 7回路用のヘッダーだ。
必要回路の他に「温度計」と「水抜弁」を設けてある。
温度計は、温水の「送り」と「戻り」の温度チェックをする為だ。
ヘッダーの上に付いているのは「エア抜き」である。
不凍液をもう1缶(18 liter)入れてもらう為、1回路分を入れてない。
不凍液が 2倍液の場合、−15度まで大丈夫らしい。

 降雪&気温センサー
平らな所が降雪感知で、その下の黒い所が外気温センサーだ。
可動式で 36cmから59cmまで伸びる。
折版の軒の出が少ない妻側なので最短(36cm)にしている。
カラスが止まって、センサー部分に糞などしない事を祈る。

 地中センサー
本来、コレはロードヒーティングで「地中」に埋める物だ。
今回は、地中センサーを FRP 防水の上に置いて、
それをモルタルで埋める(包む)事にした。
我が家の場合、地中ではなく「地表面センサー」なのである。

3階に「センサーリモコン」と「ボイラーリモコン」が付くが、それは未だ取り付いていない。
仕上げ工事が終わってからリモコンを取付けて、それから「試運転」をする予定だ。
それまでは降って欲しくないと願う「雪」だが、その後は「大雪」になって欲しいと真面目に思っている。
どんな大雪でも、確実に融かす自信がある。だが問題なのは、その融雪する為の「燃費」なのだ。
融雪と簡単に言っても、ランニングコストの掛かり過ぎる融雪では、お話しに成らない。
我が家の融雪は、原理が「コンクリート蓄熱床暖房」なので、屋上の表面温度を 20度・30度にも出来る。
ボイラーの設定温度を上げて、ずーっと焚けば良い。だが、それでは融雪ではなく「暖房」だ。
今回は、屋根の融雪をどれだけ低燃費で出来るか? そこが最も興味深い実験なのであ〜る。

(12/07)
いよいよ本格的な雪に成ってしまった。屋上の緑色が真っ白に成っていた。
融雪ボイラー始動!と行きたい所なのに・・・
取扱説明書を見ながら、センサー制御盤の設定(だけ)やってみた。
ボイラーの方の設定は、お客さんの床暖房で何度もいじっているので、説明書を見るまでもない。
油タンクとオイルサーバーさえ取り付けば、仮設の電源を使って「試運転」が出来るのに・・・

あの積もった雪が、見る見る融けて、白が緑に変わって行く風景が・・・、ジツ〜に楽しみだ。
融雪の flow(流れ)はこうだ。
1.外気温センサーが設定温度(2度)以下になると、まず降雪センサーが働く。
2.降雪センサー面にヒーターが入り、センサー面を乾かす。
3.センサーが雪を感知すると、ボイラーが始動する。
 だが、地中センサーが設定温度(10度)以下でないとボイラーは始動しない。
 コンクリート蓄熱なので、気温は低くても屋上の床面は暖かかったりするのだ。
4.雪が止むと、遅延タイマーの設定時間(1時間)ボイラーが回ってから止まる。

外気温が 2度以下で、屋上床面温度が 10度以下で、雪が降ると融雪ボイラーが作動する設定だ。
だが、1度作動すると最低 1時間はボイラーが回る事になる。
それでは不経済なので、少々の雪は感知しない様に、降雪センサーの「感度」を最低に設定してみた。
センサーの感知設定には 2種類ある。
・設定 1 降雪センサー又は地中センサーのどちらかが働けば始動(or)
・設定 2 降雪センサーと地中センサーの両方が働くと始動(and)

設定 1 は「ロードヒティング」向けで、設定 2 は「ルーフヒティング」向けの様だ。
我が家の融雪は、当然「設定 2」の方である。
「設定 1」にすれば、雪が全く積もらない屋上にする事も出来る。ただ不経済なだけだ。

融雪ではなく「床暖房」として考えれば、真冬でも晴れた日なら、屋上で昼寝が出来るかも。
その為には、床面温度を25度くらいまで上げる必要があるだろう。
むむっ、真冬に床暖房の屋上で「雪見酒」なんて事も・・・、それも実験としては面白い。

(12/08)
今回、私は経験の無い「課題」にぶち当たった・・・、それは「結露」についてである。
私は今まで、結露なんて高断熱とペアガラス・樹脂サッシで問題無し!と軽〜く考えていた。
所がだ、我が家の融雪ボイラー室が、予想以上に結露が激しいのだ。
湿り空気線図(NC線図)を見ながら、対応策を考えている。南無阿弥陀仏・・・

結露と言う物は実に判らない・・・、と今更ながらに、その不思議さと恐さを知った。
何と素晴しい試練を、神と仏は私に与えてくれたのだろう・・・、感謝?
一般的な結露対策は、建築をやっている人間なら誰でも知っている。
だが、今回の我が家のケースは、なかなかお目にかかれないかも。ムフフフ・・・

温湿度計と湿り空気線図を見ながら・・・、上げるべきか、それとも下げるべきか?
私が何を悩んでいるのか、それが理解出来る人は「結露」に詳しい方だ。
今回は、物凄〜く「いい試練&いい勉強」に成っているかも。
余りにも抽象的過ぎて、何を言っているか、殆どの人は判らないだろう。ムフフフ・・・
企業秘密にも成り得る「体験&対策」だと思っているので、軽々しくアップはしない。
Mac & DUCATI ITO!も隠し事をする様に成ってしまったか・・・
心配御無用、いい対策&いい結果に終わったら、きっとアップする事でしょう。

三橋社長や江本央さんの様な方に相談すべきだろうか? 果たして私一人で解決出来るものか? 
たまには無い頭をしぼってみるとしよう。トラブルは自分の「財産」にも成る。
便利な事をやろうとすると、思わぬ弊害もそこには出て来るんだなとつくづく思った。

(12/09)
今日、待ちに待った油タンクとオイルサーバーと灯油メーターが取り付いた。
そして本日、午後 7時 31分、我が家の融雪ボイラーが始動した。
20cm ほど積もった雪を一気に融かそうと、ボイラーの設定温度を 60度で「手動運転」してみた。
「行き」のヘッダー温度は 30度、「戻り」のヘッダーは 1度だった・・・
つまり、土間コンクリートの中の不凍液温度は 1度と言う事である。

午後 8時半、1時間後の「行き」の温度は 45度、「戻り」の温度は 15度だった。
30度の熱を奪われて戻って来ると言う訳だ。
更に、この融雪ボイラー(
CUG-322CSR F)は、水を 30度上げる能力しかないと言う事でもある。

午後 9時半、2時間後の「行き」の温度は 55度、「戻り」の温度は 25度だった。
やはり 30度の熱を奪われて戻って来る。屋上の雪を見たが、未だ一向に融ける気配がない。
30度の熱は、未だコンクリートを暖める為に使われているのだ。そして「蓄熱」される。

午後 10時、2時間半後の「行き」の温度は 30度。30度? 「戻り」の温度も 30度だった。
ボイラーが止まっている様な? リモコンを見ると、液晶画面にエラーメッセージが出ていた。
取扱説明書に従いボイラーを再始動! だが、再びエラーメッセージが出て点火しない・・・
気が付くとオイルサーバーが、カタカタと五月蝿い。もしかして「ガス欠」か?
いや、そんな筈は無い。今日 300リッターの灯油を入れて貰ったばかりだ。
融雪ボイラーの灯油メーターを見ると「8.59 liter」で止まっていた。

慌てて「油タンク」のメーターを確認する。「空」だった・・・
残りの 291.41リッターの灯油は何処に行ったんだ? これは何処かで漏れているに違いない!
やってくれたねえ、設備屋め(怒)。
取り合えず、各階の油配管周りをチェックした。だが、別に漏れてる様な箇所は見当たらない。
300リッターも灯油が流出すれば、何処かで灯油の匂いがする筈なのだが・・・
だが何となく、漏れてる箇所は見当が付く。油タンクが「空」に成り得る場所だ。
油タンクが「空」に成るまで漏れると言う事は、油タンクより低いレベルの場所と言う事になる。
「既存の油配管」と接続した、地中埋設の部分が怪しい・・・

温厚な私も怒りが治まらず、夜中だろうが設備屋に「怒りの電話」を入れた。
明日、朝一番で修理に来るらしい。当然、300リッターの灯油代も弁償させるつもりだ。
折角の楽しい「融雪実験」が・・・、いい加減な工事のお陰で台無しである。
以上、我が家の「灯油流出事故!」の現場レポートですた。

(12/10)
油配管の漏れが直った。予想通り既存取合いの埋設部分だった。掘った土が灯油臭かった。
流出した 300リッターの灯油は「只」で入れて貰った。と言うか、只で入れていてくれた。
コレでやっと、本格的な「試運転&融雪実験」が出来る。

昨日の屋上
昨日のトップライト

昨日は 20cmあった積雪が、昨日の 2時間半の融雪で 15cmに減っていた。
予想では 6〜7時間くらいで融けるだろうと思っていたが、ちょっと甘かったかも・・・

  行きの温度 戻りの温度 設定温度
start 30度 1度 60度
1時間後  45度 15度 60度
2時間後 55度 25度 60度
3時間後 55度 25度 70度に上げる
4時間後 60度 32度 70度
5時間後 65度 38度 80度に上げる
6時間後 68度 42度 80度
7時間後 70度 44度 80度
8時間後 71度 45度 stop

今回は設定温度を、最終的に 80度まで上げてみた。設定温度 80度は「効率」が悪いと判った。
使った「灯油」の量は、昨日からのトータルで 39.57 liter だった。
¥50/liter で計算すると、約¥2,000 の灯油代となる。1cmの雪を融かすのに¥100の灯油を使う訳だ。
今回は新雪でなく、ある程度降り積もった雪を融かす場合だが・・・

今日の屋上
今日のトップライト

ここまで融ければ、後はコンクリートの「余熱」で、明日の朝には融けているだろう。
反省点は、トップライト周りの融雪である。他に散らばらせば融けるだろうが・・・
実験の後、手動運転から「プログラムセーブ運転」に切り替えた。
さて、次に雪が降るのはいつだろう? 天気予報では、明後日が「雨か雪後曇り」である。

それと、融雪ボイラー室の「結露」だが、何の問題も無くなってしまった・・・?
結露とは、水蒸気の多い空気が冷されると起きる物である。
水蒸気の少ない(乾いた空気)が冷えても、余り結露は起きない(起き難い)。
夏、冷えたビールが結露するのは、空気中の水蒸気が多いからで、単純な温度差などではない。
そう言う結論に私は達した。物理的に間違ってたら相スマン!

(12/13)
ずーっと後回しになっていた「融雪地中センサー」のモルタル詰めを今日やってみた。
地中ではなく、我が家は「地表面センサー」なのだが・・・

第一段階
第二段階
第三段階
第四段階
・第一段階   コンパネの上にボイド(300φ)を置いて、地中センサーを真ん中に置く。
・第二段階  防水モルタルを入れて、地中センサーを覆う。
・第三段階  断熱材(スタイロフォーム)を載せて、真ん中に少し埋め込む。
・第四段階  再び防水モルタルを入れて、断熱材を覆い、天端を金鏝で押える。

2・3日後、モルタルが固まったら、型枠(コンパネとボイド)を外せば良い。
以上、我が家の「手づくり地表面温度センサー」の出来上がりであ〜る。
なぜモルタルの中に断熱材を入れたのか、なぜセンサーの上に断熱材を入れたのか、理由は判るよね・・・

ボイラーリモコン&センサーリモコン

大きい方が、融雪ボイラーの「プログラムリモコン」で、床暖房で使うリモコンだ。
普通、融雪では「簡単リモコン」と言うのを使うが、それでは詳細な設定&運転が出来ない。
Mac & DUCATI ITO!は面倒な事も好きなのだ。だが、お客さんには簡単な方を薦めるだろう。
小さい方が、降雪・外気温センサーと地中センサーの運転リモコンだ。
コレでは、センサーの入り切りと、手動・自動の切換えしか出来ない。
センサーの各設定は制御盤の方でやる。センサーの設定もリモコンで出来れば便利だったのにと思った。

近頃、雪が降ってもいないのに、融雪ボイラーが稼働している様だ。灯油メーターが進んでいるのだ。
私の知らぬ間に・・・、それで外気温センサーの設定を 2度から 0度に下げてみた。
外気が 2度以下に成ると、雪でなく雨でもセンサーが感知して、ボイラーが稼動してしまうのだ。
遅延タイマーの方も、1時間から 30分に短くしてみた。
雪が降るまで、メインスイッチは切って置くべきなのだろうか? う〜ん実につまらん!

(12/14)

今日は日曜日だと言うのに、現場でタイル屋さんが作業をしている。
玄関と風防室の、タイルと石貼りである。
平日に、玄関の作業をすると「通行止め」に成ってしまうので、
タイル屋さんには申し訳ないが、日曜日にやって頂いた。
しかも、先週と今週の 2週に分けて・・・

巾木はイタリア産の大理石調タイル(333角)で本物より安い。
床は中国産の黒御影バーナー仕上げ(300角)で 1枚¥500 と安い。
先週は、親父さんが巾木のタイル貼りを手伝っていたが、
今日は親戚の法事に行ってて親父さんはいない。
私は手伝う気などサラサラない。バキッ!/(>_<;)



階段 4号以降、階段 5号の紹介を怠っていた。5号は私の部屋に行く為の大事な階段なのだ。
4号が 4段、5号が 9段、コレが噂の「ツェッペリン・天国への階段」であ〜る。
階段を上がった所のサッシが、内倒し内開きの「ドレーキップ」だ。
こうして見ると、屋上への階段(階段 2号)と感じが何となく似ているかも・・・
階段 2号は、コレで完成と言う訳ではない。更なる造作が残っているのだが、それは最後になるだろう。

階段 4号& 5号
階段 2号

階段室の壁は「羽目板張り」だが、廊下・ホールは全て塗り壁だ。と言っても、いわゆる在庫処分だが・・・
壁が「灰色」なのは薄塗りプラスターで中塗りを取っているからだ。手前味噌に成るが、やはり塗る壁はいい。
クロスなどに比べると、中塗りをしただけでも「感じ」が違う。我が家の壁は全て「珪藻土壁」である。
だが、板張りもイイねえ・・・、階段室は明るくしたかったので、白っぽい色(ケヤキ)にしてみた。

階段 2号の右側にプラスチックサッシが見える。開閉金物は全てハンドルだ。
クレセントなんてチャッチイ金物は付いていない。引違い窓の場合は、ハンドルが左右に付いている。
ドレーキップやパスクは、更に特殊な開閉金物が付いている。
昨日、見学に来た人が『サッシが普通のと違う・・・』と言っていた。素人でも「違い」が判るサッシだ。
『値段も違いますよ・・・』と一言申し上げておいた。

コレを見た後に、和室に使った日本製のサッシを見ると、妙に安っぽく感じてしまう。
それは私だけではない様だ。一応はアルミと樹脂の複合サッシで、硝子は Low-e のペアだし、
住宅サッシとしては高級な方なのだが・・・

 座禅堂?

階段下の何も使えないスペースを「座禅堂」にした。
人が一人入って、座禅を組むには丁度いい。
ご丁寧に照明器具とコンセントまで設備してある。
何に使うと言うんだろう?
座禅に飽きたら、そこに金魚でも飼おうかと・・・
だが、座禅の邪魔なので、そこには何も置かない。


 ミニキッチン

巾1200の電気コンロタイプである。冷蔵庫は無い。
私が使っている 3ドア冷凍冷蔵庫を、隣に置く予定だ。
冷蔵庫が無くなれば、私の部屋も広く使えると言う訳だ。
給湯ボイラーからの距離が遠いので、給湯配管はしていない。
「電気温水器」を付けようかどうかと迷っている。
私は必要だと思うのだが、家族はいらないと言う。
勝手に付けてしまうか、私の為に・・・


ケロメイト(灯油メーター)
融雪ボイラー(12/14)

融雪ボイラーにオイルサーバーと灯油メータが付いてから、未だご紹介していなかった。
左上がオイルサーバーで、その斜め右下にあるのが灯油メーターだ。
このオイルサーバーは灯油を 8m 上げる事が出来るが、屋上まではそれ以上の高さがあるので、
2階にもう一つオイルサーバーを設け、中継して屋上まで持って来ている。

灯油メーターは、デジタル表示でミリリットルまで細かく判る「微流量燃料油メーター」だ。
この 3日間で、私の知らぬ間に 39.572 から 44.848 まで 5.276 liter も進んでいる。
融雪ボイラーの不必要な運転(燃焼)は、この灯油メーターがしっかりと教えてくれるのだ。
毎週メーターをチェックすれば「燃費」も出せるし、1シーズンの融雪に使った灯油量も判る。
人に話しをするにも、そう言ったデータが有ると無いとでは説得力が違う。

ボイラーからヘッダーまでの銅配管を、やっぱり保温する事にした。配管が剥き出しではね・・・
保温と言うより配管の「保護」のつもりなので、保温材は肉厚の薄い物にしている。
煙突の「排気熱」は、折版の融雪にも例の結露防止にも有効なので、保温は巻いていない。
この融雪ボイラー室は未だ発展途上で、これから improvement(改良)して行く予定である。

(12/17)
近頃、自慢の融雪ボイラーが稼動しない。ケロメイト(灯油メーター)が
44.848 liter のままだ。
外気温設定を 0度にしてしまったからだろう。雪も降らないし・・・、実につまらない。
天気予報では、今週末から来週に掛けて待望?の雪が降る様だ。妙に楽しみだ。
去年までは嫌な雪だったが、こんなにも雪に対する接し方が違って来るものかと自分でも驚く。
雪国にはやっぱり融雪設備が必要だろう!こんなに雪が待ち遠しいなんて・・・

3階洋間のクロス貼り

我が家の木工事も「仕上げ工事」に入り、そろそろ目処が付いて来たって感じだ。
一昨日、クロス屋さんがボードのパテ処理に来たのだが、今日ベロベロとクロスを貼って行った。
明日でクロス工事は全て終わるだろう。湿式の「塗り壁」と違い、クロスは施工が速いねえ・・・
写真のクロスを貼ってない部分(コンパネの部分)は、掲示板壁で「掲示板クロス」を貼る。
更に天井の廻り縁には、廻り縁兼用の「ピクチャーレール」を付けている。
当初、ピクチャーレールは 3ヶ所に付ける予定だったが、結局は 9ヶ所(そっちこっち)に取付けた。
そんなに飾る「絵」が、我が家に有るのだろうか?とも思う。

明日、3階ホールと廊下の壁を「塗る」と言うので、
融雪ボイラーのリモコンを外した。ヒモで引っ張っている。
何だか情けない格好だが、コレでもちゃんと機能はしている。
壁がクロスだったら、こんな養生をする必要も無い。
クロスなら、貼って直ぐにリモコンを取り付けられるが、
塗り壁だとそうは行かない。2〜3日はこのままだろう。
手間と時間が掛かる物は、それ也にイイ物でもある。
なんて「かべ屋」の宣伝でも無いのだが・・・

デザインクリート・ペーパーステンシル

先週の木曜日に、車庫前スロープの土間コンクリートを打設した。
只のコンクリートでは面白くないので「デザインクリート・ペーパーステンシル」と言う仕上げにした。
コンクリート打設後に、型紙を敷き、上塗りをして、型紙を取ると「模様」が出来ると言う物だ。
型紙は、色んなパターンがあったが「オールドレンガ」と言うのにしてみた。
養生は夏期(1週間)冬期(2週間)とあったが、1週間で養生を外した。
この後、水洗いをして、十分に乾燥させて、トップコートを掛けるのだが、もう少し待った方がイイかも・・・
コンクリート打設後 1週間では、今の気候だし、コンクリートの水分も未だ抜けていない。
トップコートは来週の予定だが、もし雪が降ったら、トップは来春、雪が融けてからにしようと思う。

どう見ても分電盤だな・・・

増築部分の分電盤は 16回路の分電盤だ。既存部分には 10回路の分電盤がある。
合わせて 26回路・・・、電気代もたっぷり食うんだろうなあ・・・
分電盤の右側にタイマーがある。「クォーツ停電補償式タイムスイッチ」と言う物だ。
コレは外灯と玄関ポーチの照明用スイッチで、外壁に付けた光センサースイッチと併用させている。
公衆トイレの照明に使う方式だ。私は三橋設計時代に、公衆トイレを 3つ設計させて貰っているのだ。
公衆トイレには非常用ベルと回転灯も付けるが、我が家には必要ないだろう。

タイマーは壁に取付ける予定だったが、見た目が悪いので、電気屋さんが分電盤に内蔵してくれた。
素敵な分電盤に成った。このタイムスイッチは、3回の ON/OFF が出来る様だ。
取り合えず、朝の 6時から 7時までの 1時間と、夕方 5時から 9時までの 4時間にセットしてみた。
光センサー併用なので、外が明るいと照明は点灯しない。いちいち ON/OFF する必要もない。
玄関と車庫の照明の方は、人感センサー(光センサー併用)スイッチにしている。
他は普通のスイッチである。既存部分が「ほたるスイッチ」なので、増築部分もソレにはしている。

と言う訳で「サーブの車庫建築」も、いよいよ工事完成!が見えて来たって感じだ。
今年中には完成し、引っ越しも出来そうで安心している。
バイクは引っ越しの荷物で出れなく成っていたし、今からじゃあもう乗れないし・・・
そもそも、私の想定した工事期間(3ヶ月間)と言うのが、実に甘かったと反省している。

(12/19)

アクリル看板(900×450×20mm)

昨日、アクリル看板が取り付いた。看板文字は「伊藤左官店 & KYLYN 建築設計室」である。
何となく、古巣の「三橋建築設計事務所 & 寒地技術研究室」に似てなくもない(笑)。
10mmのアクリル板(乳白)にカッティングシートで文字を貼り、更に10mmのアクリル板(透明)を重ねた。
取付け金物は、看板が外壁から 20mm ほど浮く金物にしている。看板の上には外灯が付く予定だ。
角は 30mm のアール加工をしている。大き過ぎず小さ過ぎず、程々に主張?させたつもりだ。

天井ブローイング
ニューダンブロー t=200mm

3階の天井と、1階の外部に面する天井(車庫とポーチ)は、断熱をグラスウール吹き込みにしている。
車庫の天井が大工工事の一番最後に成ったので、ブローイングも今頃になってしまった。
天井改め口から覗いてみたが、黄色いグラスウールは見ただけで何となくチクチクするって感じだ。
設計は 200mm だったが、250〜300mm はありそうな断熱工事だ。断熱屋さんに感謝!

今日は現場の作業員が多かった。
木工事、左官工事、鋼製建具工事、木製建具工事、塗装工事、断熱工事、設備工事、電話工事、
と言う訳で総勢 17名もいた。狭い現場に17名も・・・、ウロウロしている私と親父さんも入れれば 19名だ。
お陰様で昨日塗った壁にギズが・・・、今日塗った壁にもキズが・・・、誰が付けたかは不明だ。
今日塗った壁は何とか補修出来たが、昨日塗った壁はハッキリと補修の後が判る。
和室(真壁)ならその一枚を塗り直せば済むが、廊下の「大壁」となると、一枚でなく一面全体に成る。
大壁の場合は、部分的に補修するしかない・・・、まあ仕方がないだろう。

キズと言う物は、見ようとする人には見えるが、見ようとしない人には全く見えない物だ。
住んで行くうちに、早かれ遅かれ付く物でもある。キズの一つや二つ、小さな事は余り気にしない事だ。
我が家の現場には以外とキズが多いかも。それぞれのキズに工事中の想い出があったりする。
コレは○○さんが付けたキズだとか、コレは○○の時に誰か知らんが付いたキズだとか、
アレは?・・・、すみません私が付けたキズです(爆)。

今日で大工工事(木工事)が全て完了した。毎日来ていた人がいなくなると妙に寂しいものだ。
長瀬棟梁を初め、2階担当の大貫さん、3階担当の板垣さん、1階担当の松浦さん、大変お世話になりました。
わがままな Mac & DUCATI ITO!にお付き合い頂き、誠にありがとうございました。
完成検査で、指摘事項が沢山あると思いますので、手直しの方もヨロシク!

(12/20)

銀世界
双子山?

山形県全域に渡って「大雪風雪雷なだれ着雪注意報」らしい。
ところが我が家はこの通り・・・、いい感じに融けてるねえ。だがトップライトはこの通り・・・
なかなか思い通りには行かないものだ。思い通りに行かないのが又面白いのだが。
「大雪風雪雷なだれ着雪注意報」だけあって、雪の振りっぷりが今迄と違う。妙にワクワクする。
だが、困った問題も再浮上した。例の融雪ボイラー室の結露問題である。
ボイラーをガンガン焚けば結露は無くなるが、それでは融雪燃費が悪くなってしまう。
仕方がないので「除湿機」を置いているのだが、余り期待した効果は無い様だ。

折版に断熱材を貼る・・・、天井を上げて断熱する・・・、そうすると折版の雪が融けなく成ってしまう。
どっちも雪が融けて最高だと自分では思っていたのだが、世の中はそう甘くは無い様だ。
もうしばらく結露と戦ってみようと思っている。それにしても融雪ってのはイイねえ・・・

サーブの車庫イン

明日は日曜日で現場作業が無い。夕方、車庫にあった荷物や材料を片付けて、車一台のスペースを空けた。
早速、愛車・サーブを入れてみた。サーブを車庫に入れるのは今日が初めてだ。イイねえ・・・
サーブは以外と車輛サイズが大きい。4,815×1,795×1,475mm(長さと幅と高さ)だ。
奥行き 3間(芯々 5,460mm)のスペースにはギリギリって感じだ。
3枚引込みの木製建具を、内側に付けているせいもあるだろう。カーストッパーは必要不可欠だ。
車庫の木製建具は、来週月曜日に取り付く予定で、これも楽しみな建築パーツである。
この車庫にはサーブと妹のオペルを入れる予定だが、出来れば「サーブとドカティ」を入れたい・・・
車とバイクならスペースもゆったりと使えるのだが、そんな事を妹が許す筈もない。

(12/23)

open
close

昨日、最後に残っていた車庫の木製建具(3枚引込み戸)が取り付いた。
重量シャッターやスライダーを取付けるよりもよっぽど安いのに、よっぽどイイ感じ?である。
やはり下端にステンレス板を貼って正解だった。開閉も思ったよりもスムースだった。
サーブの車庫は、やっぱりシャッターやスライダーではダメだろう。

2階の畳
3階の畳

今日、畳が入った。2階に 6帖が 2間、3階に 6帖が 1間、増築部分の和室は 3部屋である。
畳の「へり」は、個人的に柄無しが好きなのだが、家族の意見を尊重して柄の入ったへりにした。
私は柄無しの紺でスキッ!としたかった。うちの家族にはセンスが無い・・・
その代わりに、3階はへり無しの「琉球畳」にしてみた。市松模様がなかなかイイ感じだ。
家族には『何だ?このへりも無い安っぽい畳は・・・』とか言われた。ヘヘヘ・・・
実は、2階の 12帖(12枚)と 3階の 6帖(12枚)では、畳の値段はほぼ同じなのだ。
つまり、3階の畳の値段は 2階の畳の約 2倍の単価なのである。そうとも知らずに・・・
2階の真壁和室には「へり付き」、3階の大壁和室には「へり無し」って感じにしてみた。

夜景 1
夜景 2

昨日・今日で、照明器具が全て取り付いた。早速、点灯試験!
車庫の木製建具のスリットが、いい感じに主張してくれている。看板上の外灯と相まって尚いい感じだ。
2階が「安い畳」の上段と茶の間で、3階が「高い畳」の客間だ。
3階の窓に「黒い三角」があるのが見えるだろうか? 実は黒ではなく赤いのだが・・・
建築基準法施行令 126条の「消防隊進入口」の赤色反射板(1辺20cm)である。
建物が 3階以上の場合、建物の用途に関係なく、消防隊進入用の表示が必要なのだ。
一般住宅の場合は「表示するのが望ましい」で強制はされないが、ちゃ〜んと表示して差し上げた。
もしもの場合、消防隊の方にも優しい?建築なのであ〜る。
因に、この赤色三角表示板だが 1枚¥800もした。1枚だけなので許そう・・・
なのに、うちの家族から『検査が終わったら外せ・・・』と言われた。実に困った素人どもである。

(12/24)

菱晃 EQ-909(ツインドーム)

昨日、送電が完了したが、照明器具の取付け完了が「夜」になってしまったので、
トップライトの開閉試験は本日になった。小雨だったにも係わらず・・・
しかしイイねえ、こい言うオモチャみたいな物は・・・、生意気にリモコンまで付いている。
壁付けの電動スイッチは 3階のホールに付けたが、リモコンで 2階からでも、1階からでも操作が出来た。
だが、リモコン操作は吹抜の階段室からだけで、部屋の中からは効かなかった。まあイイだろう・・・

それと間抜けなのは、照明器具のリモコンと違い「チャンネル設定」が無いと言う事だ。
照明のリモコンの場合、リモコンが干渉しない様にチャンネル設定が出来るが、コレにはソレが無い。
リモコンで操作すると、2つのトップライトが一緒に開閉するのだ。まあそれもイイだろう・・・

電話機

TAMRA
TD130

主装置

TAMRA
MT100bm

今日、電話屋さんが電話機とテレビドアホンと主装置を取付けて行った。電話の切替えはまだ未定だ。
茶の間と居間が 2階と言う事もあり、お袋さんの要望で「テレビドアホン」も付ける事にした。
母親の姉妹の家にソレがあって『ミニキッチンの電気温水器を付けるよりソレを付けろ』と言われたのだ。
実際には、電気温水器もテレビドアホンも両方付ける事にしたのだが・・・

電話機は、写真の置き型(TD130)が 3台、コードレスが 3台の計 6台のビジネスホンである。
今までは 5台のホームテレホンだったので、台数的には余り変わりは無い。
我が家は電話用の一般アナログ回線と、ファックス・パソコン用の ADSL 回線の 2回線なのだが、
今度からは、ファックスを使っていない時は、外線を 2回線として使えるらしい。
それで、キャッチホンは無くして、ナンバーディスプレイ契約にする事にした。

電話主装置の上の「盤」が LAN 及び電話の盤で、ここに ADSL モデムとルーターが入る。
電話主装置の左にあるのが 2階にある「オイルサーバー 1号」だ。
しかしこの主装置は、サイズが 385×320×124mm(幅と高さと奥行)とデカイ。
停電用バッテリー内臓で、停電中でも、どの電話機からでも外線発信が出来るらしいが・・・
電話番号の登録は 1,000件まで出来るらしい。他にも色々と機能がある。これはいじるのが面白そうだ。

God(神)shelf(棚)

私は「天照皇大神」よりも、ゴータマ・シッダルタ・ブッダの方が好きだ。キリストよりもブッダだ。
我が家は「浄土宗」なので、念仏は「ナムアミダブツ(南無阿弥陀仏)」である。
うちの母親は、仏様より神様の方が好きらしい。今日、こんな立派な神棚を買って来た。
神棚寸法にギリギリ入る大きさの神棚を買って来たらしいが、大きければイイって物でもない。
私なら、左右に 10cm 程度の空きスペースを設ける。コレではちょっと「建ぺい率」が・・・
神明造り・・・、伊勢神宮か?って感じの立派な神棚である。二礼二拍一礼・・・
それと神棚左側の柱が、年輪(目)が 87本もある「秋田天然杉」と見間違う自慢の柱(貼り物)だ。
これは赤白(源平)だが、もしコレが赤だけの秋田天然杉の無垢なら、かなりの値段だったろう・・・

同級生の三浦美英くんから『画像が小さいので、もっと大きな画像を載せて欲しい』と言われました。
誠に申し訳有りませんが、プロバイダの Web 容量(30MB)が有りますので、画像は小さくしてます。
詳細画像を見たい場合は、画像でなく現物を見に来て下さい。大いに歓迎します。
更に「建築の何たるか」もお教え致しましょう・・・、現場には Web にアップ出来ない物もあります。

(12/27)

LAN の盤 複合機

昨日、電話工事が終わって電話もファックスも開通した。パソコン LAN の通線・結線も終わった。
私の部屋から ADSL モデムルーターが消え、ファックス・コピー複合機も消えた。
妹に占拠されていた私の洋間も空いて、部屋を広く使える様にもなった。素直に嬉しい・・・
しかし、LAN の盤が目一杯って感じて、もう少し大きなサイズの盤にすれば良かったかも。
ルーターも 3階のハブも 100base-T だが、LAN の配線は 1,000base-T 対応の配線にして貰っている。

それと、私は別にいらないと思っていた「テレビドアホン」だが、コレが実に使える。
客がドアホンを押さなくても、テレビモニターで見たい時に玄関前を監視出来る。更に音も聞こえるのだ。
コレは楽しいオモチャが、又一つ増えたって感じだ。
電話の機能も色々ある様だが、その前に「電話帳登録」の方が先だろう。年賀状も未だだし・・・

妹の部屋(出窓)

妹の部屋は増築部分の 3階にある。しかも 2部屋も・・・
エアコン、FF 暖房機、コードレス電話、パソコンLAN、クローゼットと全て完備だ。
部屋の天井にトップライトが欲しいと言っていたが、私の「屋根融雪実験」の邪魔なので意見は無視した。
『ノートパソコンも新しいのが欲しい』などと言っていたが、そんな物は自分で買いたまえ。

雪が積もらない屋根(屋上)

外気温センサーの設定を 0度でなく 2度で自動運転すると、屋根に雪は殆ど積もらない。
融け過ぎるくらいで、乾いて湯気さえ出ている部分もある。トップライトだけはどうしてもこんな感じだ。
燃費を考えて、温水の設定温度を 40度から 35度に下げてみた。5度の違いが楽しみだ。
コレならどんな大雪が降っても大丈夫だと確信も持てた。設定温度は 80度まで上げられるのだから・・・
既に融雪をやっている方から『1シーズン目の設定が難しい』と言われたが、なるほどその様だ。
『その設定もなかなか楽しい』とも言われたが、まったくその通りである。
増築部分に私の部屋は無いが、融雪ボイラー室とこの屋上が「私の為のスペース」でもある。

(12/31)

MAC de NENGA 2004

「NHK 紅白歌合戦」を見ながら、年賀状を印刷している。
親父さんの分は、印刷して直ぐに郵便局へ持って行った様だが、私の分は印刷真っ最中である。
私の年賀状は明日、郵便局に持って行くつもりなので、間違いなく元日には届かないだろう。
今回は年賀状を作る時間が余り無かったので、裏面のパターンはこの一つしかない。
これまで「kylyn special」が届いていた方には、ジツ〜につまらない年賀状だろうが、ご勘弁頂きたい。
バックの画像は、12/23 の「夜景 2」の階調を反転(ポジをネガに)しただけだ。


12月編

Garage construction diary of SAAB/December 


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